事故などの死体処理で生計を立てているロバート(ロレンツ)とベティ(M)。実はこの仕事は死体愛好者である二人にとっては趣味と実益を兼ねた天職だった。だが、ひょんな事からロバートは会社を馘になってしまい、死体が手に入らなくなってしまう。愛想を尽かして彼を捨ててしまったベティを振り向かせるため、ロバートが選んだ究極の手段とは…
ホラー映画好きというのは業が深い。ホラーそのものが悪趣味映画と割り切るのは良いのだが、どうせ悪趣味なら。とエキサイトしてしまいがちで、そうなるとストーリーとか構成とか全く考えに入れず、ただグロテスクな描写が過激であればあるほど「最高の映画!」としてしまう事がある。
それで、そういう悪趣味な人間が最終的に到達する作品こそが本作。この悪趣味ぶりは並じゃなく、物語も無茶苦茶。何より観てるだけで気持ち悪くなることは請け合いの作品である。
私も一応ジャンル映画好きと自負はしてるが、しかしやはり中途半端であることは本作を観て実感した…と言うか、思い出すだけで気持ち悪くなってくる。業がそこまで深くなかったことを喜ぶべきか、情けないと思うべきかは分からない。
この作品を観たのは大学の時で、実は友人がある企画を持ち込んできたのだった。その企画というのは、チキンレース焼き肉パーティをやろう!というもの。この作品をレンタルし、それを観ながら焼き肉を食べ続け、ギブアップした奴が飲み代を払うというもの。五人ほどが参加し、私も“ジャンル映画好き”として当然参加したのだが…はっきり言ってこれは大失敗。一応全員完食したものの、中盤以降誰も何も言わなくなってしまった上、しばらく焼き肉を見るのも嫌になった。これを書いてる今でさえ気持ち悪くなるくらいだから…うぷ。
ストーリーは語るまでもなく酷すぎるし、描写も酷い。冗長な上に単に気持ち悪くなっただけだったり。
少なくとも、何か食べながらこれを観るのは絶対に止めておくべきだとだけは言っておこう。
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