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海のテロリスト―サメはなぜ人間を襲うのか?その本能と習性(書籍) _(書籍) |
1997 | 6'25 死去 | |
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1975 | 世界の果てへの旅 監督・製作 | |
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1964 | 太陽のとどかぬ世界 監督・製作 | |
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1956 | 沈黙の世界 ルイ・マルと共同監督 | |
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1910 | 6'11 ジロンドで誕生 |
太陽のとどかぬ世界 Le monde sans soleil |
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前作『沈黙の世界』から、新しい試みとして、海の中に作った居住空間での生活と、そこから見える海の中の光景を描くドキュメンタリー。本作は実際に海面下10メートルに8人の人間が生活できる設備を作って撮影されている。 前作『沈黙の世界』もそうだが、本作の面白いところは、なんと言ってもクストー本人がナレーションを当てているところだろう。自分自身で海底基地を作っているだけに、技術的な話や、そこでの人間関係、そして生活に至るまで細かく語っている。その語り口も流暢な上、結構皮肉めいているので、ナレーション聞いてるだけでも結構楽しい。 勿論そこから見える海の姿も良い。世界中の海に行った『沈黙の世界』程の緊張感はないにせよ、その分学術的に細かく描写されているのが良い。今観ても海洋動物の美しさは新鮮だ。 ちなみにフランス政府の後援を受けているが、これは米ソ両国が宇宙開発に血眼になっているのを皮肉るためだったとも言われている。ああ見えて政治的にははっきりした主張を持っている事が分かる。 |
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沈黙の世界 Le monde du silence |
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1956米アカデミードキュメンタリー長編賞 1956カンヌ国際映画祭パルム・ドール(クストー&マル) |
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海の魅力に触れ、特に深海への憧れを持つクストーが、自らの船“カリプソ号”を駆り、地中海、紅海、印度洋、ペルシャ湾と航海を続け、そこで撮影した海のフィルムを、特に生の魚の生態を中心に再編集した記録映画。 ジャック・イヴ=クストー。この人は元々映画監督ではない。フランス海軍の大佐で軍人なのだが、海洋調査を進める内に海の魅力に取り憑かれてしまい、その調査結果を基に海洋学者にまでなった人物で、水中考古学なる学問を発足。更に海中深く潜るためにスクーバ(商品名アクアラング)の開発者としても知られる人物。これらは全て趣味が高じて出来た事なので、最も幸せな生き方が出来たマニアの憧れかも知れない。 ドキュメンタリーなので物語はないけど、単に魚を紹介するだけでなく、カリプソ号に乗っている人物もきちんと描写しており、しかも彼らの目的は映画ではなく、海洋調査であるため、ここに登場している人物達はリアルで危険な目に遭っているのがよく分かる。実際本作の緊張感はかなり高い。ドキュメンタリーだからこそ出せるリアリティというのがここにはある。 この時代のドキュメンタリーとしては『砂漠は生きている』(1953)もあるが、あちらが動物を眺めるのに徹しているのに対し、こちらは映している緊張感まで伝わってくるかのよう。こういうドキュメンタリーの作り方もあるんだね。 クストーはこれまでいくつかの短編ドキュメンタリーは撮影していたが、商業的作品を作るために撮影助手としてまだ学生だったルイ=マルが参加。共同監督としてクレジットされる。マル監督も本格デビューの前に既に名前が知られていたという事になる。 |
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