クー!キン・ザ・ザ
Ku! Kin-dza-dza |
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ユーリー・クシュネリョフ
セルゲイ・セリヤーノフ
レオニド・ヤルモルニク(製)
アレクサンドル・アダバシャン
イゴール・アフメドフ
ゲオルギー・ダネリア(脚)
ニコライ・グベンコ
イヴァン・ツェフミストレンコ
アンドレイ・レオノフ
アレクセイ・コルガン |
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★★★☆ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
3 |
3 |
4 |
4 |
3 |
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著名なロシア人チェリストのウラジーミル(グベンコ)は、モスクワでのコンサート帰りに「甥」を名乗る青年トリクに絡まれる。気難しい性格のウラジミールは全くトリクの言葉に耳を貸そうとしなかったが、そこに現れた謎の裸足の人物に、ここはどの星かと尋ねられる。その人物の持つおかしな機械にトリクが触れた途端、二人は見知らぬ惑星に飛ばされてしまう。不思議な飛行機械から現れた二人組から、ここはキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクであると告げられる。
1986年にダネリア監督作品として公開された『不思議惑星キン・ザ・ザ』は、当時珍しいソ連製SFだったが、評価が異様に高く、あっという間にカルト映画化した。私が映画に目覚めた1990年代の後半あたりで、映画の本を読みあさっていた時になんどもこの名前を目にしていて、機会があったら観てみたいものだと思っていたもので、たまたまレンタルビデオ店でこのタイトル見た時にびっくりして即レンタルを決定した。その後DVDも発売されてそれも購入。私にとってもお気に入りの一本である。
それがアニメーションになって、しかもダネリア監督自身が映画化したということで、是非観たいと思っていたが、それも叶えられた。まずはこれを劇場で観られたことを喜びたい。
内容は本当に『不思議惑星キン・ザ・ザ』を踏襲しており、あの雰囲気が好きな人だったらすぐに入り込めるし、アニメになった分コメディ色は増してる。またロシア製ということで、あまり観たタイプのない作品なので、エキゾチックさも良い。
単純な楽しさで言えば及第点だが、ただ、オリジナル版を単純にアニメ化した感が強く、売りだった特撮がなくなった分、どうしても小粒感が拭えない。
オリジナル版好きな人には物足りないかもしれないけど、派生したものとして楽しむ分には全く問題ない。 |
製作年 |
2013 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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関連 |
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allcinema |
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