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アルフ・ケリン
Alf Kjellin

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
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1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974 刑事コロンボ 逆転の構図 監督
1973 刑事コロンボ 愛情の計算 監督
未婚白書 監督
1972
1971
1970
1969 マクマスターズ 監督
強奪超特急 監督
1968
1967
1966 クィーン・メリー号襲撃 出演
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952 白昼の脱獄 出演
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944 もだえ 監督
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920 2'28 ルントで誕生

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刑事コロンボ 逆転の構図 1974
<A> <楽>
ピーター・S・フィッシャー(脚)
ピーター・フォーク
ディック・ヴァン・ダイク
アントワネット・バウアー
ドン・ゴードン
ジョアンナ・キャメロン
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 写真家ガレスコ(ヴァン・ダイク)は自分の芸術のため邪魔となった妻を郊外のコテージで殺害。それを誘拐殺人のように見せかけるため、かつて刑務所取材の時に知り合った男を使って脅迫電話をかけさせた後、彼を殺害するのだった。時間の矛盾に気づいたコロンボ(フォーク)だったが…。
 シリーズの中でも名作の誉れ高い作品で、よくテレビでも放映されていた。ある意味シリーズの要素全てを詰め込んだ作品といえる。今回は特にいくら探しても物的証拠を見つけることが出来ないコロンボがヴァン・ダイク演じるカメラマンを追い込もうと幾重にも罠を張るという、一種逆転の構図が取られていて、それを何度もかいくぐるヴァン・ダイクとの頭脳戦が描かれるのが面白さだろう。ヴァン・ダイクの方もそれが分かっているので、何度もコロンボの追求をかわす訳だが、結局芸術家としての自分の誇りに負けてしまう。人を追いつめるには色々な方法があるものだ。で、してやったり!とコロンボの嬉しそうな顔。「ね、君、今の見たよね?」と言う勝ち誇った姿は珍しいんじゃないかな?
 今回もう一つのトピックとして、救済施設に聞き込みに行ったコロンボが、そこのシスターに見事に誤解され、延々と噛み合わない会話がなされていくのが楽しかった。
 ただ、完璧なアリバイ工作の割りには穴が大きすぎるんじゃないかな?硝煙反応についてちょっとだけ触れてたけど、あんなやり方だったら、すぐに分かるんじゃないか?
刑事コロンボ 愛情の計算 1974
<A> <楽>
スティーヴン・ボチコー
ディーン・ハーグローヴ
ローランド・キビー(脚)
ピーター・フォーク
ホセ・ファーラー
リュー・エアーズ
ロバート・ウォーカー・Jr
リー・H・モンゴメリー
ジェシカ・ウォルター
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
シリーズ第23作
特撮事典
 軍事用ロボットの研究者マーシャル(ファーラー)は、自分の息子を博士にしようとやっきになるあまり、息子がその重責に堪えかね、他人の学説を盗用した事を敢えて黙っていた。だがその事を同僚のニコルソンに知られてしまい、脅迫を受ける。マーシャルはアリバイ作りのためにロボットに自分の仕事をさせてニコルソンを殺害するのだが…
 シリーズ中おそらく最も陳腐で無理な物語が展開。
アリバイ作りがアリバイになっておらず、おまけにロボットまで出すという無茶苦茶ぶり。でもその無茶苦茶ぶりを楽しめるならば、結構見所は多い作品。何せあのロボット“ロビー”が登場するのだ。特撮好きとしてはこれだけで「おお!」ってな感じ。この登場シーンだけで悪く言えるはずがない。科学的な組織が舞台だけに軍事シミュレーションの描写や(当時)最先端の技術も色々出てきて、設定そのものは結構キナ臭く、それも興味深い所。シリーズとしては番外編っぽいから、そう割り切って観るならば、それで充分だ。出てくる少年の名前がスティーヴン=スペルバーグというのも人を食ってて良い。

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