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ジョルジュ・メリエス
Georges Melies

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鑑賞本数 1 合計点 5 平均点 5.00
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
 "世界初の職業映画監督"と言われる人物。もともとは劇場経営をするマジシャンだったが、リュミエール兄弟による映画を観たことにより、映画製作を開始する。
 SFXの創始者でもあり、多重露光やディゾルブ、ストップモーションなども開発した。
「シネマトグラフの物語は演劇のものより完全で、人を驚かしうるものなんだ。なぜって演劇では、想像力が劇場空間とか約束事とか本当らしさの追求とかに縛られているけど、シネマトグラフには制限も限界もないんだ。何でもできるんだ!」
書籍
評論
映画の先駆者たち メリエスの時代1897‐1902(書籍)

_(書籍)
1938 1'21 死去
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913 雪山の騎士 監督
1912 シンデレラ 監督
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902 月世界旅行 監督・製作・脚本・出演
1901
1896
Couronnement de la rosière 監督
Déchargement de bateaux 監督
Défense d'afficher 監督
Départ des automobiles 監督
Départ des officiers 監督
Dessinateur: Chamberlain 監督・出演
Dessinateur: Reine Victoria 監督・出演
Dessinateur: Von Bismark 監督・出演
Dessinateur express 監督・出演
Dix chapeaux en 60 secondes 監督
Effets de mer sur les rochers 監督
Enfants jouant sur la plage 監督
Grandes manoeuvres 監督
Jardinier brûlant des herbes 監督
Jetée et plage de Trouville 監督
Jour de marché à Trouville 監督
L'arroseur 監督
L'hôtel empoisonné 監督

La gare Saint-Lazare 監督

La voiture du potier 監督
Le bivouac 監督
Le cauchemar 監督
Le chiffonnier 監督
Le fakir, mystère indien 監督
Le papier protée 監督
Le régiment 監督
Les blanchisseuses 監督
Les chevaux de bois 監督
Les forgerons 監督
Les haleurs de bateaux 監督
Les indiscrets 監督
Les ivrognes 監督
Les quais à Marseille 監督
Les tribulations d'un concierge 監督
Libération des territoriaux 監督
Marée montante sur Brise-Larmes 監督
Miss de Vere 監督
Panorama du havre (pris d'un bateau) 監督
Place de l'Opéra, 1er aspect 監督
Place de l'Opéra, 2e aspect 監督
Place de la Bastille 監督
Place de la Concorde 監督
Place du théâtre français 監督
Place Saint-Augustin 監督
Plage de Villiers par gros temps 監督
Plus fort que le maître 監督
Retour au cantonnement 監督
Réunion d'officiers 監督
Revue navale à Cherbourg 監督
Sac au dos 監督
Salut malencontreux d'un déserteur 監督
Séance de prestidigitation 監督・出演
Sortie des ateliers Vibert 監督
Tempête sur la jetée du treport 監督
Tom Old Boot 監督
Une altercation au café 監督
Une bonne farce 監督
Une nuit terrible 監督・出演
Une partie de cartes 監督・製作・脚本
Un lycée de jeunes filles 監督
Un petit diable 監督・製作
Escamotage d'une dame au théâtre Robert Houdin 監督
Sauvetage en rivière 監督
1861 12'8 パリで誕生

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月世界旅行
Le Voyage dans la lune
<A> <楽>
ジョルジュ・メリエス(脚)
ジョルジュ・メリエス
ジュアンヌ・ダルシー
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 科学の進歩はついに人を月に送り出すまでになった。バルベンフィリ教授(メリエス)は仲間の科学者達と共に大砲で撃ち出されたロケットに乗ってついに月面に到着した。恐るべき月の十人セレナイツらを相手に冒険活劇が始まる。
 ウェルズ原作の映画化作品。というより、
映画の始まりの物語として、最も有名な映画だろう。元々奇術師だったメリエスが、それまで実際の映像記録でしかなかった映像にトリック撮影という奇術を持ち込み、これが後の映画作りの手本となっていく。映画の可能性というものを一気に拡大した作品として記憶されるべき作品。この作品によって映画は見世物の一つから、単独で客を楽しませるものへとステップアップしたのだ。
 様々なメディアで紹介さえ、前々から
“どうしても観たい映画”の筆頭だった作品。『八十日間世界一周』(1956)でストーリーの大部分がフォローされてたりもしたのだが、それを全部目にしたのは先日のこと。衛星放送で弁士の特集が組まれた際、その中で弁士の競演という形で放映されたものだった。その番組を観た目的は全く違ったのに、嬉しい不意打ちだった。
 映画の歴史の中でも、先ず筆頭に語られるのが本作で、映画の持つスペクタクル性や演出など、これまでの演劇の延長のような視点が、全く新しく“映画”として歩み始めた記念碑的作品と言って良いだろう。
 本編も短く、それだけに数々のメディアで紹介され、部分的な映像は何度と無く目にするのだが(先ほど書いたように『八十日間世界一周』では映画の中でも使われているし、他にもそのオマージュは様々なところで見える。押井守監督の『Talking Head』(1992)とかね)だけど、肝心の本編を全部観る機会って今まで無かった。
 作品そのものについてはSFと言うよりは荒唐無稽なおとぎ話だが、逆にそう言ったリアリティを廃することによってお祭りっぽさを良く演出できていたんじゃないかな。月で登場した星の中に一人一人、人の顔が入っているのがなんとも微笑ましいような、
不気味なような…
 映画というメディアの可能性を、とことん明るくすることで見せていた感じ。本作は繰り返し観ることを前提に作られているようで、まるでコマ落としのように見えるスピード感溢れるキャラクターの演技がとても細かい。後ろにいる人たちそれぞれが勝手に動いているようでちゃんと演技しているのが分かる
(なんかこれも押井守の描く食事シーンを思い出す)。細かいところも手を抜かずに作っているんだね。
 何故か殴られると煙になってしまう月世界人の設定とか、説明不足の感はあるが、存在感がとても変でいいね(既に老体のジョージ=メリエス本人に殴られて消えてしまうのは情けないが)。
 ところで、今までラストを観る事が出来なかったため、どうしても一つ疑問があったのだが、大砲の砲弾に乗って月に行った彼らが、今度はどうやって地上に還って来たのか。
 …
 今回初めてラストまで観て、やっと分かった。
まさかこんな方法で…まともには考えつかないぞ。メリエス監督のイマジネーションに惜しみない拍手を送ろう。

 SF映画の始祖と呼ばれるメリエスは元々が奇術師だった。それで1986年に街頭を撮影していた際、カメラが故障してしまった。それで直して数分後に撮影を再開した。それで上がったフィルムを見たら、偶然にも乗合馬車が突然霊柩車に変わっていた。この偶然の出来事から初めてSFXを思いついたのだとか。

 尚、本作は日本では商品としてDVD化されていないのだが、
「死ぬまでに観たい映画1001本」という書籍の付録としてついている。はっきり言って、DVDだけでも同じ値段で売れると思う。
製作年 1902
製作会社 Star Film
ジャンル SF(宇宙)
原作
月世界最初の人間
<A> <楽>
H・G・ウェルズ
歴史
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