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ジャン=ポール・サロメ
Jean-Paul Salome

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鑑賞本数 3 合計点 9.5 平均点 3.17
書籍
著作
ルパン(書籍)

_(書籍)
2012
2011
2010
2009
2008 レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち 監督・脚本
2007
2006
2005
2004 ルパン 監督・脚本
2003
2002
2001 ルーヴルの怪人 監督・脚本
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960 9'14 パリで誕生

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レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち
2008セザール衣装デザイン賞

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ジャン=ポール・サロメ
ローラン・ヴァショー(脚)
ソフィー・マルソー
ジュリー・ドパルデュー
マリー・ジラン
デボラ・フランソワ
マヤ・サンサ
モーリッツ・ブライブトロイ
ジュリアン・ボワッスリエ
ヴァンサン・ロティエ
ロバン・ルヌーチ
グザヴィエ・ボーヴォワ
フォルカー・ブルッフ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ルパン 2004
2004セザール衣装デザイン賞

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ジャン=ポール・サロメ
ローラン・ヴァショー(脚)
ロマン・デュリス
クリスティン・スコット・トーマス
パスカル・グレゴリー
エヴァ・グリーン
ロバン・ルヌーチ
マチュー・カリエール
フィリップ・ルメール
マリー・ビュネル
パトリック・トゥーミー
フィリップ・マニャン
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
ルーヴルの怪人 2001

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ジェローム・トネール
ダニエル・トンプソン
ジャン=ポール・サロメ(脚)
ソフィー・マルソー
ミシェル・セロー
フレデリック・ディファンタール
ジュリー・クリスティ
ジャン=フランソワ・バルメ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1935年にエジプトで新しい王家の墓が発見された。今から約3200年前のエジプト第20王朝のものと思われるそこには名前の分からぬミイラが納められていた。そのミイラはルーヴル美術館に収められるようになったのだが、現代になり、科学的にそのミイラが調べられることになった。だが、調査開始の段階から不思議な事件が美術館内で起こり始める。一方美術館の前のアパートに住むリザ(ソフィ=マルソー)は偶然地下から美術館に入るルートを発見するのだが、そこでミイラと出会ってから、精神に変調を来すようになっていった。
 ここのところフランス映画を観る機会が多い。多くの変遷を経、今やフランス映画はハリウッド並の画面構成に、やはり独特の雰囲気を持ち込んでいるため、新しいフランス映画は結構見応えがある。この作品も
「2001年本国でのベスト1」と言うキャッチコピーが踊り、雰囲気もなんかホラーっぽいので、楽しみにしていた。
 出来としてはまあ、並ってところかな?見応えは結構あった。なにせ本物のルーヴル美術館の中で撮影した。と言うだけあって芸術品が結構見られたりする
(さすがに撮影できるところは細かく定められているらしく、決まった構図でしか撮影がされてないのが難点と言えば難点だけど)。SFXも上手くはまってたんじゃないかな。エジプトに関する考古学的なウンチクも結構しっかりしていたし(仕事関係で古代エジプトの歴史については私も結構調べたので、少なくともあれがちゃんとした考察の元で設定づけられているのはよく分かる)、何よりソフィー=マルソーが綺麗。
 確か彼女、私が中学生の頃にスクリーン・デビューしたんだと思うから、当然私より年上のはずだが、良い意味で大人の女っぽくなってた。昔みたいな軽薄なところが無くなり、しっかりした女性を演じさせるのは正解だったな
(ニュースを見ていたら、つい先日2人目の子どもが生まれたそうだが)
 ただ一方、物語そのものは普通すぎ。怖がらせようと言うサービス精神が感じられないし、最後でなにかどんでん返しがあるかと思ったら何もなかったし。ホラーって言うよりは、単純にルーヴル美術館を舞台にした。と言うだけで充分なんだろう。きっと。
 下らない蘊蓄をちょっと。
 古代エジプトのコレクションはトリノ、大英博物館、そしてこのルーブルの3館が最大だが、これはフランス人で19世紀にエジプト総領事だったドロヴェッティとイギリス人領事ソールトの二人が、エジプトを支配するムハンマド・アリーの許可を得て盗掘同然に得たものを売却したもの。大英博物館を
「イギリスの泥棒見本市」と称するのはあながち嘘ではないな。

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