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講座アニメーション 3(著作) |
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| 1972 |
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| 1971 | どうぶつ宝島 演出・脚本 | ||||||||
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| 1970 |
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| 1969 | 空飛ぶゆうれい船 演出 | ||||||||
| ひみつのアッコちゃん 演出 | |||||||||
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| 1968 | |||||||||
| 1967 | 魔法使いサリー 演出 | ||||||||
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| 1966 |
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| 1965 | 狼少年ケン 地底の女王 わんぱく作戦 演出・脚本 | ||||||||
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| 1964 | 狼少年ケン 月夜の出来事 演出 | ||||||||
| 狼少年ケン トーテンポールの魔人 ピストル騒動 演出 | |||||||||
| 1963 |
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| どうぶつ宝島 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 港町の旅館“ベンボー亭”の少年・ジムはある日、謎のネコ船員から1枚の地図を託される。それは名高いフリント船長の宝が隠されている宝島の地図だった。ジムは相棒のネズミのグランを連れてタル船に乗って出発する。だが、前途は多難で、大ブタのシルバー船長率いる海賊船ポークソテー号につかまったり、カバ海賊につかまったり。しかしジムは機転と運の良さに助けられ、逃げ回りながらも宝の地図の場所へと向かうのだが… 東映創立20周年記念作品。冒険と言えば「宝島」という考えがあったのかは分からないが、全キャスト動物で作り上げたアニメ作品。 基本的にはキャラを動物にして原作をアレンジして、コメディ色を上げた作品になる。 作品単体としてはちゃんとした作品なのは確か。決して悪くない。 ただ、同じ『宝島』をモティーフとした、しかも動物を主人公にした作品が既に作られていて、しかもかなり傑作だったこともあり、そちらに気持ちが引っ張られてしまうと、なんか普通の作品にしか思えなくなってしまったのが問題。 それが手塚治虫による『新宝島』(1965)な訳だが、六年前の、しかもモノクロの作品に負けてどうするという気はする。 言っちゃ何だけど、この作品はそつなくまとめられすぎて語るべき部分が少なすぎるんだよな。『空飛ぶゆうれい船』という名作を作った池田監督なのだから、もう少し監督の個性を出してほしかった。 |
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| 空飛ぶゆうれい船 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 大好きなボアジュースを飲みながら両親とモーターボートを楽しんでいた隼人は、海岸の道路で交通事故を目撃する。事故に遭ったのは黒潮コンツェルンの黒潮会長夫妻で、介抱のため幽霊屋敷と呼ばれる洋館に夫妻を運び込んだ。その洋館で隼人は、ドクロの仮面を付けた幽霊船の船長と遭遇する… 前年『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)を作り上げた東映だったが、興行的には大失敗に終わってしまい、今度は石ノ森(石森)章太郎の短編漫画をベースに短期制作・低予算で作り上げたのが本作。 …とは言え、本作の質が低いとか言う訳では決してない。怪奇風、SF、コメディ、そして推理小説風に物語は展開していき、ちゃんと最後はアクションで決めるという、まさしくエンターテインメントそのものの作品で、ストレートな意味でとても楽しめる作品に仕上がっている。 強いて言えば、主人公の少年が突然ボアジュースの中毒で苦しむとか、最後の特攻シーンでかなりの人死にが出るとか、こども向きにしてはかなり無茶な展開があったりするので、かなり大人向きな作品とも言えよう。 この作品で面白いのは、物語は比較的複雑に出来ているのに、観ている間は非常にすっきりした気分で観られてしまうこと。これを可能にしているのは、劇中しつこいほど流れてくるボアジュースのCMの存在なんだろう。正直鬱陶しいのだが、このCMがどれだけ物語の中に意味を持っているのかが、実はこの作品の本当の意味であることを知ることで、主題が明確になっていくから。しつこいほどに原点に帰ることで主題がはっきりしていて、すっきりした終わり方になった。 ゴーレム登場シーンは宮崎駿が担当しているので、流石の迫力ではある。これって『風の谷のナウシカ』(1984)で庵野秀明が巨神兵の作画をやって有名になったことを彷彿とさせる。時代は巡っていくんだなあ。 |
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