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手塚治虫

評価 年代 レビュー 書籍
1951年
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経歴
5+
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個人的感想
2014 BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅― 原作
2013
2012 陽だまりの樹<TV> 原作
2011 手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく 原作
ブラック・ジャック(7th)<OVA> 原作
人間昆虫記
<A> <楽> 原作
2010
2009 ジャングル大帝 勇気が未来をかえる 原作
MW-ムウ- 第0章 〜悪魔のゲーム〜 原作
ATOM 原作
MW-ムウ- 原作
2008
2007 どろろ 原作
2006 ブラック・ジャック21<TV> 原作
ブラック・ジャック(3Y)<TV> 原作
2005 ブラック・ジャック ふたりの黒い医者 原作
Dr.ピノコの森の冒険 原作
ASTRO BOY 鉄腕アトム 10万光年の来訪者・IGZA(イグザ) 原作
ブラック・ジャック(2Y)<TV> 原作
2004 ブラック・ジャック(1Y)<TV> 原作
火の鳥<TV> 原作
2003 ブラック・ジャック 命をめぐる4つの奇跡 原作
ASTRO BOY 鉄腕アトム
<A> <楽> 原作
2002
2001 ブラック・ジャック III 原作
メトロポリス 原作
2000 ブラック・ジャック II 原作
ブラック・ジャック  原作
陽だまりの樹<TV> 原作
ブラック・ジャック(6th)<OVA> 原作
1999 ガラスの脳
ブラック・ジャック(5th)<OVA> 原作
1998 ブラック・ジャック(4th)<OVA> 原作
1997 ジャングル大帝 劇場版 原作
1996 ブラック・ジャック3 ふたりの黒い医者 原作
ブラック・ジャック2 ピノコ愛してる 原作
ブラック・ジャック 原作
ブラック・ジャック 原作
ブラック・ジャック(3rd)<OVA> 原作
1995 ブラック・ジャック(2nd)<OVA> 原作
1994
1993 悪右衛門 原作・キャラクターデザイン
ブラック・ジャック カルテI 流氷、キマイラの男 原作
マグマ大使 原作・キャラクターデザイン
1992
手塚治虫の旧約聖書物語
<A> <楽> 原案・構成・キャラクターデザイン
1991 アニメ交響詩ジャングル大帝 原作
安達が原 原作
1990
三つ目がとおる
<A> <楽> 原作
1989 2'9 死去
手塚治虫物語 ぼくは孫悟空 原案・キャラクターデザイン
ジャングル大帝
<A> <楽> 原作・キャラクターデザイン
青いブリンク あなたが夢をつかめる世界なら
<A> <楽> 総監督・原作
1988
1987 森の伝説PART-1 監督・原案・構成・キャラクターデザイン
PUSH おす 監督・原案・構成・作画
村正 監督・原案・構成
火の鳥 宇宙編 原作
火の鳥 ヤマト編 原作
1986 山太郎かえる 監督・原作
銀河探査2100年 ボーダープラネット 監督・原案・脚本
妖怪天国 出演
ワンダービートS
<A> <楽> 原作
1985 おんぼろフィルム 監督・原案・構成
るんは風の中 監督・原作
ラブ・ポジション ハレー伝説 原案
悪魔島のプリンス 三つ目がとおる 原作・構成
1984 JUMPING 監督・原作・脚本
大自然の魔獣 バギ 演出・原案・構成・作画・キャラクターデザイン
1983 雨ふり小僧 監督・原作
緑の猫 監督・原作
タイムスリップ10000年 プライム・ローズ 原作・構成・キャラクターデザイン
ユニコ 魔法の島へ 原作・構成
1982
ドン・ドラキュラ
<A> <楽> 原作
1981 ブレーメン4 地獄の中の天使たち 監督・作画監督
ユニコ 監修・原作
加山雄三のブラック・ジャック
<A> <楽> 原作
1980 火の鳥2772 愛のコスモゾーン 総監督・原作・脚本
フウムーン 製作・原作
ヒポクラテスたち 出演
鉄腕アトム(2nd)
<A> <楽> 原作
1979 ユニコ 黒い雲と白い羽 監修・原作
海底超特急マリン・エクスプレス 演出・原案・構成
北極のムーシカ・ミーシカ 監修
海のトリトン 原作
1978 100万年地球の旅 バンダーブック 演出・原作・構成
火の鳥 原作
世界名作童話 おやゆび姫 キャラクターデザイン
1977 瞳の中の訪問者 原作
草原の子テングリ 原案
ジェッターマルス
<A> <楽> 原案
1976
1975
1974
1973
ミクロイドS
<A> <楽> 原案
ワンサくん
<A> <楽> 原作
1972
海のトリトン
<A> <楽> 原作
1971
ふしぎなメルモ
<A> <楽> 原案・構成・作画監督
1970 クレオパトラ 共同監督
やさしいライオン 製作
1969 海底都市の出来るまで 監修・原案
ワンダーくんの初夢宇宙旅行 脚本・原案
千夜一夜物語 製作総指揮・脚本・構成
どろろ
<A> <楽> 原作
1968 創世記 製作
バンパイヤ
<A> <楽> 原作・出演
1967 マグマ大使 原作
リボンの騎士 
<A> <楽> 総監督・演出・原作
悟空の大冒険 
<A> <楽>
1966 展覧会の絵 総監督・原案・脚本
ジャングル大帝 原作
マグマ大使
<A> <楽> 原作
W3 ワンダースリー
<A> <楽> 原作・総監督・演出
1965 しずく 演出・原案・構成
新宝島 演出・脚本
タバコと灰 製作
ジャングル大帝(1st,2nd) 
<A> <楽> 原作・演出・脚本
1964 めもりい 演出・原案・構成
人魚 演出・原案・構成
鉄腕アトム 宇宙の勇者 原作・構成
ビッグX
<A> <楽> 原作
1963 わんわん忠臣蔵 原案・構成
鉄腕アトム(1~4Y) 
<A> <楽> 総監督・演出・脚本
銀河少年隊
<A> <楽> 原作・キャラクターデザイン
1962 ある街角の物語 製作・原案・構成
おす 製作
アラビアンナイト シンドバッドの冒険 脚本
1961
ふしぎな少年
<A> <楽> 原作
1960 西遊記 演出・構成
ピロンの秘密
<A> <楽> 原作
1959
鉄腕アトム
<A> <楽> 原作・総監督・脚本
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
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レビュー
ブレーメン4 地獄の中の天使たち
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笹川ひろし(共)
秋山勝仁
笹川ひろし
手塚治虫(演)
武井英彦
堀越徹
佐藤光雄
松谷孝征(製)
手塚治虫(脚)
岡本茉利
富山敬
京田尚子
石丸博也
野沢那智
冨田耕生
菅谷政子
井上真樹夫
谷口節
大塚周夫
弥永和子
宗形智子
辻村真人
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1981
製作会社
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原作
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関連
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100万年地球の旅 バンダーブック
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西村緋禄司(動画監督)
手塚治虫(演)
坂口尚
都築忠彦
吉川斌
武井英彦
金田啓治(製)
水島裕
小山まみ
大平透
冨田耕生
伊武雅之
家弓家正
武藤礼子
小林恭治
二階堂有希子
肝付兼太
岡真佐子
永井一郎
勝田久
千葉耕市
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1978
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原作
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新宝島
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手塚治虫(脚)
加藤武
藤岡琢也
田上和枝
若山弦蔵
北原隆
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 港町に住むウサギの少年ジム(田上和枝)は、いつも冒険の航海を夢見ていた。そんなジムの元に、父親の知り合いという航海士が訪ねてきた。父親の遺品がないかというその男をあしらったジムが家を探してみると、そこには古びた地図が見つかった。ジムが敬愛する鹿のリプジー先生(北原隆)にその地図を見せたところ、それは宝の地図だと見抜く。町長を説得し、宝探しに出ようとするリプジー先生は、町外れにする引退した航海士で狼のシルバー(加藤武)に船を見てほしいと願うが…

 手塚治虫が初めて漫画化として評価された作品が1947年に刊行された「新宝島」だった。スティーヴンソンの「宝島」をベースに、何でもありのアクション大作となっており、まさしく以降の日本の漫画のベースとなった偉大なる作品である。ただ、「宝島」はあくまでベースで、内容はナンセンスギャグあり、擬人化あり、活劇ありで、手塚治虫の原点そのものそして日本の漫画全てのベースと言って良い極めて質の高い作品だった。
 ただ、この作品は映像化されたことはない。本作は同じタイトルを持つのだが、手塚の漫画の映画化ではない。
 本作は純粋にスティーヴンソンの「宝島」をベースに作られた物語となる。
 そこで普通にそのまま作るのではなく、手塚は独自の解釈をそこに付け加えている。それが登場人物全員が動物というものだった。
 単に人間を動物に置き換えただけでは無い。動物にした必然性というのも本作ではしっかりと描いているのが特徴である。
 その特徴は、理性というものを話の中心にしたこと。登場人物は皆理性を持った動物だが、激情に駆られ理性のたがが外れると野獣化してしまい、そうなってしまうともう戻らなくなってしまう。そのため、野獣かしないように、できるだけ感情を抑えて行動しなければならない。この設定はとても面白く、宝を目にした時に誰もが目の色を変えすぐに野獣化してしまう。それはいつも冷静なリプジー先生も同じで、宝というのは誰もが理性を失う可能性があると言う設定にしたことで、単なる冒険譚とは随分趣が異なる。
 理性を保つという一点をしっかり設定に組み込んだお陰で大人が観ても感心出来る内容に出来ているのが良い。
 それに自らの内なる獣の欲望を最も抑える事が出来るのがシルバーというのが面白い。原作では単なる悪人だったのが、本作では悪人ではあるものの、頼れる大人になっており、原作とは随分造形が異なる。これは後の出崎統の「宝島」に少なからず影響与えたのではないかと思っている。

 後は、言うまでもないが、手塚治虫のフェティッシュな描写も映える。初監督作と言うことで思い入れも強かったんだろうけど、ちょっと自分を出し過ぎたのでないかと、今になるとそう思う
製作年 1965
製作会社 フジテレビジョン
虫プロダクション
ジャンル 動物(擬人化)
売り上げ
原作
宝島 <A> <楽>
ロバート・ルイス・スティーヴンソン (検索) <A> <楽>
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