明日があるさ THE MOVIE |
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横澤彪
平井文宏
気賀純夫
島谷能成
阿部秀司 林裕章
萩原敏雄
門屋大輔
守屋圭一郎
井上健
壁谷悌之
山際新平(製) 高須光聖
坂東賢治(脚)
浜田雅功
柳葉敏郎
東野幸治
藤井隆
遠藤章造
田中直樹
松本人志
酒井美紀
中村嘉葎雄
田村亮
田村淳
仲間由紀恵
山田花子
間寛平
花紀京
相楽晴子
青島幸男
伊東四朗 |
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★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
2 |
2 |
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中堅総合商社トアール・コーポレーションに設立された何でも屋、営業13課は今日も前向きに仕事に励んでいた。山ほど仕入れた中国産の陶器の売り込みを精力的に進める浜田課長(浜田雅功)達。彼らが売り込みに奔走している間、望月課長(柳葉敏郎)率いる営業1課では民間によるロケットの開発プロジェクトが進行していた。そんなある日、浜田は不思議な老人・野口(中村嘉葎雄)に出会い、彼の語る夢の話に次第に惹き込まれていく。やがてその夢、日本初の有人ロケット製作に自分も参加していく浜田だが…
吉本メンバー勢揃いと言った感じで展開する“夢”を題材とした作品。TVシリーズは未見ながら、すぐに人間関係が分かるように作られているのは好感を持つし、当然笑いもちゃんと取っている。
出来としては…確かに変な部分は山ほどある(と言うより変な部分しかないと言っても良いくらいで、突っ込んでいたら果てしなくなる)が、まあ、“夢”なんだから、と言う部分を優しく見守ってあげるべきだろう。予算の関係もあるし、どれほどチャチでも文句を言う筋合いではない。作り手の方もそれは覚悟の上だろうし(そう思いたい)。
お笑い部分はさすが吉本!で、その方面の笑いはちゃんと取っている。松本人志の登場シーンはそれだけで劇場が笑いに包まれていた。家族揃って安心して観に行ける作品としては及第点。
ただ、“夢”を主題にした映画の割には、その夢が今ひとつリアリティがないのがネックか。ロケットそのものが荒唐無稽と言うのじゃなくて、それに至る過程が全然共感できないと言うこと。子供の頃のあこがれだったら、それなりの演出をすべき。いかにもありがちな、こう言って良ければステロタイプな演出には引いてしまい、私も同世代に近く、宇宙にあこがれていた子供だったのに関わらず、あれは共感できなかった。
予算を遣ったテレビ番組を観るつもりで行くのが正しいか?
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製作年 |
2002 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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関連 |
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