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木村恵吾

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鑑賞本数 2 合計点 6.5 平均点 3.25
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
1965 狸穴町0番地 監督・脚本
1964 芸者学校 監督
温泉女医 監督・脚本
1963 温泉あんま 監督・脚本
1962 やっちゃ場の女 監督
江梨子 監督・脚本
鉄砲安の生涯 監督
ある関係 監督・脚本
瘋癲老人日記 監督・脚本
1961 女のつり橋 監督・脚本
1960 お傳地獄 監督・脚本
痴人の愛 監督・脚本
1959 吹雪と共に消えゆきぬ 監督
初春狸御殿 監督・脚本
歌麿をめぐる五人の女 監督・脚本
一刀斎は背番号6 監督・脚本
1958 野良猫 監督・脚本
大当り狸御殿 原作
1957 その夜のひめごと 監督・脚本
1956 おしどりの間 監督・脚本
世にも面白い男の一生 桂春団治 監督・脚本
月の絋道館 監督
屋根裏の女たち 監督・脚本
新妻の寝ごと 監督・脚本
花嫁のため息 監督・脚本
恋と金 脚本
1955 娘の縁談 監督・脚本
幸福を配達する娘 監督
1954 愛染かつら 監督・脚本
心の日月 監督・脚本
心臓破りの丘 監督
1953 再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂 監督・脚本
1952 乾杯!東京娘 監督・脚本
三万両五十三次 監督・脚本
美女と盗賊 監督・脚本
1951 馬喰一代 監督・脚本
牝犬 監督・脚本
熱砂の白蘭 監督
1950 処女峰 監督
浅草の肌 監督・脚本
続蛇姫道中 監督・脚本
密林の女豹 監督・脚本
1949 蛇姫道中 監督・脚本
痴人の愛 監督・脚本
怪異大捕物 大江戸七変化 監督
花くらべ狸御殿 監督・脚本
1948 幸福の限界 監督
夜の門 監督
春爛漫狸祭 監督・脚本
1946 瀧の白糸 監督
1942 歌ふ狸御殿 監督・脚本
1939 狸御殿 監督・原作・脚本

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鉄砲安の生涯
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八尋不二(脚)
勝新太郎
浦路洋子
丹羽又三郎
近藤美恵子
三島雅夫
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1962
製作会社 大映
ジャンル 男の一生(人生)
売り上げ
原作
小橋博 (検索) <A> <楽>
歴史地域 1891'5'11 大津事件
滋賀
石川
関連
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初春狸御殿
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三浦信夫(製)
木村恵吾(脚)
市川雷蔵
若尾文子
勝新太郎
中村玉緒
中村鴈治郎
水谷良重
トニー谷
松尾和子
楠トシエ
三遊亭小金馬
江戸家猫八
菅井一郎
金田一敦子
左卜全
和田弘とマヒナスターズ
仁木多鶴子
真城千都世
近藤美恵子
藤本二三子
神楽坂浮子
小浜奈々子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1959
製作会社 大映
ジャンル ミュージカル
恋愛(ラブコメ)
売り上げ
原作
歴史地域
関連 シリーズ第5作
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歌ふ狸御殿
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木村恵吾(脚)
宮城千賀子
高山広子
草笛美子
楠木繁夫
美ち奴
大河三鈴
豆千代
雲井八重子
伊藤久男
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かちかち山では、年に一度の狸祭りが催されようとしていた。特に今回は適齢期となった若殿の狸吉郎(宮城千賀子)が嫁探しをすると言う事で、若い狸娘たちは皆色めき立っていた。そんな中、意地悪な継母と姉狸のきぬたに虐められて過ごしているお黒(高山広子)は、汚い着物しかもらえず、しかも母から無理難題を申しつけられ、狸祭りにも行けそうになかった。そんな彼女の前に木蓮の精が現れる。かつて切り倒される寸前であった白木蓮を救ってくれたことの恩返しにと、木蓮の精は彼女に素晴らしい着物を着せ、狸祭りに送り出すのだが…
 なんだかんだで結構作られている“狸御殿”初期の作品。このシリーズで共通しているのは、擬人化された狸(というか、狸に扮する人間)の王様なりお姫様の結婚話。その最低ラインができていれば後は自由に作って良い感じ(2004年に鈴木清純監督が作った『オペレッタ狸御殿』も、ちゃんとそのフォーマットに則っている)。
 本作はその初期の作品になる訳だが、実に興味深い作品に仕上がってる。
 物語自体はグリム兄弟の「シンデレラ」の翻案で、意地悪な継母と義姉にいじめられていた健気な女性の嫁入りを描いただけの話で、それを純日本的な雰囲気で仕上げただけの話になるが、これが作られた時代を合わせて考えると面白い。
 本作が作られたのは1942年。日本は太平洋戦争に突入し、映画も国策に沿ったものがほとんど。そんな中、時代背景から全く離れた純粋なラブコメっぽいものが作れたという、それだけで画期的な作品となっている。しかもこう言った擬人化作品だと、何らかの批判精神を付け加えているものだが、それもない。本当に純粋な物語として仕上げているのが凄い。私なんかの場合、映画には批判精神を持っていてもらいたいと思っているタイプだけど、批判しか出てこないような時代に無批判の作品を作るというのは、それだけで素晴らしいと思える(ただし、木村監督が1年後に37歳で召集されたのはその報復ではないかと言われる)。
 更に、メインキャストが全員女性というのも見事。この時代だからこそ、本当に人物を生き生きと描けるのは女性描写だからなんだろう。
 この時代にこんな楽しいものが作れた。それだけで充分と言えるだろう。
製作年 1942
製作会社 大映
ジャンル ミュージカル
恋愛(ラブコメ)
売り上げ
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