第1話「マイ・スウィート・リトル・キャンサー」:自分は癌だと思いこみ、やけくそになって猟銃を手に証券会社ビルを占拠した藤井(勝村政信)。その説得に当たる医師団だが…
第2話「ランゲルハンス・コネクション」:人気TVキャスターの依田靖子(名取裕子)は持病の糖尿病のお陰で婚約者から婚約破棄を宣告されてしまう。そんな時にテレビのグルメ番組に抜擢される。
第3話「ハイパーテンション・ロード」:天候悪化で名古屋に緊急着陸した東京行きの航空最終便。航空会社の手違いで田辺と言う男(大竹まこと)とホテルの同室とされてしまった青山晶(中川安奈)。急ぎ東京に行かねばならない二人だったが、その緊張感から眠ることが出来ず、更に飛行機が飛ばないとのことで、慌てて新幹線に飛び乗るが…
病気(もしくは病気と思いこんでる)人間を中心としたスラップスティック・オムニバス映画。
ハリウッド作品と違い、和製オムニバス映画というのは、どうにも安っぽい感じがしてしまう。いや、事実製作費は相当に抑えられたんだろう。なんか気の抜けたような作品ばかり。少なくとも劇場公開を目するならば、テレビそっくりな作り方はいかがなものか?実際ストーリーだけ追ってみると、そのまんまテレビ番組として放映されたとしても違和感なく受け入れられると思う(カメラ・ワークなどにはかなりこだわりが感じられるので、その辺はやっぱり映画だってのがあるけど)。
それに題材に病人を取った着眼点は結構買うんだけど、正直笑えない。せめてギャグだったら笑わせて欲しいよ。
キャラクターで何とか保たせようとしたのは分かるし、それで保たせる限界がオムニバスという形を取ったんだろう事も分かる。しかし、これで金取ろうってのはどこか間違ってるぞ。 |