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西谷弘

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2011
2010
2009 アマルフィ 女神の報酬 監督
2008 容疑者Xの献身 監督
2007 ガリレオ<TV> 演出
2006 県庁の星 監督
明智光秀 神に愛されなかった男 演出
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 演出
2005
救命病棟24時(3rd)
<A> <楽> 演出
エンジン<TV> 演出
2004 ラストクリスマス<TV> 演出
2003 白い巨塔<TV> 演出
美女か野獣
<A> <楽> 演出
2002 天体観測 searchin' for my polestar<TV> 演出
眠れぬ夜を抱いて 〜thinking of your true Love〜<TV> 演出
恋するトップレディ<TV> 演出
2001 女子アナ。<TV> 監督
2000 催眠<TV> 演出
ココだけの話<TV> 演出
1999 TEAM<TV> 演出
1998 世にも奇妙な物語 秋の特別編<TV> 演出
1997 木曜の怪談ファイナル タイムキーパーズ TIME KEEPERS<TV> 監督
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962 2'12 誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

容疑者Xの献身
2008日本アカデミー話題賞、作品賞、助演男優賞(堤真一)、助演女優賞(松雪泰子)
2008報知映画主演男優賞(堤真一)
2008
マイベスト シネマ&ドラマ第3位

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亀山千広
鈴木吉弘
臼井裕詞
清水賢治
畠中達郎
細野義朗
牧野正
和田倉和利
大西洋志
菊地裕幸(製)
福田靖(脚)
福山雅治
柴咲コウ
北村一輝
松雪泰子
堤真一
ダンカン
長塚圭史
金澤美穂
益岡徹
林泰文
渡辺いっけい
品川祐
真矢みき
鈴木卓爾
東根作寿英
三浦誠己
海老原敬介
青木一
福井裕子
小松彩夏
リリー・フランキー
八木亜希子
石坂浩二
林剛史

福井博章
高山都
伊藤隆大
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
アマルフィ 女神の報酬 2009

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織田裕二
天海祐希
戸田恵梨香
佐藤浩市
大塚寧々
伊藤淳史
小野寺昭
平田満
佐野史郎
大森絢音
サラ・ブライトマン
福山雅治
中井貴一
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
アマルフィ <A> <楽>
真保裕一 (検索) <A> <楽>
県庁の星 2006

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佐藤信介(脚)
織田裕二
柴咲コウ
佐々木蔵之介
和田聰宏
紺野まひる
益岡徹
ベンガル
矢島健一
渡辺哲
奥貫薫
山口紗弥加
井川比佐志
中山仁
梅野泰靖
有薗芳記
大高洋夫
峯のぼる
酒井和歌子
石坂浩二
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
県庁の星 <A> <楽>
桂望実 (検索) <A> <楽>
 県庁のキャリアである野村聡(織田裕二)は、県のプロジェクトである民間企業との人事交流研修のメンバーとして、営業差し止め寸前のスーパー満点堂に入社する。ここでこのスーパーを立ち直らせることがキャリアアップにつながると、やる気満々の聡だったが、官僚思考は一切通用せず、逆に邪魔扱いされる始末。それでも教育係の二宮あき(柴咲コウ)が何かれなく聡の世話を焼くのだが…
 桂望実原作小説の映画化。
 視野の狭い人間が、新しい人間関係の中に放り込まれ、そこで人間的な成長を果たしていく。小説においてはある種定番とも言えるこの設定は悪くなかったし、このタイプの作品はこれまでも、そしてこれからも作られ続けていくことだろう。
 だけど、それをここでは恋愛仕立てにしてしまったのが根本的な間違いではなかったかな?
 むしろこの作品に求められるのは、お役所の考える営業と、実際生で営業を続けているスーパーの考える営業とのギャップを描くべきところだったと思うのだが、無理矢理恋愛要素を入れたことによりちぐはぐになってしまってる。
 物語にしても織田裕二演じる県官僚がいきなり横柄だったり、チェックの方法が細かすぎたり、その辺が妙に引っかかってしまう。出向である以上、まずは現場でのやり方を見つつ、そこで不満点をレポートにするなり、軽い脅しをかけるなりして自分の地位を固めていき、然る後に体質の違いを乗り越えていくという形だったらちゃんと見られたんじゃないかな?
 なんか主人公が熱血なくせに全部上滑りする発言ばかりしてるので、
「こいつお役人には見えない」と思われてしまったところで失敗。折角与えられた設定を全く活かせないどころか単なるイタい奴にしか見せられなかった。
 設定上での物語の盛り上げは破綻してるので、残りは恋愛要素だけなのだが、これもなんだかなあ。このパターンだと、柴崎コウの立場って、単純に同情でしかないし、織田裕二のやってることがナルシストかかりすぎてるので(振られた時に泣き叫ぶやりかたはまるで80年代。「俺を見てくれ。俺ってこんなに格好悪いんだよ。でもそれを見せてる俺って格好良い」と叫んでるような…)、やっぱり見ていて気持ち悪い。
 演出部分に関しては完全にテレビドラマ的であり、表層部分しか見せない、とても薄い演出も気になるところ。監督はテレビドラマ畑の人で、これが映画初監督だと思ったけど、その経験不足がしっかり出てしまったんだな。
 結果として、とても中途半端な作品としか言えない。

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