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野口博志

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鑑賞本数 2 合計点 6 平均点 3.00
 別名野口晴康
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
1967 夢は夜ひらく 監督
大巨獣ガッパ 監督
1966 日本任侠伝 花の渡世人 監督
1965 殴り込み関東政 監督
秩父水滸伝 必殺剣 監督
大日本殺し屋伝 監督
拳銃無頼帖 流れ者の群れ 監督
1964 間諜(スパイ)中野学校 国籍のない男たち 監督
噂の風来坊 監督
抜き射ちの竜 拳銃の歌 監督
1963 風が呼んでる旋風児(マイトガイ) 銀座無頼帖 監督
さすらいのトランペット 監督
灼熱の椅子 監督
1962 地獄の夜は真紅(まっか)だぜ 監督
二階堂卓也銀座無頼帖 帰ってきた旋風児(マイトガイ) 監督
惜別の歌 監督
さすらい 監督
1961 俺は地獄へ行く 監督
赤い荒野 監督
三つの竜の刺青 監督
銀座旋風児(ギンザマイトガイ) 嵐が俺を呼んでいる 監督
夜の挑戦者 監督
1960 拳銃無頼帖 明日なき男 監督
幌馬車は行く 監督
海の情事に賭けろ 監督
拳銃無頼帖 不敵に笑う男 監督
俺は流れ星 監督
俺は銀座の騎兵隊 監督
拳銃無頼帖 電光石火の男
銀座旋風児(ギンザマイトガイ) 目撃者は彼奴だ(きゃつだ)
拳銃無頼帖 抜き射ちの竜
1959 銀座旋風児(ギンザマイトガイ) 黒幕は誰だ 監督
銀座旋風児(ギンザマイトガイ) 監督
東京警部 監督
0番街の狼 監督
非情な銃弾 監督
街が眠る時 監督
愛は空の果てへ 監督
1958 俺らは流しの人気者 監督
太陽をぶち落とせ 監督
俺は情婦(おんな)を殺す 監督
地獄の罠 監督
悪魔の爪痕 監督
1957 肉体の悪夢 監督
狂った関係 監督
肉体の反抗 監督
女豹とならず者 監督
復讐は誰がやる 監督
1956 地底の歌 監督
泣け!日本国民 最後の戦闘機 監督
悪の報酬 監督
1955 大岡政談 人肌蝙蝠 監督
坊ちゃん記者 監督
1913 1'10 東京で誕生

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大巨獣ガッパ 1967
<A> <楽>
山崎巌
中西隆三(脚)
川地民夫
山本陽子
桂小かん
小高雄二
和田浩二
町田政則
雪丘恵介
弘村三郎
押見史郎
藤竜也
大谷木洋子
加原武門
山田禅二
河野弘
長尾敬之助
神山勝
杉江弘
伊藤浩
小柴隆
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 南海諸島の取材を命じられた雑誌記者の黒崎浩(川地民夫)はカメラマンの小柳糸子(山本陽子)と生物学助教授殿岡大造(小高雄二)と共に島のいくつかを回ることになった。オベリスク島と呼ばれる火山島に上陸した三人が入った洞窟には巨大な卵があって、島民の話ではガッパの卵だという。彼らの見守る前で卵は割れ、羽根のある爬虫類の子供が生まれた。思わぬ獲物に喜んだ黒崎はガッパの怒りを恐れる島民の反対を押し切って、日本へ連れて行くことにするのだが…
 東宝によって始められた折からの怪獣ブームはそれぞれの映画製作会社を刺激し、各社からそれぞれ独自の怪獣映画が作られるようになった。その中で日活が作り出した本作は、他の怪獣映画が怪獣プロレス化していく中で、原点回帰と言えるほどの硬派な内容を持っていた。
 科学万能主義および拝金主義により心を失った人間の思い上がり、大自然の驚異。そして子を思う親の気持ちは人間も動物も変わらない。と言う普遍的なテーマを盛り込み展開する物語は子供も大人も楽しめるように、そして問題意識を持ってくれるように。と言う
スタッフの意気込みと見ることが出来る
 私がこの作品を見たのはまだ小さい頃だったが、内容に相当ショックを受けたことを覚えている。情け容赦なく人間を踏みつぶし、暴れ回る親ガッパの姿が一番だが、むしろどんなに危機が迫っていようとも、金儲けの道具を手放してなるか!と子ガッパを閉じこめようとする人の浅ましさが一番印象強かった。子ガッパの痛々しさと大人の欲望の浅ましさが相まって、強烈な印象を与えてくれたものだ。
 DVD化もされたりしたが、実は
それ以降一度も本作は観ていない。30年も前の記憶だけで書いてるわけだが、改めてこの作品のことを思い出してこうやって書いていると、自分自身が色々な意味ですれてきてる事を思い出させる結果となる。
 確かに子供心にあれだけ感心できたこの物語だが、実際にはこれがオリジナルというわけではない。そもそも『キング・コング』(1933)から、『地球へ2千万マイル』(1957)、そして『怪獣ゴルゴ』(1959)と言った海外物の特撮にはほぼ同じテーマのものが多くあり
(と言うより、『怪獣ゴルゴ』のモロパクリ)、更にそれを日本的なものへと転換していった『モスラ』(1961)『モスラ対ゴジラ』(1964)と言ったものにあったテーマを重いストーリー展開でみせようとしただけではないか?と言う陰口をききたくなるような物語展開だったりもする。
 それでもそれらのテーマをこと日本という国の実情に合わせ、社会テーマに結びつけたのは本作のお手柄ではあり、怪獣ものに込めた思いというのも見ることは出来る。惜しむらくは、日活が最初に挑んだのがこういった大人向きの作品であり、時に子供用になった時代に作られたことで、その真価を発揮することが出来なかった事だろう。時期的にもう少し早かったら日活もこれ一本で終わらせようとは思わなかったのでは無かろうか?
 それと本作はなんと言ってもラストで流れるガッパのコーラスが心に沁みる名曲。あの大音響で
「ガッッパ〜〜〜」ってのは未だにはっきりと思い出せる。
海の情事に賭けろ
<A> <楽>
滝口速太(脚)
赤木圭一郎
中原早苗
三島雅夫
近藤宏
笹森礼子
南田洋子
深江章喜
高品格
郷えい治
高野由美
杉幸彦
待田京介
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1960
製作会社 日活
ジャンル アクション(人物)
売り上げ
原作
歴史地域
関連
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