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日本の製作・配給会社。国策で作られた老舗会社だが、興行的にはクロウし続け、何度も倒産の憂き目に遭いつつ、現在まで続いている。
1950年代には日活アクションを、そして70年代にはロマンポルノと、他の製作会社にはない特色を打ち出しているのが特徴。
1912年9月12日。横田商会、吉沢商店、福宝堂、エム・パテー商会の国産映画会社4商社が合併して日本活動写真株式会社設立。
1923年。関東大震災により向島撮影所機能停止。京都の大将軍撮影所に製作機能を集中させる。
1928年。京都太秦撮影所が完成し、大将軍撮影所は閉鎖。
1932年。従業員1400人の内150人が解雇されるという大幅なリストラ「日活大旋風」が起こる。
1934年。玉川撮影所完成。
1942年。戦時企業統合により、配給部門だけが切り離され、製作部門は大映に吸収され、製作から手を引く。
1954年。映画製作を再開。
1970年。大映と共同でダイニチ映配設立。
1971年。日活ロマンポルノ製作開始。
1978年。流通卸センターと提携。社名を株式会社にっかつとする。
1988年。ロマンポルノ部門を切り離し、株式会社シネ・ロッポニカを設立する。
1993年。前年の『落陽』の記録的不入りにより倒産。
1997年。株式会社ナムコの経営支援により、日活株式会社として再建。
2005年。ナムコからインデックスへ株式譲渡。
2009年。日本テレビが筆頭株主となる。 |