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斎藤寅次郎

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鑑賞本数 3 合計点 10 平均点 3.33
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
著作
日本の喜劇王―斎藤寅次郎自伝(書籍)

_(書籍)
1968 4'25 死去
1962 大笑い次郎長一家 三ン下二挺拳銃 監督
1961 私は嘘は申しません 監督
誰よりも金を愛す 監督
1959 爆笑水戸黄門漫遊記 監督
大笑い江戸っ子祭 監督
1958 一丁目一番地 第二部 監督
一丁目一番地 監督
底抜け忍術合戦 俺は消えるぜ 監督
底抜け忍術合戦 監督
1957 坊ちゃん大学 監督
大江戸人気男 監督
凸凹厳窟王 第二部 海賊船 監督
南蛮寺の佝僂男 監督
凸凹厳窟王 第一部 鬼月島 監督
1956 金語楼の天晴運転手物語 監督
弥次喜多道中 監督
恋すれど恋すれど物語 監督
お父さんはお人好し 迷い子拾い子 監督
お父さんはお人好し 優等落第生 監督
お父さんはお人好し 産児無制限 監督
お父さんはお人好し かくし子騒動 監督
1955 東映家庭劇シリーズ けちんぼ長者 監督
親馬鹿子守唄 監督
お父さんはお人好し 監督
花の二十八人衆 監督
爆笑青春列車 監督
歌まつり 満月狸合戦 監督
帰って来た幽霊 監督
1954 浮かれ狐千本桜 監督
仇討珍剣法 監督
ハワイ珍道中 監督
花吹雪御存じ七人男 監督
花祭底抜け千一夜 監督
怪猫腰抜け大騒動 監督
1953 初笑い寛永御前試合 監督
ひばり捕物帳 唄祭り八百八町 監督
アジャパー天国 監督
総理大臣の恋文 監督
珍説忠臣蔵 監督
かっぱ六銃士 監督
1952 びっくり三銃士 監督
トンチンカン捕物帖 まぼろしの女 監督
歌くらべ荒神山 監督
腰抜け伊達騒動 監督
1951 東京河童まつり 監督
母を慕いて 監督
初恋トンコ娘 監督
1950 とんぼ返り道中 監督
天皇の帽子 監督
東京キッド 監督
青空天使 監督
続・向う三軒両隣 第四話 恋の三毛猫 監督・製作
続・向う三軒両隣 第三話 どんぐり歌合戦 監督・製作
1949 ラッキー百万円娘 監督
おどろき一家 監督
あきれた娘たち 監督
のど自慢狂時代 監督
1948 野球狂時代 監督
1947 浮世も天国 監督
見たり聞いたりためしたり 監督
1946
1945 東京五人男 監督
1944
1943
1942
1941 子寶夫婦 監督
1940
1939
1938 水戸黄門漫遊記 東海道の巻 監督
エノケンの法界坊 監督
水戸黄門漫遊記 日本晴れの巻 演出
1937
1936
1935 子宝騒動 監督・原作
1934
1933
1932 熊の八ツ切り事件 監督・原作
1931
1930 石川五右ヱ門の法事 監督
1929 モダン怪談100,000,000円 監督
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905 1'30 秋田県で誕生

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南蛮寺の佝僂男
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酒井箴(製)
伏見晁(脚)
花菱アチャコ
林成年
中村玉緒
小町瑠美子
春風すみれ
浪花千栄子
潮万太郎
堺駿二
山茶花究
真風圭子
田端義夫
小松みどり
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1957
製作会社 大映
ジャンル 特撮コメディ
売り上げ $
原作
歴史地域
関連
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
ハワイ珍道中
<A> <楽>
杉原貞雄(製)
八住利雄(脚)
花菱アチャコ
伴淳三郎
益田キートン
堺駿二
田端義夫
江利チエミ
斎藤達雄
安西郷子
坪内美子
潮万太郎
宮川玲子
神楽坂はん子
清川虹子
星十郎
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1954
製作会社 新東宝
ジャンル コメディ(珍道中)
売り上げ $
原作
歴史・地域 ハワイ(アメリカ)
関連
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東京キッド
<A> <楽>
小出孝(製)
伏見晁(脚)
美空ひばり
川田晴久
堺駿二
高杉妙子
西条鮎子
花菱アチャコ
榎本健一
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 しがない路傍芸人の三平(川田晴久)は富子(高杉妙子)という女性に惚れ込み、ライバルを蹴落として彼女に思いを伝えるが、実は富子には孤児のマリ子(美空ひばり)という少女を引き取っており、三平はその子を含めて面倒を見ようと啖呵を切るのだった。だが、買い物の途中富子は交通事故で亡くなってしまい、三平はマリ子と二人で暮らすことに…最初疎ましく思っていたマリ子も、情が移ってきて可愛く思えてきて、更にマリ子には歌の才能があることが分かり、その歌で生計をたてるようになった。陽気な長屋の住人の中で、二人は慎ましく生活していたが、やがてそこにマリ子の本当の父親(花菱アチャコ)が現れる…
 敗戦後5年が経過。この間に作られた邦画で、今なお語られる作品には明らかに三つの傾向に分かれている。一つはそれまで押しつけられてきた反動によって大手を振って作られるようになった
社会派的傾向を持つ作品(実際自主規制が多い現代よりもこの時代の方が見るべき作品が多い)。二つ目が戦後という時代を冷静な目で見つめ、混乱した社会情勢を民衆の視点から撮った作品。この時代でしか撮れない作品と言うことで、この手の作品が一番生き残ってる。
 そして三つ目にして、一番多かったのは、実はかなり単純な
スラップスティック作品。時代が暗いからこそ、映画館では思い切り泣き笑いして憂さを晴らしたい。と言う社会の要望をそのまま映画化した作品と言うことになる。ここには必然的に劇画化された社会というものが登場するが、世知辛い暗い時代だからこそ、人情というのが大変重要視されることになる。時代を反映し、設定は確かに暗いが、しかし人間味を強調することで大団円へと持って行く。荒唐無稽であっても、心から求める理想というのがここにはあるのだ。確かにその場限りの作品が多かったかも知れないが、こういう作品を量産することで、戦後日本の実力派監督は力を付けていくことになった。
 本作は見事に時代性を捕らえた作品だろう。ここに登場する人達は毎日毎日ぎりぎりの生活をしていながら、基本的に人が良く、すぐに情にほだされてしまう。中心となる美空ひばりを巡り、そう言う人達が集まっては、勝手なことをやって失敗して、そして最後は情に流される。確かに単純な物語だ。だが、単純な物語をこそ求めていた時代に作られた傑作として、実に味わい深い作品に仕上がっている。
 それに本作は美空ひばりは中心であって、主役ではない。彼女を巡って行われる大人達の丁々発止のやりとりがその中心となっているのが大きな特徴となるだろう。主人公である川田晴久と堺駿二はともかく、ここに花菱アチャコやらエノケンやらを絡ませることによって、物語はオールスター喜劇の様相を呈する。その豪華キャストを見ているだけでも楽しくなってくる。
 これこそ、時代が求めた映画だということだ。
製作年 1950
製作会社 松竹
ジャンル 職業(芸人)、家族形成
売り上げ $
原作 長瀬喜伴
歴史・地域
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東京五人男
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本木荘二郎(製)
山下与志一(脚)
横山エンタツ
花菱アチャコ
古川緑波
柳家権太楼
石田一松
戸田春子
田中筆子
小高つとむ
鳥羽陽之助
石田守衛
永井柳太郎
高勢実乗
登山晴子
豊原みのり
光一
谷三平
江藤勇
原文雄
藤間房子
山田長政
大庭六郎
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 特技監督に円谷英二(クレジットは円谷英一)。
製作年 1945
製作会社 東宝
ジャンル オムニバス
コメディ
売り上げ
原作
本木荘二郎 (検索) <A> <楽>
歴史地域
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エノケンの法界坊
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滝村和男(製)
和田五雄
小国英雄(脚)
榎本健一
宏川光子
小笠原章二郎
柳田貞一
中村是好
如月寛多
英百合子
松ノボル
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 かつて失われてしまった吉田家の家宝の掛軸を探すため要助(小笠原章二郎)は道具屋の永楽屋に住み込みで奉公務めしていた。実は掛軸は大阪屋の旦那源右ヱ門(中村是好)が所有しており、この掛け軸とひき替えに源右ヱ門は永楽屋の娘おくみ(宏川光子)との結婚をたくらんでいた。そんな折、長屋に住むインチキ坊主の法界坊(榎本健一)はひょんなことからおくみを自分の部屋に泊めてしまうのだが…
 歌舞伎の「法界坊」を映画化した作品で、本来法界坊はもっと生臭く、悪人面しているとのこと。そう考えると、何をやっても憎めないキャラを演じるエノケンはミスキャストっぽい。物語自体がコメディにするにはちょっと重すぎるし、どろどろしすぎ。『エノケンの近藤勇』や『ちゃっきり金太』などと較べると、ミュージカルシーンもはじけ足りない感じ。
 とはいえ、歌舞伎の世界を新解釈して明るく仕上げようとしたのは一種の功績だし、人を食ったミュージカルシーンもこれはこれで味となっている。特に幽霊となって出てきた法界坊がラストでウェディングマーチを熱唱するのは圧巻。ここだけは確かにエノケンらしさがよく現れていたな。
 それと、現在残っているフィルムは状態が悪すぎるし、音声も割れまくってた。ちょっと残念な作品だったな。
製作年 1938
製作会社 東京映画
ジャンル コメディ(キャラクター)
売り上げ
原作
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