| 正義だ!味方だ!全員集合!! |
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猪股堯(製)
加瀬高之
瀬川昌治(脚)
いかりや長介
加藤茶
仲本工事
高木ブー
志村けん
榊原るみ
キャンディーズ
園佳也子
鈴木ヒロミツ
伊東四朗
財津一郎
金子信雄
ミヤコ蝶々
ザ・ドリフターズ |
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| ★★★ |
| 物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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3 |
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レジャービル建設を巡り、横浜にある伊勢浜町は暴力団による強制立ち退きを迫られる住民が増えていた。何とかして自分たちの土地を守ろうとする住民たちは流れ者で新しく広告店を開いた錨長太郎(いかりや長介)に暴力団の圧迫を訴えるミニコミ誌の発行を依頼する。適当にお茶を濁して集まった金を持って逃げようと考えていた錨だったが、たまたま自殺未遂を助けたヒデオ(加藤茶)の描く暴力的な熊から動物の村を守る“ゴリレンジャー”が大人気となるのだった。そのアイディアは彼が憧れるめぐみ(榊原るみ)が考えついたもので、彼女は実は暴力団の組長熊田卓三(金子信雄)の娘だったのだ…
これがシリーズ最終作となる。前作『ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!』および前々作『ザ・ドリフターズの 極楽はどこだ!!』(1974)が、コントよりも人情話の方にウェイトを置いた話となっていたが、最終作の本作は原点回帰か、コントの連発ばかりで描かれているのが特徴。
本作の大きな特徴となっているのが、石森プロとの連携により新ヒーロー“ゴリレンジャー”が登場しているところだろう。ちなみにゴレンジャーは東映作品で、本作は松竹だから、製作会社を超えたコラボレーションがここになされているのが面白いところ。実際ミニコミで描かれているゴリレンジャーはそのまま石森タッチで、本人が描いているのは明らか(この人の漫画を書く手の早さは凄まじいらしく、多分これもあんまり気にしないでささっと描いてしまったんだろうけど)…一応本作も特撮番組にはいるのかな?
ただ、これまでの二作で深みを持った物語をドリフの面々が出来る(と言っても実際にはいかりや長介一人とも言えるが)事が分かって後、こういうコントノリを出されると、かえって戸惑ってしまう気がする。いかりや長介よりも、今回は加藤茶の奇行の方がよく目立っていたし。
それと後半になって漫画から飛び出たゴリレンジャーが活躍する話になってからは、前半と後半の話につながりがほとんど無くなってしまい、更に話自体が特撮レスで、単にコマ落としとギミックで負いかけっこを延々と見せるだけになってしまい(キートン作品みたい)、それ単独だったらともかく、映画でこれを見せられても全然面白くなかったのがなんとも残念。
更にこれが最後のサービスとばかり、ラストに20年後くらいの関連性の薄い全く違った話を持ってきてしまい、それがよけいに物語をちぐはぐにしてしまっていた。
魅力的な素材を出したのに、勿体ない話だ。
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