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坪島孝

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経歴
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個人的感想
2007 8'12 死去
2006
2005
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2001
2000
1999
1998
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1996
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1992
1991
1990
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1988
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1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974 ルパン三世 念力珍作戦 監督
鬼輪番 監督
1973
クレクレタコラ
<A> <楽> 監督
へんしん!ポンポコ玉
<A> <楽> 監督
1972 喜劇 泥棒大家族 天下を盗る 監督
1971 日本一のショック男 監督
だまされて貰います 監督
1970 日本一のワルノリ男 監督
喜劇 負けてたまるか! 監督
クレージーの殴り込み清水港 監督
1969 奇々怪々 俺は誰だ?! 監督・脚本
愛のきずな 監督・脚本
1968 クレージーメキシコ大作戦 監督
1967 クレージーだよ天下無敵 監督
クレージー黄金作戦 和田嘉訓と共同監督
クレージーの怪盗ジバコ 監督
1966 クレージーだよ奇想天外 監督
クレージー大作戦 脚本
1965 ここから始まる 監督
1964 蟻地獄作戦 監督
国際秘密警察 火薬の樽 監督
1963 写真記者物語 瞬間に命を賭けろ 監督
クレージー作戦 くたばれ!無責任 監督
1962 暗黒街の牙 脚本
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928 4'13 広島で誕生

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レビュー
ルパン三世 念力珍作戦
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長野洋(脚)
目黒祐樹
田中邦衛
江崎英子
伊東四朗
天本英世
広瀬正一
鈴木和男
中庸介
人見明
江村高志
藤村有弘
E・H・エリック
夏樹レナ
安西マリア
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 スリルを求める男ルパン(目黒祐樹)は、刑務所に護送中の美人を見かけた。峰不二子(江崎英子)と言う彼女から助けてくれるようにお願いされたルパンは警察の手から彼女を逃がすのだが、助かった不二子はルパンを見捨てて逃げ、ルパンは銭形警部(伊東四朗)から取り調べを受ける身に。証拠不十分で釈放され、嫌味の一つも言ってやろうと不二子を捜すルパンの前に、次元大介(田中邦衛)という男が現れ、実はルパンはフランスの怪盗アルセーヌ・ルパンの孫であり、祖父と父によって作られたルパン帝国を継ぐ者であることを告げるのだった。
 「ルパン三世」は1967年に連載が開始され、大人向きTVアニメーションとして1971年にテレビで観られていた。その映画化として作られたのだが…
 なんというか、もの凄い違和感だらけの作品になってしまった
 最近の漫画原作作品は原作に敬意を表し、ちゃんとキャラに合わせようとしているし、その努力を観るのも楽しみの一つなのだが、この当時の漫画原作作品というのはキャラクタの改編どころか設定も変えるし、「このキャラはこんな事をしない」というのを平気で破る。特に1970年代の漫画ブームでは低予算の映画化が当然とされていた風潮があった(80年代以降はアニメ化とゲーム化に取って代わられる)。
 勿論これは予算と技術が漫画に追いつけないってのが一番だが、漫画が低く観られていたということもあるだろう。作り手も漫画は漫画、映画は映画で割り切ってるし、観てる側もそれを承知で観ている。
 …という前提があるにせよ、これほど“コレジャナイ感”が高い作品も珍しい。ルパン三世というネームバリューが無ければ作れないが、一本の映画としての魅力もそう高くはない。原作の設定に負っていながら、その設定に対する敬意がないので、中途半端になってしまったな。
 色々問題はあるが、この作品に出てくる「ルパン帝国」というのは、初期の原作に登場するが、原作でも物語に活かされにくかったらしくて結局は消えてしまった設定の一つで、わざわざそんな使いにくいものを出したため、余計コレジャナイ感が強烈になっている(ちなみに、原作ではルパン帝国は一世が作り、二世時代に壊滅的な打撃を受けたが、三世になって、世界中に根を下ろす巨大な悪の組織になっているらしいが、その実態は謎のままという設定になってる)。そのため、最初から「映画だから仕方ない」という生暖かい目で観る必要性はある。
 ただ、本作の一番の見所は、どれだけ原作からアクロバティックに離れられるか?と言うところにあるため、逆の意味でそれが魅力になっているのが本作の面白いところ。似てない部分を楽しめるように出来ているため、これはこれで一応成功と言っても良いかと思われる。
 目黒祐樹のルパンはともかく、田中邦衛の次元とか伊東四朗の銭形とか、違和感しか感じないが、その違和感をひっくるめて楽しむのが本作の魅力と言えよう。
 ちなみに原作にあった♂♀マークでの性描写には妙に力が入っていて、これまで何本もの作品が作られた中でも最も原作に近いものになっているのは一応売りと言えるだろう。
製作年 1974
製作会社
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原作
ルパン三世 <A> <楽>
モンキー・パンチ (検索) <A> <楽>
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関連 実写版第1作
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喜劇 泥棒大家族 天下を盗る
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渡辺晋
大木舜二(製)
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植木等
三木のり平
伴淳三郎
藤田まこと
ミヤコ蝶々
谷啓
紀比呂子
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1972
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原作
歴史地域
関連
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日本一のショック男
<A> <楽>
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酒井和歌子
谷啓
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梅田智子
田中邦衛
人見明
小島三児
塩沢とき
高品格
草川直也
田武謙三
堺左千夫
安田伸
太地喜和子
北竜二
小柳ルミ子
柳谷寛
金内喜久夫
高松しげお
鈴木和夫
松崎真
水木正子
武田美瑳子
犬塚弘
鈴木治夫
広瀬正一
佐渡絹代
高島稔
浦山珠美
二瓶正也
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1971
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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日本一のワルノリ男
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内藤洋子
辺見マリ
小山ルミ
山口火奈子
人見明
北あけみ
田武謙三
高品格
佐々木孝丸
石田茂樹
二瓶正也
大前亘
木村豊幸
矢野間啓二
水上竜子
広瀬正一
鈴木和夫
小磯まり
塩沢とき
谷啓
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1970
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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喜劇 負けてたまるか!
<A> <楽>
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柏木由起子
高橋紀子
奥村チヨ
飯田蝶子
平田昭彦
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1970
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原作
野坂昭如 (検索) <A> <楽>
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関連
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クレージーメキシコ大作戦
<A> <楽>
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大森幹彦(製)
田波靖男(脚)
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ハナ肇
谷啓
犬塚弘
石橋エータロー
桜井センリ
安田伸
浜美枝
園まり
大空真弓
春川ますみ
東郷晴子
浦辺粂子
浦山珠美
十朱久雄
藤岡琢也
田武謙三
中丸忠雄
藤田まこと
アンナ・マルティン
ハロルド・コンウェイ
テッド・ガンサー
草川直也
オスマン・ユセフ
人見明
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加藤茶
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仲本工事
高木ブー
塩沢とき
ザ・ピーナッツ
中尾ミエ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1968年邦画興行成績4位
製作年 1968
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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関連 シリーズ
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クレージーだよ天下無敵
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植木等
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野川由美子
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高橋紀子
ハナ肇
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桜井センリ
石橋エータロー
安田伸
東野英治郎
田崎潤
藤木悠
人見明
清水元
なべおさみト
桐野洋雄
草川直也
渋谷英男
石田茂樹
佐田豊
二瓶正也
広瀬正一
鈴木和夫
大前亘
岡部正
関田裕
伊藤実
久野征四郎
篠原正記
大仲清治
加藤茂雄
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1966年邦画興行成績6位
製作年 1967
製作会社
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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クレージー黄金作戦
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笠原良三
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植木等
ハナ肇
谷啓
犬塚弘
藤田まこと
浜美枝
園まり
桜井センリ
石橋エータロー
安田伸
有島一郎
藤木悠
石山健二郎
藤岡琢也
飯田蝶子
ペギー・ニール
人見明
十朱久雄
石田茂樹
桐野洋雄
柳谷寛
沢村いき雄
E・H・エリック
エリック・ニールセン
アンドリュウ・ヒューズ
北川町子
豊浦美子
中真千子
那須ますみ
向井淳一郎
広瀬正一
草川直也
鈴木和夫
佐田豊
丸山謙一郎
浦山珠美
宮田芳子
塩沢とき
いかりや長介
加藤茶
荒井注
高木ブー
仲本工事
加山雄三
ザ・ピーナッツ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 僧侶の町田心乱(植木等)は博打好きが行きすぎ、破門させられた挙げ句、借金のため金友商事の北川(有島一郎)にタダ働きさせられていた。そんな心乱が一山当てようと日本を脱出していんちきチップを偽造してラスベガスへと向かった。そんな彼と飛行機が一緒になった代議士の板垣重金(ハナ肇)と梨本金男(谷啓)は、それぞれ金の問題で日本に帰れない事情を抱えており、心乱の口車に乗ってラスベガスへと向かうことになる。偽造チップはばれてしまったものの、心乱のツキは絶好調を見せる。だがそんな心乱に惚れ込んだ海野月子(浜美枝)が現れて…
 大人気クレイジーキャッツ映画の一本で、日本映画としては初となるアメリカの現地ロケを行った作品としても知られる。当時非常に高額だったアメリカの、しかもラスベガスでのロケがあったという、題名通り金にものを言わせた作品(それで現地ではロケ中に「カジノの客に迷惑だ」と怒鳴り込まれ、非常に反感を買ったというおまけも付いたが)。もう当時はヒット当たり前と言った、横綱相撲的なバラエティ作。ヒロイン役の浜美枝も悪婦と聖女が混在する難しい役割を難なくこなし、その実力を見せつけた感がある。
 同じクレイジーキャッツ、殊に植木等を主人公にした“日本一”シリーズが、金以外のものに価値をおいているのに対し、東宝のクレイジーシリーズはまんま金を行動原理にしている傾向があって、その対比もおもしろい。
 今の目でこれを観ていると、なるほど当時エコノミック・アニマルと呼ばれた日本人がどれだけ嫌われていたかが分かるようで、多少苦笑い気味ではあるが、作品自体は安定したおもしろさがあって、充分楽しめる。
 そう言えば、今はチップは完全ICチップで、偽造は不可能なのだが、この当時は外国で作ったら偽造も出来てしまったのかも。なんて思わせるところは、やや知識欲を刺激するところ。当時の偽造対策はどうなってたんだろうな(本作では定期的にチップを新しいものにすることで対処していたように見受けられるけど)。
 右肩上がりしていた日本経済が、どれだけ世界に嫌われていたのかを知るためにも重要な作品かもしれない。
製作年 1967
製作会社
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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クレージーの怪盗ジバコ
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谷啓
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安田伸
東野英治郎
豊浦美子
進藤英太郎
青島幸男
安藤孝子
立川談志
木の実ナナ
青山ミチ
人見明
桐野洋雄
加藤春哉
左卜全
柳谷寛
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佐田豊
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R・バルボン
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物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1967
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怪盗ジバコ <A> <楽>
北杜夫 (検索) <A> <楽>
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クレージーだよ奇想天外
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藤木悠
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塩沢とき
進藤英太郎
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二瓶正也
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犬塚弘
柳谷寛
石田茂樹
草川直也
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寺内タケシとブルージーンズ
生方壮
手塚勝巳
津田光男
渋谷英男
土屋詩朗
熊谷卓三
向井淳一郎
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1966年邦画興行成績8位。
製作年 1966
製作会社 東宝
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原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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クレージー作戦 くたばれ!無責任
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安達英三朗(製)
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安田伸
石橋エータロー
浜美枝
藤山陽子
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千石規子
堤康久
記平佳枝
鈴木和夫
岩本弘司
大前亘
小川安三
西條康彦
鈴木孝次
当銀長太郎
清水由記
広瀬正一
権藤幸彦
坂本晴哉
芝木優子
古池ミカ
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物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1963
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