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ダン・ブラウン

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ラングトン

ラングトン

06'12'14 ダ・ヴィンチ・コード 上
 旅行でパリへとやってきた文書学者のラングトンは、そこで会うはずだったルーブル美術館長のソニエールが殺された事を聞かされる。パリ警察からはその捜査の協力を求められるのだが、そこに現れた暗号解読官のソフィは、何故かラングトンに一緒に逃げようと持ちかけてきた…
 これまで何かと話は聞いていたし、映画も観た。しかし、本作が優れているか?と聞かれると、疑問。それで原作の本作だが、やっぱり微妙かな?暗号解読の部分は面白いけど、やっぱり肝心の設定がなあ。
<A> <楽>
06'12'15 ダ・ヴィンチ・コード 中
 パリ警察から終われることになったラングトンとソフィだが、彼らの背後には謎の殺人者が迫っていた。そのなか、ソニエールの残した謎を探し求める。手がかりを求め、彼らが行き着いたのは聖杯探索者として有名なイギリス人ティービングだった。彼が明かすダ・ヴィンチの秘密とは…

 いよいよ謎に拍車がかかり、主題であるダ・ヴィンチの秘密へと話がつながってきた。ただ、先に映画観ていただけに、ビジュアル的にはやっぱり弱い。これだけでも映画化の意味はあったのかな?
<A> <楽>
06'12'17 ダ・ヴィンチ・コード 下
 ソニエールの残したメッセージ、引いてはダ・ヴィンチの謎とは何か。真実を求めついにイギリスへとやってきたラングトンとソフィ。そこで二人は刺客と数多くの裏切りに遭いつつ、それでも真実へと肉薄していく。ダ・ヴィンチのメッセージとは?そしてソフィに秘められた秘密とは?

 通して読んでみて、文字のトリックとして考えるなら、なるほど面白い作品と言えるだろう。ただ、物語そのものがいい加減且つご都合主義過ぎて、ちょっと読んでいて首を傾げることばかり。結局陰謀の黒幕が彼だったら、簡単に毒殺もできたし、あんな回りくどいことする必要が感じられないのだけどねえ。つーか、あんまりにもお手軽すぎるだろ?
<A> <楽>
11'09'29 天使と悪魔 上
 ハーバート大学の図像学者ラングトンは、ある夜突然の電話にたたき起こされ、数時間後にはスイスにある世界的シンクタンク“セレン”に連れてこられてしまった。そこで中世に滅んだはずの科学者組織“イルミナティ”が復活し、セレンの科学者にして神父が殺されたことを告げられるのだった。イルミナティの狙いは、彼が分離に成功したという反物質。それは、4キロ四方を完全に消滅させるほどの威力を持った爆弾として使われるもの…

 「ダヴィンチ・コード」の前日譚に当たる作品で、コンクラーベをめぐるカトリック教会最大の危機を描く作品。反物質という科学的なアイテムも出して、いかにも現代的な作品と言う感じ。事前に映画の方は観ていたが、結構雰囲気は違ってる感じ。
<A> <楽>
11'09'30 天使と悪魔 中
 セレンから奪われた反物質はヴァチカンにある事を知ったラングトンは殺されたレオナルドの娘ヴィクトリアを伴い、ヴァチカンへと向かった。折しもコンクラーベの真っ最中では次期教皇の最有力候補の枢機卿4名が行方不明になっていた。彼らがイルミナティの神殿で殺されると主張するラングトンだったが…

 謎解きパズルの様相を見せ始め、「ダヴィンチ・コード」と同じレベルの物語になってきた。著者の本領発揮と言ったところか。
<A> <楽>
11'10'02 天使と悪魔 下
 イルミナティの神殿の謎を一つ一つ解いていくラングトン。だが常に彼の推理は一歩及ばず、暗殺者による枢機卿の殺人を許してしまう。そんな中、前教皇の侍従カメルレンゴの指揮によりカトリック教会はこれまでにない団結を見せていた…

 なるほどこれはカトリック関係者からは相当批判されるのがよく分かった。表向きカトリック批判になっていないのだが、アンタッチャブルを俎上にしてしまったのだから。これがあんまり売れてない作品だったら見逃されていたかも知れないが、なまじ売れてしまったが間違いだな。
<A> <楽>
 

 

  

その他

08'04'11 デセプション・ポイント上
 アメリカ大統領選一週間前、現職のハーパー大統領は旗色が悪く、対立候補のセジウィックの猛攻を受けていた。焦点は金食い虫のNASAで、現状を貫こうとするハーパーに対し、宇宙開発は民間に任せるべきとするセジウィック。世論は明らかにセジウィックの方に向いていた。そんな時セジウィックの娘で大統領府に勤務しているレイチェルにハーパーから特別な命令が下った。訳も知らされず、彼女が連れて行かれたのは、なんと北極だった…

 「ダ・ヴィンチ・コード」よりも早く出された作品だが、はっきり言えばこちらの方が明らかに面白い。アメリカの政府組織の裏事情やSF的ギミック。NASAのあり方など、バランス良く盛り込まれてる。
<A> <楽>
08'04'16 デセプション・ポイント下
 現職のハーパー大統領の切り札。それはNASAが見つけたという生物の痕跡入り隕石だった。これを発表すればNASAの信用度回復と共にNASA廃止論を展開している対立候補のセジウィックに大打撃を与えることが出来る。だが、その検証のために北極に行ったレイチェルは、肝心のその隕石の信憑性に疑問があることを知る。これを発表したら、大発見は一転して大スキャンダルに発展してしまう…その事実を知ったレイチェルは何者かに命を狙われる。

 盛り上げ方も、どんでん返しの使い方もなかなか楽しい作品。面白いのは面白い。ただ、SF的要素を強めすぎたせいだろうか?純粋の冒険作品とはあんまり思えない。
<A> <楽>