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仮面ライダーBLACK RX

仮面ライダーBLACK RX事典
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 1988'10'23〜1989'9'24

主な登場人物
南光太郎
仮面ライダーブラックRX
ロボライダー
バイオライダー
(役)倉田てつを。
 前作「仮面ライダーBLACK」から続投。クライシス帝国に捕らえられてブラックの変身機能を解除されてしまうが、太陽の光を直接浴びることにより新たに仮面ライダーブラックRXとして甦る。ヘリコプターのパイロットで、現在佐原家に下宿中。15話で新たにロボライダーに。17話でバイオライダーへと二段変身する。
白鳥玲子 (役)高野槇じゅん。旧名澄川真琴。「時空戦士スピルバン」のダイアナ役。
 光太郎の仕事仲間の女性カメラマン。佐原家とは家族同様のおつき合いで、光太郎の恋人でもあり。
佐倉茂 (役)
 光太郎が下宿している佐原家の長男。最初に光太郎がRXである事を明かした人物。
霞のジョー (役)小山力也。現在ではむしろ声優として知られ、渋い男役が多い。
 地球人だがクライシス帝国によって怪魔界に連れてこられ、改造手術を受けさせられた青年。改造手術の途中で逃げた事になっている。ネックスティッカーの音波によって操られていたが、司令装置を破壊される事で本当に仲間となった。
ジャーク将軍
話数 タイトル 脚本など コメント DVD
第1話 太陽の子だ!RX

  監督:小林義明
  脚本:江連 卓
 地球に平和が戻り、佐原家に下宿しつつヘリコプターのパイロットしての人生を歩み始めた南光太郎。だが女性カメラマンの白鳥玲子の取材につきあってヘリコプターを飛ばしていた所、山中に謎の石柱を発見。その後急にヘリが失速してしまう。その後次々に起こる怪現象に、光太郎は新たな敵の出現を予見する。そして突如光太郎を襲う影が現れる。変身を封じられ、宇宙に放り投げられてしまう光太郎だが、太陽の光を直接浴びることで光太郎の体に異変が…
 敵は
怪魔妖族スカル魔スカル魔スター。スカル魔は戦闘員っぽい感じだが、大きなフード付きマントを羽織っており、暗闇の中では存在感満点。そのスカル魔に角が生えたのがスカル魔スター。そして今回ジャーク将軍を含めクライシスの幹部連中が全員登場。
 新たな敵クライシス帝国の登場と仮面ライダーブラックRXの誕生が描かれる話。元々光太郎は仮面ライダーブラックであったが、それ以上の力を持つようになった。
 新シリーズの開始。あの悲しいラストで終わった「仮面ライダーBLACK」の後で光太郎がこんな幸せな生活していることには違和感を覚えてしまうが、少なくとも、それだけ精神的に強かったということか?
 そして現れるクライシス帝国。明らかにこれまでのシリーズとは異なり、ノリはほとんどメタルヒーローシリーズ。元々この作品のスタッフ自体がメタルヒーロー作ってた人たちだから、元に戻ったと言うことだろうか?
 出来れば一回だけでもブラックに変身して欲しかった所だが、変身ポーズだけで終わってしまった。
<冒頭少年サンデーで連載されていた「仮面ライダーBLACK」を茂達が立ち読みするシーンあり。そう言えばマンガ版とTV版は全く展開が異なっていた。
 子供用の自転車に乗るスカル魔たち。マント姿で小さな自転車に乗ってるとバカみたいだぞ。
 これまでブラックのことは「仮面ライダー」で統合されていたが、ここではしっかり「仮面ライダーブラック」と語られている。この時点で既に他のライダーが登場することは決まっていたのだろう。
 ジャーク将軍の口元は剥き出しだが、金色に彩色されている時と普通の肌色してる時がある。
 先のシャドームーンとの戦いで破壊されたバトルホッパーがアクロバッターとして再生。しかし、バトルホッパーって山中に放置されっぱなし?ブラックにとっては戦友だったんじゃないか?冷たい奴だな。>
VOL.1
<A> <楽>
第2話 光を浴びて!RX

  監督:小林義明
  脚本:江連 卓
 仮面ライダーブラックRX(以下RX)として甦った南光太郎は新生したアクロバッターと共にスカル魔たちと戦う。だが生き残った光太郎に、クライシス帝国は執拗な攻撃を加えるのだった。キングストーンに導かれ、戦いに駆り出される光太郎だが。
 敵は前回に続き
スカル魔と、実質的に最初の敵となる怪魔ロボットキューブリガン。機械の塊のような姿で、多少破壊されても新しいパーツを組み替えて更に強くなる。だが人間の姿にも変形出来る。
 RXとなった光太郎を導くのは、なんとキングストーンだった。あれ?キングストーンって創世王の証だったんだよね。人類の敵なんじゃないのか?そして改めて孤独な戦いに誘う。
 今回は本式にRXの戦いとなるが、これまでの肉体的な戦いとは異なり、メタルヒーローのレーザーブレードとも言えるリボルケインが登場。敵もメカメカしい姿をしてるし、明らかにこれまでの仮面ライダーシリーズとは一線を画することを主張している感じ。
 クライシス帝国の内実も多少描写。基本的に幹部連中は仲があまり良くないらしいが、マリバロンとガテゾーンは妙に仲が良いようだ。マリバロンの方が一方的に好意を持ってるようにも見えるけど。
 そしてここから速水隼人が登場する。警視庁の警部補だそうだが、姿そのものがほとんど不審者。コメディ要員としての起用かな?
<RXとなった途端、ポーズも変わり、しっかり自分のことを「仮面ライダーブラック・アール・エックス!」と自己紹介。戸惑いは全くないのね。しかもスカル魔に向かって「行くぞスカル魔」と豪語。一体いつその名前が分かった?
 「俺は一人きりで戦うのはイヤだ!」と叫ぶ光太郎。ついこの前まで一人で戦ってたのに、急に精神が弱くなったもんだな。
 偶然店で商品を踏みつけた光太郎は「何か起こる知らせだ」と発言。なんで?ひょっとして前にも増して更に勘が鋭くなったのか?
 キューブリガンは人間の姿になることも出来るが、速水のコートを奪うまでは基本的にすっぽんぽん。こんな不審者みたいなのでよく町に出られたもんだ。
 リボルケインはRXのベルトから抜き出すのだが、あの刀身の長さだと、腕の長さじゃ抜くのに足りないんじゃ無かろうか?>
第3話 RX対風の騎士 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 最初の敵キューブリガンは倒した。だがクライシスの幹部ボスガンは既に対RXのために強力な戦士ダイナギスカンを呼び出していた。
 敵は
怪魔獣人ダイナギスカン。風の騎士の異名を持ち、馬に乗って颯爽と登場。風速100メートルもの風を起こすことが出来る。人間を奴隷化して怪魔界で働かせている。正々堂々たる性格をしており、光太郎が変身出来るよう日が差すまで攻撃を待ったりしている。
 クライシス帝国の中にもジャーク将軍に対抗する勢力があることが明らかとなる。そこで新しい力ライドロンを得る手がかりとなる。
 今回の騎士ダイナギスカンは何と馬に乗って登場。まるで敵幹部のようだ。しかも戦うのは怪魔界と呼ばれる特殊空間。ますますメタルヒーロー化してきた感じ。ダイナギスカンもRXもあくまで正々堂々にこだわり、ダイナギスカンはRXが変身するまで攻撃を待ち、RXはダイナギスカンの嫌がる音楽が鳴りやむまで攻撃を待っている。敵が決して悪そのものでない
 この時点でクライシス皇帝の存在が噂されたり、太陽の光がないと変身出来なかったりと、いくつかの設定が明らかになる。
 光太郎の性格が妙に軽くなった。表情も豊かになり、ようやく役者として成長したかのようだが、とても違和感がある。
<バールドによってライドロンの設計図を手渡される光太郎。何故かフロッピーディスクなのだが、どうやってこんなものを手に入れたんだろう?>
第4話 光の車ライドロン 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 怪魔界でバールドから手渡された設計図を元にライドロンを組み立てる光太郎。だがその事を察知したガテゾーンはライドロンを破壊すべく新たな怪魔ロボットを送り込んでくるのだった。
 敵は
怪魔ロボットガンガディン。転輪付きのロボット。全身にミサイルを装備している。ガテゾーン言う所の、「最強のロボット」で、ライドロン破壊のためにガテゾーンによって派遣される。
 RXの新しい力ライドロンを手に入れる話。今まで仮面ライダーが専用四輪車を持つことは無かったので、ここで大きな違和感を感じさせることになるのだが、これこそが“脱ライダー”を目指した本作の最大特徴とも言える。ただし、前作の続きとしてクジラ怪人の洞窟で作り上げたと言うのが心憎い演出だろう。
 アクロバッターが喋れる事が発覚。なるほどこれをすぐにアクロバッターと名付けられた理由が分かった。それにしてもライドロンの登場で嫉妬してみせるのが芸細か。ライドロンまで喋ってる。
 本作の最大の特徴は“予測の付けにくさ”にあると思われる。前作「仮面ライダーBLACK」が完全なパターンに陥っていたのに対し、これは話の展開が読めないので、最後まで楽しめる。それが“脱ライダー”という所だろう。
 クライシス帝国は実力社会で、ジャーク将軍はRXを倒したらガンガディンに「騎士の位を与える」と言ってる。そうすると、幹部連中もうかうかしてられないって事かな?
<ライドロンは光太郎自らが組み立てたものだが、そんな材料どこから持ってきたのだろう?ロードゼクターを分解でもしたか?それはそれで問題があるが。
 ライドロンは「俺の夢」と語る光太郎。それでなんとアクロバッターを囮にしてしまうのだが、アクロバッターの扱いがあまりに酷くない?
 ガンガディンはライドロン(の張りぼて)を破壊するのだが、爆発する時は車の形をしてなかったりする。
 前回登場した時とガテゾーンの性格が随分違って見えるんだが、まだ性格が固まってないのかな?
 RXとガンガディンの戦いは工場地だったのだが、次の瞬間には原っぱに移動してる。いつものことだが。
 ガンガディンって巨大な転輪を付けているので、転んだら自力で起きあがることが出来ない。動けなくなった敵に刀でとどめを刺すなんてのは、悪役がやる攻撃じゃなかろうか?>
第5話 洞窟探検の落し穴 監督:蔦林淳望
脚本:江連 卓
 奥丹沢に友達と探検に出かけた茂と取材で同じく置く丹沢に向かった令子。そこで見つけた洞窟探検を行う一行だったが、その洞窟はクライシスによる生物実験が行われていた。改造された羽虫に襲われ毒を注入される茂達…
 敵は
怪魔獣人ガイナガモス。毒蛾ガイナムを使い、人間を支配下に置くテストを行っていた。超音波を発し、RXの動きを止めることも出来る。
 子ども達が中心となり、その子達を救うために光太郎が奮戦。今回はライドロンの性能を活かした話の続編でもあり。ただし特別な性能が明らかにされた訳ではなく、ただ速さだけが際だった話になってる。
 それにしても光太郎の性格が軽くなり過ぎてる。この違いは一体何なんだろう?ポーズなのかな?
<20年前に絶滅したというガイナムの血清を偶然持っているというのも凄いけど、それを第三者が間違いなく特定出来るなんて、どんな血清だろう?
 血清を届ける光太郎のヘリは空中爆発。この損害は誰に請求されるんだろうか?
 光太郎が働いている航空会社の上司が佐伯であることがようやくはっきりした。光太郎を信用している俊吉と、全く信用してない唄子の対比が見られる。唄子は「コーチャン」って言ってた。
 洞窟には何故かマグマが出ていることがよくあるのだが、こんな危険な場所を開放していて良いのか?
 ガイナガモスの発する超音波はRXの動きを封じ込めることが出来る。だったらこれを解析して対RX用の兵器にすればいいのだが、そんなことを考えるのはクライシスにはいないらしい。>
第6話 怪魔ET大暴れ! 監督:蔦林淳望
脚本:江連 卓
 ある日下校途中の茂が他の子供から金を巻き上げられる光景を目にする。だが光太郎は茂の勇気を信じて手を出さず、結果茂は光太郎に裏切られたように感じてしまう。そんな茂の前に池の中からモンスターが現れ…
 敵は
怪魔異生獣キュルキュルテン。カエルのようなモンスターで、人間に卵を産み付けて仲間を増やそうとする。数多くの卵がばらまかれたが、孵化の適性温度が45度であり、孵化したのは三体のみ。
 茂の勇気が描かれる話。調子が良い割に意気地がないという等身大の子供である茂だが、本当に肝心な時に勇気を出せたという物語。しかし、本当の勇気を教えるため、いじめられている子供を放置する光太郎の姿にはちょっと違和感覚えないでもない。
 これまで怪魔ロボットと怪魔獣人のみが登場していたが、もう一人の幹部ゲドリアンの擁する怪魔異生獣が登場。より生物的な怪獣と言って良いのが特徴か。三体も出てきたのはサービスかな?
<キュルキュルテンが茂の前に現れたのは偶然のようでもあるが、ちゃっかり光太郎がいることを認識していることから、計算だったとも思われる。そんな知恵あるのかどうかはともかく。
 速水につけ狙われ、事件との関わり合いを指摘された光太郎は「そんな変な友達は令ちゃんだけです」と発言。ガールフレンドを前にそんなことを言うなんて、本当に変わったな。
 会社が大変なことになっている俊吉は「食事したら会社に戻る」とか言いつつ、食事の席にはちゃっかりウイスキーとか置いてある。本当に会社のことを考えてたの?
 キュルキュルテンによって卵産み付けられた人たちはキュルキュルテンの破壊と共に卵も消える。パターンではあるのだが、なんで?>
第7話 SOS!友情の輪 監督:辻 理
脚本:江連 卓
 幼馴染みで親友である森田洋介から電話があり、令子や茂と共に待ち合わせ場所に向かった光太郎。だが洋介は何者かに追いかけられていた。実は洋介はクライシスの毒ガス衛星計画の設計図を手に入れてしまい、それが元で追われていたのだ。
 敵は
怪魔妖族武陣。武者姿が特徴で、鏡を使って瞬間移動することが出来る。マントも爆発する。
 光太郎の幼馴染みが関わった話。そんなのがいたの?とか、信彦はどうなったの?というのはともかく、偶然彼がクライシス帝国に追われていたお陰で光太郎が指名手配犯にまでされてしまった。それはそうと、なんの容疑だったのか全く言及はない。ひょっとして速水をぶん投げたから公務執行妨害で?それで新聞の一面に出るのか?更に、何故その容疑が晴れたのか全く言及されておらず、ストーリー的に違和感を感じてしまう。それに何でこんなヤバイ事件に関わった洋介が光太郎を頼りにしたのかも謎だ。その辺細かいことを気にしていたら楽しめないと言われればそれまでだけど。
 今回の速水は光太郎が謎の男達と戦っているのを見て逮捕しようとするのだが、逆に手錠をかけられたり、投げ飛ばされたりと良い所無し。
 光太郎が指名手配となったのを見た佐原家は大混乱。こういう場合唄子は絶対悪役になるようだ。
<令子とのデートの約束を断る光太郎はにこにこ笑いながら拝み倒してる。なんだか本当に性格変わってるよね。本当に光太郎なのか?
 洋介は小学校時代からの光太郎の親友だそうだが、信彦はどうなったんだ?
 ついに怪魔妖族まで“最強”を出してきた。これで三部族の最強が出てしまった。後はどうするんだろう?
 洋介から預かった設計図を見た途端、「これは毒ガス衛星の設計図だ」と見抜く光太郎。勘の良さは相変わらずだが、それだけで分かるのは一種の特殊能力だぞ。
 光太郎はデートの約束に絶対来る。と信じて喫茶店でちゃっかり光太郎の分までナポリタンを頼んでいた令子。この人も相当に自分に自信があるらしい。
 それでわざわざ変装して令子の前に現れた光太郎だったが、次の瞬間二人で普通に並木道を歩いていた。隠れてたんじゃなかったの?
 武陣に向かって「光太郎を殺したらナイトの位を授ける」というマリバロン。武者姿にナイトは似合わないなあ。
 毒ガスを受けて無事だった光太郎。その理由は「5分間息を止められる」からだそうだ。呼吸系の毒ガスとしか考えてなかったのだろうか?
 鏡を使って瞬間移動が出来る武陣だが、最後はその能力を使わずに真っ正面から戦いを挑んでる(爆弾マントを投げつけてるけど)。折角の能力が台無し。
 根本的な問題だが、宇宙からやってきたクライシス帝国がたかだか衛星一つ作るのに人間の力を借りなければならないのだろう?>
第8話 パパとママの秘密 監督:辻 理
脚本:荒木憲一
 天才少女の千田友子の能力に危機を感じたジャーク将軍は友子をさらわせようとした。実は友子の父親はクライシス人であり、10歳になった時発現する能力が極端に強く出てしまったのだ。自分の出生の秘密を知った友子にクライシスの手が迫る。
 敵は
怪魔獣人ガイマナイト。顔がモロにプレデターである。両手の鈎爪で攻撃する他、口からは冷却液を発する。
 自分の出生の秘密を知った子供が苦悩する話。考えてみると、出生にまでさかのぼる話は設定上仮面ライダーでは使われることがなかったので、珍しい話である。しかもこの話は怪人と戦って終わりではなく、その友子の能力が暴走してしまい、それを信じ続けられるか?という事が主題になってるのも珍しい。特殊な環境に置かれた子供がおかしくなってしまった時、それを信じ続けられるかどうかは大人の責任。光太郎は最後までそれを信じ切ったために少女を救うことが出来た。
 友子の存在はクライシス帝国は10年ほど前から地球と関わりを持っていたと言うことを示しているが、それが何らかの設定上の伏線を張ってる…とは思えないな。
<早朝、一人で思い出の遊園地に向かう友子。無人の遊園地で何故か乗り物だけは動いてる。なかなかシュールな光景だ。
 これまでいくらRXの姿でボロボロになっても光太郎に戻ったらピンピンしてたのに、今回に限って服とかがボロボロになってる。
 2話でキングストーンからは絶対正体を知られてはいけない。と念を押されているにもかかわらず、平気で友子に正体を教えてる光太郎。随分簡単になったもんだな。>
第9話 マリバロンの妖術 監督:蓑輪雅夫
脚本:鷺山京子
 ハイキングにやってきた佐原家族と光太郎。だがその河原にサボテンの姿をした怪魔異性獣が出現。そこに居合わせた人をサボテン化させてしまう。そしてサボテンを愛する心優しい少女千草へとサボテンを送り込むが…
 敵は
怪魔異生獣アッチペッチー。サボテンの姿になり、全人類をサボテン化させようとする。体の一部が切り取られてもすぐに再生させることが出来る。
 いつに増してコミカルな感じに仕上がった話だが、それも光太郎が極端に軽いキャラになってるため。令子からあずかったサボテンを捨てようと色々ごまかしてる。
 今回の作戦はゲドリアンとマリバロンの両面作戦となっているが、ゲドリアンの作戦はこれまで二回あって、二回とも予定通り作戦が進んでない。充分な調査無しにやるからだろう。今回はマリバロンがそのフォローに入った形。少女の素直な心を利用しようとする姿が見られる。
 サボテンに水をやりすぎたために枯らしてしまったことから攻略が発見される。古典的なパターンだが、それが良い。そう言えば「仮面ライダーBLACK」でもサボテン怪人の話があったけど、光太郎はあんまり成長してないようだ。
<枯れたサボテンが僅かな時間で元に戻ってるよ。よっぽど上手い世話の仕方をしたんだろう。
 マリバロンはアッチペッチーに拒否反応を起こさない人間のデータをディスクに保存していたらしい。この時代だからCDだろうけど、読み取り面が金色に輝いてる。
 わざわざ光太郎が近くにいる時を狙ったかのように千草を狙うアッチペッチー。いかにも「怪しいです」。と言ってるようなものだが。>
第10話 ニセ者でドッキリ 監督:蓑輪雅夫
脚本:宮下隼一
 大好きになった静香になかなか告白出来ず落ち込む茂の前に怪魔ドグマログマが現れた。気絶してしまった茂だが、なんと茂のコピー体が現れてしまう。茂のしたくないことを何でもしてくれるので、大喜びの茂だったが
 敵は
怪魔異生獣ドグマログマ。ゼリー状生物で、これまでにないデザインをしている。一応着ぐるみだが、その辺の表現を出すのに苦労してるみたい。下半身に足の代わりに大きな口があり、それでも攻撃出来る。
 クライシス帝国が光太郎ではなく、その周囲をターゲットにし始めた。茂と令子もクローン人間を作り出してしまう。精神的に光太郎を追いつめるのが目的なのだが、それどころかクローンは凄く強い。
<能力の高い友達に惚れてしまう静香。子供は残酷だが、それにしてもこいつは末恐ろしい女に育ちそうだ。
 ドグマログマの能力に絶対的自信を持つゲドリアンは「RXの能力をもってしても見破られない」と言っていたが、性格がまるで違うのだから、当然ばれてしまう。なんの伏線にもなってないな。
 茂が偽物であると佐原家に告げた光太郎に、「あんなに気だてが良くて優しくて成績の良いあの子が偽物なの?」と発言。まさしく偽物そのものだろう?
 令子はなんの挨拶も無しに佐原家に入ってくるんだが、どういう関係なんだろうね?
 知り合いのクローンに襲われ、なかなか手出しが出来ない光太郎の前に。「今日こそお前の最後だ」とか言って現れるドグマログマ。出てこなきゃ問題なかったのに。>
第11話 スクラップの反乱 監督:小笠原猛
脚本:宮下隼一
 ガテゾーンはかつて自らが作ったにもかかわらず制御不能となり廃棄処分とした怪魔ロボットスクライドを掘り起こす。スクライドは町中のスクラップを用いて人間を襲わせる。次々と失踪する人たちを探していく光太郎だったが、そのスクラップに襲われた人間が閉じこめられているという事実を知る…
 敵は
怪魔ロボットスクライド。スクラップを自在に操ることが出来るロボットで、デザインは金属ののっぺらぼう状態。シンプルなのが逆に新鮮。ガテゾーンにも制御不可能で、廃棄処分にされていたものを掘り起こされる。
 世界征服を狙う悪の組織がご町内の人間に意地悪する。と言う図式に則り始めた話。ただ、現在の消費文明に警鐘を鳴らすと言う意味では社会的な意味合いも兼ねている。本来特撮作品が持つ意味合いをよく示した作品ではないだろうか。子供が成長していく姿を見せるのも、特撮の特徴。
 怪我をした光太郎の身を案じるアクロバッターとライドロンの姿が見られる。それが今回のキーとなってると言うのも面白い構成。
 スクライドはかつてクライシス皇帝に対して反抗的だったからスクラップにされた。その部分が全く出てこなかったのは残念な所だ。
<スクライドが発射するミサイルは本当に飛んでいく。特撮としては頑張ったが、ロケット花火のように見える。
 アクロバッターとライドロンの生命エネルギーが機械の機能を狂わせることを知った光太郎はスクライド攻略を思いつく。この程度で思いつく光太郎の知性は素晴らしすぎるぞ。大体スクラップ人間は機械でもないのに。>
第12話 夢の中の暗殺者 監督:小笠原猛
脚本:宮下隼一
 RXの強さを思い知らされたクライシス帝国は、次なる手として光太郎ではなく玲子を狙う。マリバロンの放つズノー陣は玲子の夢の中に入り込み、悪夢を見させ続ける。一方、自分を見張り続ける男の存在に気付く光太郎だが…
 敵は
怪魔妖族ズノー陣。人の夢に入り込み、悪夢を見せつける力を持つ。目を剥き出しにした仁王像という感じ。夢の中だけに姿を自在に変える事が出来る。
 玲子を中心とした話で、クライシスによって光太郎を襲わせられてしまう。最終的には光太郎を信じる玲子の心が全てに打ち勝つという精神的な話。
 反クライシスのゲリラであるガルが登場。クライシス人でクライシス用の特殊武器まで持っているが、あっけなく殺されてしまうのがかなり寂しい。
 今回の速水は町中で光太郎とぶつかり、逮捕しようとするが逃げられ、その後マリバロンにそそのかされ警官を動員して逮捕しようとする。しかし今回で登場は最後らしい。
<玲子が食欲がないというので、ハンバーガーを二つ同時に食べる光太郎。両手に持って交互に食べてるけど、行儀が悪いぞ。
 玲子の隠れ家やガルのアジトをあっさり見つける光太郎。この人の感覚の鋭さは並じゃないな。
 玲子の夢の中に入るため、両耳にヘッドホン状の変な装置を付けるRXの姿はなんとも間抜けな姿だ。
 リボルケインに貫かれたズノー陣は顔とマント以外肉体を持ってないように見える。これが夢の中だから?
 光太郎が「夢の中に入る」と聞いていて、夢の中に登場下のがRX。更にRXと共に現実に帰ったのに、目の前にいるのが光太郎。これで光太郎がRXだとは知らない玲子もたいしたものだ。>
VOL.2
<A> <楽>
第13話 狙われた怪魔少女 監督:松井 昇
脚本:鷺山京子
 爆発音を聞いた茂と健吾の二人が現場に行くと緑色の結晶が落ちていた。隕石と思いそれを拾う二人だったが、実はこれはクライシス人のラウ博士が帝国から次元転換装置Gクリスタルを持ち出して不時着したラウ博士と娘のキララで、茂が拾ったのはGクリスタルだったのだ。Gクリスタルを取り戻すために怪魔異生獣フラーミグラーミが迫る。
 敵は
怪魔異生獣フラーミグラーミ。クラゲに似ているが、白地にピンクや緑の模様がかなり気持ち悪い。人に入り込みその意識を乗っ取る事が出来る。Gクリスタルを取り戻すためににキララに入り込む。
 クライシス帝国に反発するクライシス人とRXの交流。そして茂と友人の健吾の友情物語が描かれる。ただ物語そのものは変にいろんな設定を詰め込んだためにご都合主義になってしまい、さほど特徴がある訳じゃなし。
 アクロバッターが姿を消したフラーミグラーミがどこから何秒後に現れるかをRXにアドバイスするシーンあり。口頭でやるとタイミング逸すると思うぞ。
<キララがGクリスタルを手に入れるためには「100万円、いや1000万円出しても良い」と言っているのに茂が反発しているのはこれまでの性格上多少違和感があるな。>
第14話 ひとみちゃん誘拐 監督:松井 昇
脚本:江連 卓
 クライシス皇帝の娘ガロニア姫の成長を見守るマリバロン。だが、チャップのミスによって死なせてしまった。マリバロンは皇帝には黙って姫と同じ日に生まれ、同じ場所にほくろのある女の子をさらってくるように命じるのだった。そしてそれに適合するのは、なんと佐原家の一人娘ひとみだった…
 敵は
怪魔ロボットデスガロン。まるで仮面ライダーのようなすらっとした姿が特徴で、実際とても強い。ひとみを怪魔界に連れて行くまでのRX足止めに派遣されたが、逆にRXを怪魔界に呼び寄せてしまった。
 ひとみ救出編の第1話。死んでしまったガロニア姫の代わりとなるのが佐原家のひとみだったという、かなり無茶な話が展開。ひとみを追うためにデスガロンを都合良く利用するなども無理があり。ただ好敵手のデスガロンの存在感やアクションの質などは高い。
<ひとみちゃんとパパのオールヌード。これも現代では出来ない話。
 1982年10月22日生まれで首筋にほくろがある娘を集めさせるマリバロン。なんと7人も候補がいるんだが、よく短時間でこれだけ集めたもんだ。
 佐原家勢揃い状態で生身の姿でヘリコプターから飛び降りる光太郎。こんな事したら常人じゃないと思われそうなもんだが。
 又しても“最強のロボット”が登場。一体クライシス帝国での「最強」
 ひとみを探してバイクで走り回ってる光太郎はデスガロンと遭遇。次の瞬間どこかのプールの傍らで戦っている。
 怪魔ロボットには怪魔界に帰るための装置が付いている。そんなもん外せよ。あるいはわざわざそんなのをRXにぶち当てるジャーク将軍の考えも無茶苦茶だ。これじゃ来てくれって言ってるようなもんじゃん。>
第15話 ロボライダー誕生 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 デスガロンにくっつき怪魔界へと向かうRX。だがその間にもマリバロンによるひとみのガロニア姫すり替え作戦が進んでいた。マリバロンの罠にはまり、デスガロンと共に閉じこめられてしまったRX。そしてひとみの死を告げられた時、RXの体に変化が…
 敵は前回に続き
デスガロン。RXを怪魔界に連れてきた事で叱責を受けるが、マリバロンと協力して罠を張る。最初にロボライダーによって倒された。そしてやはり怪魔ロボットトリプロン。三体のロボットで、合体してちょっと不格好な一体のロボットに変形する。今回はバラバラのままRXとデスガロンを襲うが全く敵わなかった。
 ひとみ救出編の第2話。マリバロンの張った罠でひとみが死んだと思いこみ、悲しみのパワーによって変身する。そしてガロニア姫にされそうになったひとみを助けようという所で終了。
<怪魔界の“死の砂漠”に放り込まれた光太郎。名前の割には緑が繁ってるね。
 怪魔界の中でライドロンを呼び出す光太郎。ライドロンは次元を超える事が出来る事が分かったけど、だったら最初からこの方法使ったらどう?
 廃墟に佇み「人の気配がない」と呟く光太郎。すぐ近くにチャップがいるんだが、RXの感覚ってのもさほど鋭敏ではないと見える。
 しかし改めてロボライダーは仮面ライダーのように見えないなあ。デスガロンの体を一寸刻みにぶち抜いていく姿は悪人のようだぞ。>
第16話 奇跡の谷の姫君 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 キングストーンにより悲しみの心がロボライダーに変身させたという事を知る光太郎。そしてひとみを救うべく奇跡の谷へと向かうが、その前に謎の男霞のジョーが現れる。その間にもひとみはガロニア姫へと変貌していく…
 敵は前回に続き
トリプロンだが、他に怪魔ロボットネックスティッカーも登場している。首が長く伸び、電磁波で攻撃する。霞のジョーを操り、RXを近づけない戦い方をしていたが、ロボライダーのボルテックシューターによって倒される。
 ひとみ救出の第3話。RXはロボライダーにへの変身が可能となり、更に仲間が出来るが、その間にも着々とひとみはガロニア姫へと変化していく。
 そして光太郎の仲間となる霞のジョーが登場。前回からちょっとだけは出てきていたが、ここで光太郎を助ける助っ人として本格登場。ネックスティッカーの音波によって操られていたが、司令装置を破壊される事で本当に仲間となった。実は地球人ではあるが、地球の記憶はない。
 アクロバッターはロボライダーが乗る事でロボイザーへと変形する。これによってネックスティッカーは倒された。
 最後、ひとみは本当にガロニア姫になってしまい、更に茂までもが怪魔界に連れられてきた。ラストシーンは絶望そのものだった。
<ロボライダーになった事を悩む光太郎だが、出たばっかりで既にロボライダーは名前が確定しているのね。
 チャップの襲撃から助けられたというだけでジョーを仲間と信じてしまう光太郎。この単純さが光太郎の所以か?最後までジョーを信じる光太郎の姿も甘いというか何というか…>
第17話 バイオライダー! 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 マリバロンにより捕らえられてしまい、処刑場に連れて行かれる光太郎。ロボライダーでさえ脱出不可能の絶体絶命の危機に陥ったRXだが、その時更なる変化が…
 敵は
トリプロン。三話に渡って登場した怪魔ロボットだが、ここで初めてその本来の姿である三体合体の姿が見られる。
 ひとみ救出四部作の最終作。ひとみは既にガロニア姫になってしまい、光太郎も絶体絶命の危機。その怒りの心がバイオライダーへの変身を呼び起こす。結果的に人質として連れてこられた茂がひとみを救い出す事となる。
 ロボライダーに続きバイオライダーへと変身するRXの姿が描かれる。体を流体化させる事でどんな隙間にも入り込み、あらゆる攻撃を避ける事が出来る。攻撃を受ける事がない。という一事で歴代ライダーの中でもおそらく最強のライダーだろう。
 同じく怪魔界に連れてこられた茂が光太郎こそRXであると看破する。その呼びかけに、RXからの変身を解いてみせる光太郎。随分簡単に明かしちゃうのね。
<霞のジョーは縄抜けの術を会得しているが、それを「霞流拳法」と言っていた。記憶はないはずだけど。
 定番の吊り天井型牢獄に入れられるRX。マリバロンによれば「地下千メートルにある」そうだが、それだったら落ちた時点で死んでない?つか、こんな面倒な事をせずに最初に光太郎が気絶してる時に…
 三体合体のトリプロンは今までにない秀逸なデザインだが、すごく動きにくそう。
 バイオライダー登場を見た途端、マリバロンは「バイオライダー」と叫んでる。
 若返る事が出来る聖なる泉なるご都合主義アイテムで元の子供に戻ったひとみ。ドレスが脱げたらちゃんと子供用の服を来てるのは何故?
 ジャーク将軍はクライシス皇帝にガロニア姫が死んだのはRXに襲われたからと説明。これで済んじゃうの?>
第18話 怪!夢の空中遊泳 監督:小笠原猛
脚本:江連 卓
 茂達のムササビ観察につきあった光太郎と霞のジョーは、人知を超えた跳躍力を見せたムササビに驚きを隠せなかった。しかも飛んでいったムササビは人を襲う。しかも襲われた人は噛み痕を残さずに起きあがる。
 敵は
怪魔異生獣ムササビサラ。ムササビ型の異生獣で、人間に噛みつく事でムササビ症候群にさせる事が出来る。本作始まって以来初めての現実の動物モティーフ。空を飛べるがRXに騙されてそれを封印されて倒されてしまう。それにしても不細工な造形だ。
 前回登場したバイオライダーの力を遺憾なく発揮した話。既に無敵の存在だが、更に解毒の力まで持つ事が分かった。ジョーとのコンビも良い感じ。
 今回からOPにロボライダーとバイオライダーが登場。
<ムササビは空を飛ぶというのが本作のモティーフ。ムササビは“飛ぶ”んじゃなくて滑空するんだけどね。
 「クライシス。奴らの仕業に違いない」…久々に聞いたな。やっぱり光太郎はこれがないといかん。
 ゲドリアンによりムササビ症候群なるものが説明される。何でも自分をムササビと思いこんで高い所から落下して死んでしまうらしい…すごく間抜けに思えるんだが、それを「相変わらず残酷な作戦だ」…って、クライシスの奴らの感性って凄いなあ。
 元々大学では優秀な研究者だった光太郎だけど、工学のみならず生物学にも造詣が深い。ここまで来るとスーパーマンだな。
 ジョーの協力で空を飛んでみせる光太郎。ムササビサラを騙すためだが、こんなもんで騙されるか?
 ムササビサラに対してRXが言った台詞。「子ども達のムササビにかけた夢と期待を裏切り、命まで取ろうとしたお前を許す訳にはいかん」。命よりも期待の方が大事か?
 しかし、ロボライダーであれバイオライダーであれ空中の敵を倒す能力があるんだから、何もムササビサラを地上に引きずり落とす必要は無かったんじゃないだろうか?>
第19話 恐怖の人工太陽! 監督:小笠原猛
脚本:荒木憲一
 突如東京上空に二つめの太陽が現れ、暑さがどんどん増していった。実はこれはクライシス帝国が作り出した人工太陽で、クライシスの地球移住計画の要となるエレニウム鉱石を渡すよう脅迫していたのだ。だがこの人工太陽を消し去る研究をしていた相原教授がいた。ジャーク将軍はマリバロンとガテゾーンに相原教授を襲うよう指示するが…
 敵は
怪魔ロボットクロイゼル。人工太陽をコントロールし、攻撃に使う事が出来る。久々にスカル魔が登場している。
 ライダーシリーズではおそらく最も大きな作戦となる人工太陽作戦が展開。人工太陽そのものではなく次元転送システムに必要なエレニウム鉱石を奪うための脅迫に用いられているのが特徴。その割にはその人工太陽を東京のど真ん中に落とそうとしたり、作戦に矛盾があったりするが。
 今回はロボライダーの活躍が目立つ。ロボットにはロボットという考えだろうか?人工太陽のパワーを直接受けてもほとんどダメージを受けてないのは流石だ。
<クライシス帝国が作った人工太陽を破壊する装置をあらかじめ作っていた相原教授。用意が良いというか、あまりにもご都合主義と言うか。それより、相原教授は学会から爪弾きにされている事を嘆く事はないと思うぞ。当然だし。
 「この作戦に失敗は許されん」と凄むジャーク将軍。で失敗する訳だが。クライシス帝国の作戦って後がいくらでもあるんだな。
 クロイゼルの出現に玲子と相原教授を逃がす光太郎。その後普通に光太郎が現れるのだが、玲子はなんの疑問もなく受け入れている。
 チャップの追跡をごまかすため、相原教授の車で陽動作戦を行う光太郎。車が止まったら光太郎の姿は既にない。バイオライダーになって逃げた?
 捕まえられている相原教授の子ども達の部屋の音頭は49度。それで近くにあった洗濯物(?)に火が燃えてる。子ども達の服は大丈夫なの?それ以前になんでそんなのが監禁場所にある?
 基礎は完成していたとは言え、普通の山荘で磁力砲を完成させてしまった相原教授。恐るべき武器だ。
 磁力砲の威力は凄まじく、人工太陽のビームとぶつかると地割れが起きるほど。それはそうと至近距離でそんなの使っておいて、よく相原教授は無事だったな。
 磁力砲を奪ったクロイゼルは人工太陽を東京のど真ん中に落としてやると豪語。当初の目的である脅迫になってないぞ。
 クロイゼルに対しボルティックシューターをゼロ射撃でぶちかますロボライダー。これって無茶苦茶卑怯じゃないのか?>
第20話 バナナを喰う鬼 監督:松井 昇
脚本:江連 卓
 連続で銀行から金が盗まれる。そして事件現場には必ず食べかけのバナナがあり、警察は不審に思われていた。そんな時、バナナのたたき売りをしていた霞のジョーはバナナを金貨で買っていった老人を見る。居合わせた茂は友達と一緒に老人の後をつけていくが…
 敵は
怪魔妖族ビャッ鬼。バナナを好きな形に変化させて銀行強盗を働く。冷凍したバナナを手裏剣のように使ったり、巨大なバナナをハンマーのように使ったりする。あらゆる行動がバナナに結びついてるのが特徴か。
 全編バナナが登場という、なんだか訳の分からない話に仕上がっていた。ビャッ鬼の武器までがみんなバナナ。何故こんなにバナナにこだわったのかは不明。物語そのものはホラー性の高いものになってるだけに、最後まで違和感が残る。
 老人がビャッ鬼に変わる際、着ぐるみなのにメタモルフォーゼっぽく作られている。それがはまっていた。
 今回霞のジョーは台湾バナナのたたき売りとして登場。今ではすっかり珍しくなった行商風景だ。記憶を無くしているという割に器用なキャラだな。
<佐倉家のトースターはニクロム線使ったポップアップ式のもの。懐かしい。
 光太郎は又しても死んだふりしてビャッ鬼を騙している。ビャッ鬼の冷凍バナナを瞬間的にロボライダーとなって受けたそうだが、光太郎→RX→ロボという過程は無視出来るの?>
第21話 愛と友情の戦線 監督:松井 昇
脚本:宮下隼一
 無二の親友となった光太郎と霞のジョー。だがジョーのフィアンセであるセーラが現れ、事態は急変する。セーラにクライシス帝国の影を見た光太郎に、ジョーはセーラを守ろうと離れていく…
 敵は
怪魔異生獣バングゴング。追跡の名手でセーラの影に潜み、セーラの持つ地上移住者のリストを収めたマイクロフィルムを狙う。姿を自在に変える事が出来、巨大な手のような姿となってRXを襲ったりもする。
 親友である光太郎と霞のジョーの仲違いと、それによって更に強くなった絆が描かれる話。影となったバングゴングは人を仲違いさせるにはぴったりの役割。ただもうちょっと演出はぎつくしても良かったかもね。バングゴングのやってる事に一貫性がないので、今ひとつ物語が見えない。
霞のジョーとの友情が壊れる事を恐れる光太郎はジョーと信彦を重ね合わせている。かつての記憶がバンクで流れるため、久々にブラックの姿も見られる…と思ったらこれは伏線だった事がラストでわかる。
 バングゴングの能力は体を自在に変えてどこにでも潜り込む事だが、これってバイオライダーとかぶってる。実際流体同士での戦ってたりするし。
 クライシス帝国からも脱走者が相次いでいるという事で、ジャーク将軍は相当ピリピリしている。
 何と今回ラストでシャドームーンの復活が見られる。シャドームーンは復活してはいけなかったような気がするんだが、盛り上がる心は抑えられず。
<霞のジョーは地上の記憶は失っているそうだが、怪魔界に来て改造手術を受ける前の記憶は残っているらしい。都合の良い記憶だな。
 怪魔界でのゲリラ装束を地上でも崩さないセーラ。違和感ありっぱなしだけど。
 なんでわざわざクライシスはセーラが地上に行ってからペンダントを狙ったのだか。怪魔界
 死地に赴くジョーに「たった一人の俺の友よ」と盛り上がる光太郎。7話に出てきた洋介とかは数に入らないのか?
 今際の際に倉庫の中に爆弾を仕掛け、セーラと霞のジョーを巻き込んだ事を勝ち誇るバングゴング。それを聞いたRXは…やっぱりゆっくりと勝ちポーズを取ってたりする。もっと急げよ。
 ラスト、セーラは世界中に散った同士と連携を図るために飛行機に乗って行く。パスポートとかどうしたんだろう?>
第22話 シャドームーン! 監督:蓑輪雅夫
脚本:宮下隼一
 光太郎の親友であったが、最強の敵となったシャドームーンは生きていた。光太郎を求めさすらうシャドームーンが行く先は。一方、地中から町の人々を襲って砂の彫刻のようにするアントロンと戦うRXだが、どこかで見られているような思いを受けるのだった…
 敵は
怪魔異生獣アントロン。地中から現れ、人々を砂で固めてしまう。RX→ロボライダー→バイオライダーの連携によって一度倒され、後にパワーアップしてRXとシャドームーンの戦いに割り込む。そして復讐のために甦り、ジャーク将軍と連携するシャドームーン。記憶を全て失ってしまたが、ただブラックを殺すという執念のみの存在になっている。
 「仮面ライダーBLACK」における最強の敵でありブラック同様キングストーンを持つ王子シャドームーンが復活。思いもかけない復活となったが、ちょっと複雑な気分でもある。前回出来なかった和解を果たすのか?とも思われたのだが…
 とは言え、その存在感は流石。しかも前とは異なり完全フリーの殺し屋のような位置づけのため、格好良さはますます上がってる感じ。
 アントロン戦で手の内を読まれてしまっているため、ロボライダーもバイオライダーまでもシャドームーンには敵わない。しかしその絶体絶命の危機を救ったのは、皮肉にもアントロンだった。少なくともあのバイオライダーを圧倒した敵はシャドームーン以外にはいない。
 流石に今回ツッコミ所は少ないな。
<シャドームーンは光太郎と出会った際、「仮面ライダーブラックRX」と呼びかけてるが、出来れば「ブラックサン」と言って欲しかった。
 シャドームーンを褒めちぎり、四大幹部に協力を要請するジャーク将軍。しかし後で幹部達には「あいつには期待してない」と言ってた。これをあらかじめ言ってたらRXは倒されていたはずなのに。
 これだけハードな展開だった話なのに、次回予告が「ブタになったRX」だからなあ。一気に脱力してしまった。>
第23話 ブタになったRX 監督:蓑輪雅夫
脚本:鷺山京子
 ボスガンが進めていた地上の動物を他の動物に変えてしまう細胞変換装置が完成。だが故障が起こってしまう。
 敵は
怪魔獣人ガイナバラス。細胞変換装置のキーボードを取り戻すために派遣されるが、ほとんど活躍出来ないまま倒されてしまった。
 細胞変換装置のキーボードを手に入れた少年が主人公の話。
 前回の話がシャドームーンの復活によって非常に重めに作られていたのに、今回はうってかわってコミカルな作品に仕上げられてる。特に最初に出てきたチャップがパントマイム的な仕草で車を盗んだりメッセージを送りあったりと妙な味を出してる。しかも物語の肝が人間を動物にするだから、とても奇妙なツッコミ所だらけの作品になってる。ボスガンが作戦指導するのは珍しいのに、久々に登場したらこれとは。
 塾の先生役で千葉繁が登場。コミカルな話にはぴったりで、ブタになって絶叫してるよ。ちなみにボスガンの中の人藤木義勝。この二人とは後に「ケルベロス」で競演する事になる。
<細胞変換装置のキーボードが壊れたのでキーボードを地上に送ってやるマリバロン。ワイヤレス式ですぐに使えるようになってるけど、それは大変危険なのでは?運んでるチャップがちょっと変な気を起こしたら悪用されるぞ。
 正夫少年が塾の先生に叱られ、「センセイ ブタ ニ ナレ」とやったが、センセイと呼ばれる人達がみんなブタになってしまった。それってすごく矛盾ないか?子ども以外のほとんどの人間がブタになるぞ。
 それで友達にいじめられた正夫が次にやったのは友達を動物に変えるのではなく、自分をゴリラに変える事だった。復讐にしては妙な話だ。余計いじめられそうなものなのに。
 ゴリラになった正夫を見た光太郎は流石にびっくりするが、これを怪魔とは思わずに庇っている。勘が良いというか何というか…
 動物に変えられた人間はすぐに死んでしまうと正夫に喋ってしまうジョー。それを光太郎に責められるが、だったら手に持ってるキーボードを早く直すとか考えない?
 ボスガンにキーボードを奪われた失策を責めるマリバロン。チャップを送ったのはこいつだったはずだが?
 ブタになった光太郎は四つんばいで残飯漁ってる。お尻ふりふりしてる姿がセクシーだぞ(実際はジョーが振りをしてるだけだったのだが)。
 光太郎のブルゾンを着てブタの仮面をかぶっていたジョー。ブタの仮面を脱いだら服まで戻ってる。
 最後のナレーションで「恐怖によって世界を征服しようとするクライシス」だったが、これほど浮いたナレーションは無かろう。>
第24話 パパはドラキュラ 監督:蔦林淳望
脚本:宮下隼一
 クライシスのスパイとして10年前に地球に送られていたカミナ族。彼らは地球人として生きてきたが、クライシス帝国の襲来によってその本能を解放。明夫の父はその血の解放によって人間の血を吸う存在として覚醒してしまった。そんな父を殺さねばならない明夫だが、どうしても父親を手にかける事が出来なかった。
 敵は
怪魔異星獣リックバック。鏡を通して現れ、スリーパーとして放たれた明夫の父を吸血鬼にしてしまった。RXを背後から襲って身動きを取れなくしてしまう。
 子どもによって殺されそうになる父親というショッキングな描写から始まり、ホラー風味満点で話は展開。明夫の父によって血を吸われた人間が吸血鬼と化して町を徘徊するシーンは迫力あり。
 話自体は親子の絆によって吸血鬼の血を打ち破るというパターンで、親子の葛藤が上手く作られた作品だった。ライダーよりもウルトラマンに近い物語と言えよう。明夫役の子役が上手い。
 ただ、明夫の父が死なない限り吸血鬼はいなくならないはずが、実はリックバックを倒しただけで終わってしまうという物語展開はちょっといただけないかな?でもこれで良いのかな?
 霞のジョーが大活躍した話でもあり。思いやりよりも目的を重要視するジョーの直情的な性格がよく表れている。光太郎に諭されるとすぐしゅんとして、それでも光太郎を信じ切ってるあたりの抑えた描写が良い。
 今回は珍しくRXは二段変身せず。普通にリボルケインでケリをつけていた。
 本作にしては珍しくツッコミ所の少ない話だった。
「仮面ライダーBLACK」に続き倉田てつをが歌う挿入歌があり。まあ、歌の上手さは相変わらずだが。
 人間に攻撃出来ないはずのヒーローだが、ジョーに限ってはそれが当てはまらないらしく、「俺はおいしくないぞ」とか叫びつつ、吸血鬼になった人間を次々にどついてる。
 結局最後は生き残った明夫の父だが、これからまともな生活を送れるんだろうか?ちょっと心配。>
VOL.3
<A> <楽>
第25話 さそり座の花嫁 監督:蔦林淳望
脚本:江連 卓
 クライシス皇帝に捧げるため五人のさそり座の女を捧げようと、怪魔獣人ガイナカマキルと共に地球に降り立つボスガン。次々とさらわれるさそり座の花嫁に、ジョーの提案で光太郎と玲子の偽装結婚式が行われる事になったが…
 敵は
怪魔獣人ガイナカマキル。コンクリートや鉄材さえ真っ二つにする鎌を使って攻撃する。ボスガン直々の作戦に同行するが、今ひとつ個性出せないまま倒されてしまった。
 「半年以内に地球を支配できなければジャーク将軍を処刑する」という指令が皇帝から下されたのだが、やってることは花嫁強奪だった。なんかえらく情けないが、玲子やジョーの(!)花嫁姿が見られたり、なかなか楽しい話に仕上がってる。
 幹部の中でもボスガンは生粋のクライシス人。自分はジャーク将軍の後継者を自認していることが分かる。他の幹部をこき下ろしてた。
 ロボライダーの口上が「炎の王子」に変わった。「悲しみの王子」はやっぱりふさわしくないとされたのだろうか?ボルテックシューターではなく一旦RXに戻ってリボルケインでフィニッシュを決めるのはここからパターンが始まる。
<ボスガンはガイナカマキルが「怪魔獣人最強」と紹介する。一体何体最強がいるんだ?
 光太郎と戦う前にやる事がある。と言っていたボスガン。その後花嫁がさらわれるニュースを見た光太郎は、「そうかボスガンがやろうとしたのはさそり座の花嫁をさらう事だったのか」…さすが勘の良さは健在。間違ってないけど、間違いなさ過ぎる。
 玲子と思われた花嫁はなんと霞のジョーだった。毛ずねの生えた足を観たガイナカマキルはいきなり「怪物!」と叫ぶ。確かに驚くだろうけどね。それにしてもウェディングドレス姿で戦うジョーの姿はかなりシュールだぞ。
 何故都合良くRXがやってくるのか?と光太郎に疑問を呈する玲子。今頃それを言うか?
 それにしてもなんで皇帝の花嫁はさそり座の花嫁でならねばならないのか。今ひとつ必然性が無いようだが?>
第26話 ボスガンの反撃 監督:小笠原猛
脚本:江連 卓
 度重なる作戦失敗に屈辱を覚えるボスガンはロボライダーの装甲をも貫く怪魔稲妻剣を完成させ、更にガイナギンガムを派遣し、光太郎の近親者を次々と襲わせる。
 的は
怪魔獣人ガイナギンガム。光太郎を苦しめるためにボスガンが地上に派遣した怪魔獣人で、光太郎の近親者を襲い、光太郎を寄せ付けないようにさせる。首だけを分離させ、ヘビのように攻撃させる事が出来る。
 近親者が次々に襲われ、しかもボスガンによって目を潰された状態で戦い続けなければならない光太郎の戦いが描かれる。どのような状態になっても子どものために戦い続けるヒーローの姿がそこにはある。
 今回もジョーが結構活躍。目の見えない光太郎の目となってサポートしてる。あくまでサポートに徹する事が彼の本来的な存在意義だから、それで良いんだが、いざとなると我慢出来なくなって戦ってしまうのも彼らしい。ここでボスガンに腹を斬られてしばらくは退場を余儀なくされてしまう。
 ロボライダーを倒すために怪魔稲妻剣を作り上げるボスガン。RXの目を潰したまでは良かったが、問題はロボライダーを倒してもバイオライダーの前には無力という、根本的な問題が露呈する。というか、バイオライダーは
卑怯なまでに強すぎるのだ。流石にこれのコピーは作れないようだし。
 今回は久々に本当に怒りによって変身した怒りの王子。流石に怒りを表現しているだけあって、ボスガンなど全く歯牙にもかけぬ強さを発揮している。今回は戦いメインで、とてもメリハリがあった。
<偽ライダーの登場は定番だが、ここでは単に試し斬りのためだけにシミュレーションロボライダーを作り上げる。そのままぶつければ良いような気もするんだが。
 RXはモロに目を切られてるが、光太郎に戻った時、「瞼がちょっと切れただけ」と説明する。そう言うもんなの?
 死にかけたジョーを「死ぬな。生き続けて俺を助けてくれ」と叫ぶ光太郎。ジョーはそう言う存在か?>
第27話 大逆襲!影の王子 監督:小笠原猛
脚本:宮下隼一
 RXとの戦いを邪魔され、RXおよびクライシスに憎悪を燃やすシャドームーンはゲドリアン配下のマットボットを無理矢理配下に付け、地震を起こしてRXを呼び寄せる。
 敵は
怪魔異星獣マットボット。富士山を噴火させて関東を大地震で壊滅させるために派遣されたが、シャドームーンと出会い、強制的に部下にされてしまった。そしてシャドームーン。今回が最終決戦となった。
 シャドームーンとの最終決戦が描かれる。実質的にたった二回しか戦わないのはちょっと残念な話。どうせなら第三勢力としてずっと出てきて欲しかったものだ。ストーリーそのものもそれなりに盛り上がるものの、シャドームーンの翻意を促す事だけに特化した感じで、今ひとつ単純になりすぎた感もあり。
 RXが本気を出したらシャドームーンをも凌駕する力を持つ事が分かった。確かにブラックとRXの能力は随分違うから、シャドームーンとでは実力の差があるよね。
<東京に地割れが起きるほどの大地震。しかしこれで異常に気付いてるのは光太郎だけであり、しかも「クライシスの仕業かも知れない」がちゃんと出てくる。
 前回出し抜こうとしたボスガンの事を忘れてないジャーク将軍。結構記憶力が良いというか、馬鹿にされた事を忘れない性格はたいしたものだ。
 アクロバッターを呼び出すロボライダー。ロボライダーの場合はロボイザーを呼ぶんじゃないの?
 シャドームーンは死後人間の姿に戻る。信彦になったんだろうけど、顔が見えない…これで別人だったりしたら笑えるんだが。>
第28話 皇帝陛下の代理人 監督:蓑輪雅夫
脚本:鷺山京子
 クライシス人の移住計画がついに開始された。怪魔異生獣ギメラゴメラの力により蝶の姿にされたクライシス人の尖兵達が大挙して地球へとやってくる。一方、クライシス皇帝は同時に皇帝代理のダスマダーを送り込んでいた。
 敵は
怪魔異生獣ギメラゴメラ。ダチョウと爬虫類を合わせて腹部に大きな口をくっつけたという、キメラ型の怪人で存在感はものすごい。クライシス人を蝶の姿に変え、人間に憑依させる事で意のままに操る。そしてダスマダー。皇帝の査察官として登場。それに触発されたか、ゲドリアンも前線に出て戦っている。
 皇帝の代理人ダスマダー登場の話。ただ今回は顔見せと言った感じで、話自体は家族に異常が起こった少年の悲劇がメインとなっている。クライシス人に憑依されたからと言っても、人間を攻撃出来ないライダーの悲劇。クライシス人に憑依された家族の演技が結構上手いため、メインストーリーも見応えがある。仲の良い家族をたっぷり見せた後で突き落とす作りはなかなか良いぞ。
 戦いがちょっと短いのが残念。今回RXは二段変身さえしてない。
 存在感たっぷりに現れるダスマダーの姿は「仮面ライダー」のブラック将軍を思わせる風貌。他の幹部達とはえらい違いだ。立場としては「仮面ライダーBLACK」のビルゲニアかな?…と思わせておいて実は…
<クライシス人が変化した蝶は…やっぱり糸が見えてたり。
 常に第一発見現場に居合わせる光太郎は今回も健在。死んだふりしてクライシス人がエネルギー補給に来る所を待っていたりと、クライシス人の生体まで知っているとは、すごい勘ではある。
 そのクライシス人だが、町中で散々悪さしてるのに何もせずに怪魔界に送り返してる。今回はちょっと甘すぎるんじゃないか?>
第29話 水のない世界 監督:小笠原猛
脚本:江連 卓
 人類から水を奪う作戦に出たクライシス。貯水場を次々に襲い、都内への水の供給を止めてしまう。そんな中、家族と貯水場の見学に来ていた的場響子は突然現れた怪魔異星獣ムンデガンデによって両親を殺されてしまう。光太郎によって命を助けられた響子は自分の力を使いクライシスと戦う事を決意する。
 敵は
怪魔異星獣ムンデガンデ。ムカデと蝉のキメラ型怪人。貯水池の占領作戦に際し関係者を次々と殺していく。
 前回からのダスマダー登場により、クライシスの作戦も本格化。幹部全員での作戦もそうだが、特にムンデガンデの残酷さはなかなか。シリーズを通して最も人を殺した怪人となった。
 生活必需品を制限しておいて、それを配給する事で市民の支持を得る。これは「コンドールマン」でやってたネタ。
 そして登場した的場響子という少女。両親をムンデガンデに殺され、超能力に目覚めたという設定。ちょっと無理がある気もするけど。
 そして今回初めて玲子が光太郎の正体に気付く事となった。どっちかというとこれまで気付かなかったという事の方が驚きではあるのだが、光太郎の方から明かさない限りは玲子は薄々それを気付いていてもそれを黙っていたのかも知れない。
 ムンデガンデ自体は倒されたが、クライシスの作戦自体は終わってない。しばらくの間はこの形式で続く事になる。
<今回出てきた玲子は妙にやつれてる感じ。役の高野槇じゅんは私生活の方で何かあったんだろうか?余計なお世話?
 両親を殺された響子は、突然超能力の訓練を始める。脈絡が全然ないんだが。
 マリバロンがいつもの露出気味の格好で水の配給してる。それを誰も不思議に思ってないのは何故?
 バイオライダーは相変わらずの無敵ぶり。粘液爆薬を体に付着させられ、爆発してもその爆風の中から飛び出してくる。
 ムンデガンデは存在感あるものの、あっけなく倒されてしまった。随分簡単だ。>
第30話 明日なき東京砂漠 監督:小笠原猛
脚本:江連 卓
 クライシスによる水不足で日本中が渇きに苦しめられていた。そんな中、マリバロンはみんなに水を配りはじめ、響子は父の敵であるクライシスに対する憎しみを募らせていた。
 敵は
怪魔ロボットメタヘビー。高熱に強く作られた怪魔ロボットで、RXを火炎地獄に落とすが、熱に強いロボライダーに変身してからは一方的にやられるだけだった。
 前後編の後編で、クライシスの水不足作戦は展開中。一方、今回超能力少女響子の誕生が描かれる。今回のところ響子の能力は破壊的なものではなく水を呼び出すというもの。後、これまで被害者的立場でしかなかった玲子が突然身体鍛え初めて戦うようになった。響子の存在は結構大きかったようだ。
 今回の作戦は四幹部の総力戦だが、その中心となったのはマリバロン。出来るものなら皇帝を倒してみろ。とうそぶいているが、どこか本音が隠れているようでもあり。
 今回からロボライダーは「炎の王子」を名乗るようになった。確かに「悲しみの王子」は戦いにはあんまり向かないし。
 物語として方向転換が図られた分、やや物語や戦いが見劣りしてしまったのは残念。
<マリバロンの率いるチンドン屋に紛れ込む光太郎。すぐにばれるんだが、半ズボンと白タイツ姿での立ち回りはさすがに恥ずかしい。
 響子の呼び出した水はなんだか部分的に勢いよく吹き出すばかり。明らかにホースで水を出してるとしか見えない。
 話の都合とはいえ、数日空手の特訓するだけでチャップと対等に渡り合えるほどの実力を得てしまう玲子。
 結局自らの力だけで水の城へと入り込むRX。こんな事が出来るんだったら、最初から行けよ。
 ロボライダーが熱に強いことを全く考えてなかったクライシス。もっと学習能力持ちなさいよ。>
第31話 怪魔界を見た女 監督:蔦林淳望
脚本:鷺山京子
 女性ライダーが何者かに追われている光景を目にした光太郎は二台のバイクを追跡するが、追っている側がガテゾーンであることを知る。実は彼女は怪魔界と地球界を結ぶ鍵を持っており、ガテゾーンはそれを追っていたのだ。怪魔界と地球界との扉を開こうとするクライシス帝国と、それを防ごうとするユウコ。光太郎は手伝いを申し出るのだが、彼女は泥棒だった…
 敵は
怪魔ロボットエレギトロン。電線を通じて実体化する怪魔ロボットで、電線のあるところにはどこにでも登場。右手のパルス銃で攻撃する。又ガテゾーンとの戦いもあり。ただガテゾーンは一対一ではRXに敵わないようだ。
 怪魔界と地球界を結ぶ通路を開く鍵を巡る話で、ユウコという女性がその鍵を握っている。鍵と場所が合わさる時、本当に通路が出来るようになる。こんな通路があるんだったら、真っ先に探して然りなんだが、今までそれを放っておいたクライシス帝国の考えが分からない。
 ただ、物語そのものはかなり緊迫感があって、緑川ユウコという女性ライダーの命がけの戦いが描かれている。光太郎ではない人物が主役級になるということは、それだけ話が重くなると言うことでもあり。悲しい別れが待っていた。
 そのためRXの他の仲間は誰も出てこず、ユウコと光太郎二人に特化した話となった。
 久々にライドロンが登場。そういえば随分姿を見てなかった気がする。
 初期には恋人関係にあったと思われたガテゾーンとマリバロンの関係もちょっと変化してる。前回光太郎に本音を語ったことが何かの変化を及ぼしたのかな?
<現在のところ怪魔界と地球界を結ぶ通路はない。とジャーク将軍は断言してるけど、これまでさんざん通路が出てきたような?大人数が通れるって意味なんだろうか?
 ユウコが盗みに入ることを手伝う光太郎だが、それを防ぐどころか「金目のものはあっちですよ」とか指示してる。良いのかよ?
 警備員に泥棒呼ばわりされ、思わず当て身を当てて警備員を気絶させてしまう光太郎。こう言うのを「盗人猛々しい」という。>
第32話 愛と希望の大空 監督:蔦林淳望
脚本:鷺山京子
 身を挺して鍵を破壊したユウコの姿を探し求める光太郎。だがユウコの姿を発見することは出来なかった。一方クライシス帝国ではマリバロンが壊れた鍵を使い、再び通路を造り出そうとしている。そのために必要な少女ミカを誘惑しようとする。
 敵は
怪魔妖族岩魔。体中から宝石に似た目を出し、あらゆる場所を見張る。それらの目から腕を作ったり出来、又身体がバラバラになっても復帰できる。久々にスカル魔も登場。ユウコを襲っていた。
 前回で一度話は閉じたと思ったのだが、まだ話は続いている。死んだと思われたユウコも再登場。ただ、それがユウコである必然性が全くない。
 怪魔界と人間界の通路の話なのだが、いきなり桃源郷が怪魔界であったり、その桃源郷が日本にあったりと、設定が妙な感じ。ミカ役の子役も演技が下手。更に今ひとつミカが怪魔界へ行きたいという願いに説得力がない。ただマリバロンがいつに増して酷薄な感じに描写されているので、それは良し。
 せっかくの前後編なのに、設定が活かせなかったね。
<ユウコを助けた人物は桃源郷と人間界を結ぶ神社を守る神主。都合良い設定もあったもんだ。
 重要な鍵であるミカが目の前にいるのに岩魔に全部任せて逃げ去ってしまうマリバロン。本当に重要なのか?>
第33話 瀬戸大橋の大決戦 監督:蓑輪雅夫
脚本:宮下隼一
 5日前に光太郎の前で倒れた田所博士から、クライシスが瀬戸大橋を破壊しようとしていることを聴いた光太郎は四国へと向かう。実はジャーク将軍はクライシス帝国住民の移住先を四国へと定め、本土と分離させた後、クライシスランドを作ろうとしていたのだ。
 敵は
怪魔異生獣ガゾラゲゾラ。自爆して瀬戸大橋を破壊しようとする。
 四国ロケによって作られた作品で光太郎と玲子、クライシス帝国の面々は四国へと向かう。この当時完成したばかりの瀬戸大橋を舞台として話が展開。幹部連中との戦いはなかなか見所あり。
 ただ、これもロケの特徴だが、色々移動するために話に一貫性を欠くのが問題。
 このところなかなか活躍できないバイオライダーがその力を存分に発揮した話でもある。というかこいつ出てくると強すぎて話のバランスそのものが崩れるのが問題。
 ラストシーンでガテゾーンがダスマダーと手を組んでる描写があった。次回も続く。
<こう言う時スポンサーが重要になるが、とにかく今回は看板がやたら出てくるのが特徴。画面転換の度に何らかの看板が登場してる。
 高松城での戦いはさすがに傷つけられないらしく、人工物がたくさん使われてるけど、見事に浮いてた。
 ガゾラゲゾラを遊覧船に乗せて自爆させることが今回の作戦だが、ガゾラゲゾラ自身は泳げるのだから、別段遊覧船に乗る必要は無かった気が?それと怪魔異生獣じゃなくて怪魔ロボットを使った方が描写がソフトになったんじゃないかな?腹を切り裂いて爆弾を取り出すような描写もあるぞ。
 瀬戸大橋の下でガゾラゲゾラの爆弾を取り出して海に放り投げるバイオライダー。ものすごい爆発が起こるはずなんだが、申し訳程度に水柱が上がるだけ。これで本当に橋が爆破できるのか?
 今回の作戦を立案したのはマリバロンだが、彼女一人が四国入りしてないのは何故だろう?たった一言嫌味言うだけだけにダスマダーまで登場してるのに。>
第34話 四国空母化計画!! 監督:蓑輪雅夫
脚本:宮下隼一
 四国で束の間の休暇を楽しむ光太郎と玲子。その背後ではクライシス帝国による四国攻略作戦が続いていたのだ。ダスマダーは超能力少年を集め、なんと四国を念動力によって空中母艦化しようというもの。そのためお遍路に扮したチャップが次々と子供達をさらう。
 敵は
怪魔ロボットシュライジン。阿修羅のように三つの顔と六つの腕を持つ。ロボットじゃなくて妖族と言っても良い風貌してる。
 初めてダスマダーによる作戦が展開。大ボラもここまでくると、唖然を通り越してなんかすがすがしくなってくる。ところでダスマダーが人間に変身すると女性になるのは何故?
 大場健二がゲスト出演。あくまで人間役なのでさほど活躍はしてないが、存在感だけはやはりあるね。そういえばこの人四国出身だからの起用かな?
<初めてのダスマダーの作戦は壮大だけどあまりに笑えるものなのは狙いなんだろうか?
 玲子がいると代わりに言ってくれるので、「クライシスの仕業だ」を言わなくても良いみたい。
 シュライジンのことを「最強の怪魔ロボット」と紹介するガテゾーン。いい加減「最強」の安売りはやめてほしい。実際弱いし。
 ダスマダーの顔を見てあんまり動じてない光太郎。面識あったかな?
 一般人の前で変身することをあんまり気にしてない光太郎。だんだんいろんな事がどうでも良くなってきてるような…>
第35話 光太郎指名手配!! 監督:小笠原猛
脚本:宮下隼一
 クライシスの策略により爆弾魔にされてしまい指名手配されてしまった光太郎。人間に対し武器をふるうわけにはいかない光太郎はついに警察に捕まってしまった。
 敵は
怪魔妖族ウィル鬼。西洋絵画に出てくるデーモンのような姿の敵で、小さくなって光太郎の身体に入り込み、内部から光太郎を苦しめる。
 のっけからいきなり指名手配犯にされてしまった光太郎が逃げ回るという衝撃的なオープニングから始まる話。理由も知らずにただ逃げ回ると言うのは構成としては面白い。30分弱でやるための工夫だろう。
 コンピュータウィルスによって社会を混乱させる物語は現代にも通用する。まだそんなに話は練れていないが、新しいタイプの話に仕上げられている。更にウィル鬼の攻撃方法は光太郎の身体の中で暴れ回るというものだから、これまたあんまり例をみない作品。
 最強の呼び名高いバイオライダーは、今回は身体の内部からの攻撃に対しても有効であることを証明。こいつ絶対殺せないよ。
 クライシスの中でもダスマダーの存在が少しずつ変質し始めた。これまで「皇帝陛下に報告する」と叫んでいたのが、「サーベルを抜く」という表現に変わった。
<光太郎の指名手配の罪状は爆弾魔。しかし市民は「誘拐犯」と言っていた。わざと情報錯綜させてる…とは思えないな。
 捕まえられてしまった光太郎はRXに変身して牢屋から脱出し、更にバイオライダーになって警視庁に侵入…これってそのまんま犯罪者だよね。
 ところでコンピュータのデータベースに入っていた光太郎のデータでは20歳となっていたが、これは「BLACK」の時と同じ年齢。あれから1年経ってなかったの?現住所も「不定」になってる。佐原家の居候くらい警察が分からないかね?
 コンピュータを使ってマリバロンがやったことはクライシスの敵になりそうな人間を片端から犯罪者にするだけ。もっと使い道がありそうなものだが、これが時代の限界かな?>
第36話 ヒーローは誰だ!? 監督:小笠原猛
脚本:宮下隼一
 こども達のヒーロー、スポーツ界の著名な選手に次々と勝負を挑み、こども達の夢を潰していくバルンボルン。その動きが人間の限界を超えている事に気づいた光太郎は調査を開始する。
 敵は
怪魔異生獣バルンボルン。こども達による部隊クライシスユーゲントを作るため、グレートマスクに化けて著名なスポーツ選手に次々に挑戦し勝利する。正体は太った一つ目の怪物。
 こどもは強い存在に憧れる。偶像を作り出し、こども達をクライシスへとなびかせる。というのがこの作戦の目的。
 それに対してRXが沢田選手の体の中に入り込んで再挑戦するという内容。なかなか話としても面白いのだが、必然性が無いのが困ったところ。
 前回体内に入り込んだウィル鬼を閉め出したバイオライダーは、今度は人間の体に融合するという技も披露。ここまで来ると無敵と言うより怪物。
<テレビで放映されるスポーツ選手とグレートマスクの試合が展開するのだが、全部もの凄い安普請。この辺の安っぽさが特撮らしいと言えばらしいのだが。
 グレートマスクの動きを見て「クライシスかも知れない」という玲子に「まさかとは思うんだけど」とやけに慎重な発言。光太郎らしくないぞ。
 グレートマスク親衛隊のこども達の叫びはいかにも棒読み。洗脳されてるんじゃないか?
 強い選手について行くのはこども達だけじゃないはずだけど、何故かここではこども以外グレートマスクにくっついていってない。
 茂と二人の友達はグレートマスクの家に侵入するのだが、塀を越える時、踏み台になってるはずの三人目はどうやって入ったのか?
 グレートマスクの正体をあばくためには試合でグレートマスクを破る必要があると見抜く光太郎…本当にそれだけ?
 こども達を洗脳してるって割には試合に負けた途端グレートマスクを見限るこども達。えらく簡単な洗脳だな。
 相変わらずではあるが、街中にあるボクシングジムから次の瞬間採石場に移動して戦ってる。
 「怪魔異生獣最強」が謳い文句のバルンボルンはリボルケイン一閃で倒された。どこが「最強」?>
VOL.4
<A> <楽>
第37話 牙むく獣人忍者隊 監督:蔦林淳望
脚本:江連 卓
 地球の気候をクライシス人に住みやすいように亜硫酸ガスをばらまくクライシス。ある村をその実験場に選ぶ。
 敵は
怪魔獣人ガイナニンポー。白猿のような姿をして、如意棒のような伸縮自在の棒を武器とする。怪魔獣人の頭領だそうで、流石に強い。捕らえたジョーの顔をコピーするなど、搦め手も得意。
 クライシス人の移民が本格開始される事となり、クライマックスに向けて徐々に話を盛り上げ始めている事が分かる話。
 クライシス人の故郷は亜硫酸ガスで満たされているのだとか。光太郎は何度か怪魔界に行ってるのに、そんな事はなかったと思うんだけどな。
 霞のジョーが復帰。頼もしい仲間が帰って来た!と思ったら、罠だったりして。折角の再登場が台無しだ。ちょっと安く使われすぎじゃないか?
 今回のガイナニンポーとの戦いはほとんど全編バイオライダー状態での戦いだった。そりゃ相手が強いので最強形態で戦いたいのは分かるけどね。
<山間の過疎の村から脱出した学校の先生が行き着いたのが光太郎のいる航空会社。どんなショートカットだ?
 ガイナニンポーが化けたジョーは光太郎を騙し討ちにするのだが、言ってることは全部本当のことだった。何の意味があるんだ?ほとんど騙し討ちになってないし。>
第38話 白骨ケ原の妖舞団 監督:蔦林淳望
脚本:江連 卓
 風神村付近にあった濃霧発生装置を取り外した光太郎とジョー。そのため移民団の第一陣は環境に合わずに全員死亡してしまった。その移民団がUFOと見間違えられてしまい、その記事を目にした光太郎。地下の環境を変え、移民団を受け入れようとするクライシス帝国だったが…
 敵は
怪魔妖族天空。新興宗教の教祖となり人間を集め、移民のための地下帝国を組織しようとし、邪魔な光太郎とジョーを罠にはめる。
 クライシス帝国の本格移民が開始されようとして、その分帝国の攻撃がますます激しくなっていく。地球のに合わない怪魔界の住民は地上に着いた途端死んでしまうので、急速な環境改造が開始されることになる。
 そして今回的場響子が戦線復帰。女性だけに格闘は出来ないが、モンスターをも射貫く矢を使うようになった。
 クライシス帝国の住民は地球に合わないが、幹部連中や怪人が大丈夫なのは強化細胞のためだったと分かった。別段隠しておく必要は無いだろうが、クライシスの最高機密だそうだ。
 前回がバイオライダー活躍の回だったが、今回はロボライダーで戦っていた。しかしやっぱりこちらだと簡単に危機に陥ってしまう。
 そしてラスト。皇帝の名によりマリバロンを処刑しようとしたダスマダーをジャーク将軍が殺害。状況は終結に向かって動き出してる。
<逃げる教祖を追いかける光太郎とジョーはまっすぐ沼に落ち込む。気にしてないみたいだけど、罠とは思わないか?
 教祖の親衛隊のふりをする響子だが、ばれた途端背中に矢筒が出現。
 クライシス人は地球の環境に合わず、地上に来ると死んでしまうそうだが、これまでに何話か普通に来ていた人がいたんだけど?>
第39話 爆走!ミニ4WD 監督:蓑輪雅夫
脚本:山田隆司
 もはや後が無くなったジャーク将軍は光太郎の仲間達反目させようと画策する。そのためシューティングゲームの得意なこども達を集め、ライダー達を襲わせようとする。
 敵は
怪魔ロボットスピングレー。ミニ四駆の姿をしたロボットで、ガテゾーンの秘密兵器。ミニ四駆の姿で光太郎を監視し、怪魔銃を持ったこども達と共同作戦を展開する。
 今回クライシス側の作戦は光太郎側の仲間割れを狙うというもの。最初は茂を狙い、その後ジョーと玲子を使って光太郎に反目させる。
 クライシス帝国側にはもう後が無く、ガテゾーンとボスガンの死にものぐるいの共同作戦が始まるのだが、本編ではミニ四駆とかゲーセンのサバイバルゲームとか、妙に浮ついた話が展開してる。流行りものを使うことで視聴者離れを止めようとしたのか?内容のハードさと設定が噛み合ってない上に、スピングレーがミニ四駆の姿をしてる必然性が全然無い。
 前回ジャーク将軍により粛正されたはずのダスマダーが冒頭でいきなり復活。こいつは不死身か?いつも口先で幹部達をなじるしか能が無いように見えて、妙に存在感を増してきた。
 今回は久々にライドロンが活躍する。このところほとんど活躍の機会が無かったが、久々にその力を発揮した。
 茂が行方不明になったことを嘆く唄子は、ついに光太郎をなじるようになる。実際それは事実なのだが。
<行方不明になった茂を捜す光太郎達。その際茂の友達から「おじいさんからミニ四駆をもらった」と聞かされ、「クライシスの仕業か?」…なんだその論理は?
 仲間によって撃たれることとなったRX。バイオライダーになればそんなのを簡単によけられると思うが?>
第40話 ユーレイ団地の罠 監督:蓑輪雅夫
脚本:宮下隼一
 怪奇現象が次々に起こるという団地を取材に行った玲子。そこにクライシス帝国の臭いを嗅ぎ取った光太郎も又、団地へと向かう。一方クライシス帝国ではボスガンを配下に置いたダスマダーが独自に移民計画を進めていた。
 敵は
怪魔獣人ガイナジャグラム。ブーメランを使った虎型のモンスター。強いことは強いが、RX、ロボライダー、バイオライダーの連携で倒された。
 どちらかというとクライシス帝国の方に重点が置かれた話で、クライシス帝国の移民を成功させる事が急務となり、かなり焦っていることが分かる。
 そしてRXとダスマダーの直接対決が展開。RXのサンバスクを破壊することで、危機に陥らせるが、RXには太陽の力のみならず、キングストーンの力があった。
 一方ダスマダーも自分自身を黒い霧状にすることでほぼ不死身っぷりを見せつける。前にジャーク将軍に刺されても生き返ったのは、この能力があったためだろう。
<いつもほんの僅かな手がかりからクライシス帝国の臭いを嗅ぎ取る光太郎だが、今回に限ってはそれを罠と感じ取ってしまう。勘の良さというよりもいい加減さに思える。
 これまで何度も「最強」がついた怪魔獣人が登場。一応これが本当の最強とは思われるが、最強の安売りが過ぎるなあ。
 RXを罠にはめてサンバスクを破壊したダスマダーは「私はこれ以上の地位となる」とか言っていた。これ以上にはなりそうもないけど。>
第41話 百目婆ァの恐怖 監督:小笠原猛
脚本:江連 卓
 クライシス帝国の移民団を阻止するため積極的な行動に出る光太郎ら。それによってことごとく移民を阻止されたクライシスは、光太郎をなんとしてでも殺そうとする。響子を狙い
 敵は
怪魔妖族百目婆ァ。マリバロンの大伯母に当たる人で、若い女性の精気を喰うことで二千年も生きてきた。響子に化けて光太郎を闇討ちし、額の目に全員を吸い込んでしまう。
 お化けのようなキャラが多い怪魔妖族だが、今回の百目婆ァはその極めつけ。特に響子に迫るシーンはほぼ怪談。
 百目婆ァは確かに強く、精神攻撃にRXもピンチを迎えし、バイオライダー→ロボライダー→RXと連携を取らねば勝てなかったが、この話の最大の特徴はラストで十人ライダーが勢揃いしたこと。「仮面ライダーBLACK」の世界は他のライダーとは異なる世界と思っていただけに、ちょっと驚き。
<冒頭、ガテゾーンの罠にはまって破壊光線を浴びる光太郎とジョー。光太郎はこれまで何度も破壊光線を受けていたので、耐性が出来ていたが(出来るもんなの?)、ジョーは苦しんでるまま。そのジョーを放って置いてガテゾーンと延々喋ってる光太郎。死にかけてるんだから、何より先に助けろよ。
 いつもの響子とは歩くリズムが違う事を感じ取る光太郎。なんか響子の歩き方ってぴょんぴょん跳ねてるんだが、二千年生きてきたという割には心が若いようで。
 アリゾナ砂漠で地図を覗き込んでる十人ライダー。何故か全部日本語で地図が書いてある。
 十人ライダー勢揃いは格好良いんだが、全員声が違うので気持ちが萎える。ところでライダー達はゴルゴムが日本征服した時に何をしてたんだろう?>
第42話 四隊長は全員追放 監督:小笠原猛
脚本:鷺山京子
 クライシス帝国皇帝から最後通告とも言える最終時計が送られたジャーク将軍。これがリミットとなるまでに地球移民を完遂しなければ彼らは全員爆発により死んでしまう。それを知ったゲドリアンはRXに対し最後の戦いを挑む。
 敵は
怪魔異生獣ゲドルリドル。ゲドリアンの細胞から作られた、いわば分身であり、エネルギーを吸い取ることでどんどん強くなる。なんとキングストーンフラッシュのエネルギーまで吸い取ってしまう。ゲドリアンを経由してクライシス要塞のエネルギーを受け、後一歩でRXを倒すところまで行くのだが、エネルギーチャージにかかる時間を利用されて倒される。
 いよいよ最終決戦に向け話は加速中。話はかなり盛り上がってきている。それで今回はゲドリアンの最後が描かれる。四幹部の中では今ひとつ個性がなかった幹部だが、結局最後までRXと戦うことなく退場してしまった。
 この話では皇帝に差し出す人柱にするため他の幹部達がゲドリアンを殺してしまった。これまでもたいして目立ってなかっただけになんとも可哀想な存在だ。それでやけくそになったゲドリアンはクライシス要塞のエネルギーを全部自ら吸い込み、ゲドルリドルにエネルギーを送ると言った無茶な作戦に出る。クライシスの仲間割れはとにかく見苦しい。
 一方、光太郎の方はジョーと玲子の二人に助けられ、なんとか戦えた。正義とはこう言うものだ。
 そしてラストシーンで、来るべき決戦に備え、訓練中の10人ライダーが登場。見所については満載だ。
<変身できない。と言う光太郎だが、ほぼ根性だけでRXに変身。昭和の臭いがたまらないな。
 ゲドルリドルはキングストーンのエネルギーは吸い取れても、リボルケインのエネルギーは吸えなかったようだ。こっちの方が吸収しやすそうだけどね。
 ラストに皇帝の声が出てくるが、そのメッセージは「ゲドリアンの忠誠に免じて」だった…仲間割れのどこが忠誠だ?
 ラストシーン、どこかの禿げ山の上でポーズを取る光太郎達。高層ビルのある所にいたり、廃工場だったり、一体どこにいたんだ?>
第43話 敗れたり!RX 監督:松井 昇
脚本:宮下隼一
    村山隆策
 ゲドリアンを下す事には成功したものの、ダメージの抜けないRXに対し挑戦を仕掛けるガテゾーン。一方査察官ダスマダーはそのデータを元に打倒RXの牙を研いでいた。
 敵は
怪魔ロボットヘルガデム。ガテゾーンが作った最強にして最後の怪魔ロボット。両手を射出して攻撃する。バイオライダー同様液状化も出来る。又、有毒ガスを貯め込み、デススモークとして放出することも出来る。ガテゾーンとの両面攻撃でRXを追いつめた。
 前回のゲドリアンに続き、ガテゾーンの最後が描かれる話。RXが弱っているところを狙い撃ちはしてるが、基本的に正々堂々と戦おうとする。一方、そんなガテゾーンの真っ正直さにつけ込んだのがダスマダー。ダスマダーの方は卑怯な手を平気で使っているが、別段それを止めている訳でもないので、両面からの攻撃となってる。それで本当に一歩手前まで追いつめたのだが、ジョー、響子、玲子の三人の助力でなんとか命を拾った。緊張感も物語もかなり質が高い…だけどツッコミ所も多いのが本作の魅力だ。
 ガテゾーンはその体に自爆装置を仕込んでいるが、首の方(本体)は分離可能。体だけを爆破するというのが最後の手段らしい。
 今回のRXはバイオライダーに2回、ロボライダーに1回変身している。これだけ多彩に変身したのは初めてだが、それだけ強敵だったと言う事になる。
<クライシスチャージャーはクライシス帝国のマシンを強化させるアイテムらしいが、小学校の理科の実験に使うような安っぽさ。
 ダスマダーの罠にはまったジョーは、「ダスマダー」と名前を呼んでるけど、確かこれまで一度も顔を合わせてなかったんじゃなかったか?
 秘密基地でアクロバッターの修理をしている光太郎。工具らしいものを使ってるけど、アクロバッターって自己修復出来るんじゃなかったか?
 今回初登場したネオストームダガーだが、あっという間に破壊されてしまう。本物を崖から落としてるシーンがあるけど、ちょっと勿体ないかも。
 「ヘルガデムの放つ煙。即ちデススモーク」と誇るダスマダー。なにが「即ち」なんだろう?
 「ガテゾーンは功を焦ったから倒れたのだ」と言った直後、「私にお任せ下さい」とか言うマリバロン。お前は直前に言った言葉も忘れたのか?
 ところで十人ライダーは、これまで都合3回出てきたのだが、本当に何もしてない。もうちょっと使い方があるんじゃないのか?>
第44話 戦え!全ライダー 監督:松井 昇
脚本:江連 卓
 全面攻撃を決意したジャーク将軍はマリバロンを日本政府に派遣し、降伏を呼びかける。そんな中、疎開の用意をしている佐原家に現れた光太郎は一家にプレゼントを手渡し、別れを告げる。そして交渉が決裂した事を受け、ボスガン率いるチャップの大隊が攻め来る。
 敵は
最強怪人グランザイラス。鬼のような姿をした怪人でクライシス皇帝から直接送られた。RXのリボルケインを受け止めるほどのパワーを持つ。自ら炎となって突っ込み、RXに瀕死の重傷を負わせる。更に体にはメガトン級の爆弾を内蔵する。
 ゲドリアン、ガテゾーンに続き、ボスガンの最後が描かれる。騎士を自認し、あくまで一対一の戦いを挑む潔さもあるが、一方で伏兵を用意するなど、卑怯さもあり。あまりにもあっけなく倒されてしまったのがちょっと寂しい。
 これまでラストシーンにちょっとだけ出ていた10人ライダーがようやく戦線に参加する。ただ、やっぱり数が多すぎるためか、見所は今ひとつで、観ていて燃えるものが無い。そう言えばZXは初めて名乗りシーンが出たな。
 むしろ今回凄かったのは響子の超能力。なんと超能力だけで地割れを起こしてる。最早怪人の域に達してるかのようだ。
<後半全然働いてなかったような光太郎だが、どうやら下宿先である佐原家にも全然帰ってなかったようだ。それでも下宿人として置いているあたり、結構心が広いんだね。
 スーパー1の使っている冷熱ハンドは何故か両腕とも白色になっていた。デザイン変更か?
 グランザイラスによって破壊される街を前に、「まあちょっと待て」とか発言する1号ライダー。燃える街を目の前にこの発言はヒーローっぽくない。>
第45話 偽ライダーの末路 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 10人ライダーと共にグランザイラスに挑むRX。だが圧倒的パワーを持つグランザイラスの前に劣勢を強いられる。一方、ジャーク将軍はマリバロンに地球侵略のため、過去の怪人達を甦らせるよう命じる。
 敵は前回に続き
グランザイラス。圧倒的な力を持つが、ミクロ化したバイオライダーに体内に入られ、内部から破壊される。それと再生怪人としてスカル魔スター、ズノー陣、キュルキュルテン、アントロン、エレギトロン、メタヘビー、ガイナカマキル、ガイナニンポーの8体が登場している。
 ラストバトル前に再生怪人達が大挙して出てくる話。ライダーシリーズでは定番だが、それ以外に偽ライダーも登場する。過去のライダーシリーズの総決算だろうか?
 バイオライダーはミクロ化して敵の体内に入り、巨大化することで内側から破壊できると言う能力まで有する。更に水の飛沫となって爆発したグランザイラスから脱出。これはつまり、体をバラバラにされようとも生きていると言う事。本当に最強のライダーだ。
 前回に続き、ますます磨きがかかった響子の超能力。滝のように水を噴出したり(どこから出てくるのか分からないけど)、光太郎を直接バイオライダーに変身させたりしてる。10人ライダーより遥かに役に立ってるよな?
<グランザイラスとの決戦はどこかの小学校の校庭。なんか妙にミスマッチだ。
 光太郎が変身する後ろでただぼーっと見てるだけの10人ライダー。グランザイラスを見たらすぐに攻撃すればいいのに。まあ、10人束になっても十把一絡げでグランザイラスに蹴散らされてしまうのだが。
 グランザイラスは普通に破壊されてしまったが、内蔵されているという10メガトンの爆弾ってのはどうなったんだ?
 ガイナニンポーのことを知ってるジョーと五郎。ジョーの方は直接戦ったから良いけど、五郎まで知ってるのは何故?
 とりあえず目の前の敵を倒したら、ピンチに陥っている五郎を見捨てる10人ライダー。演出はコミカルなんだが、そこで無視するなよ。>
第46話 ライダーの総突撃 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 次々と幹部が倒れる中、皇帝に謁見したジャーク将軍は、最後のチャンスとして新たな力を与えられ、ジャークミドラという怪人にされた。一方、クライシス帝国に仕える人間以外を抹殺しようとするダスマダーは、人間狩りを行う。その手は佐原家にも伸び…
 敵は
最強怪人ジャークミドラ。ジャーク将軍が皇帝の力を受けて怪人化したもの。その力は掛け値なしに最強で、10人ライダーを全く相手にせず、RXに一対一の勝負を挑む。ロボライダーのボルテックシューターのエネルギーを倍返しするほどのパワーを持つ。バイオライダーとRXのコンビネーションで倒された。
 これまで光太郎がお世話になっていた家族が子供を残して全員死亡。いきなり話が重くなった。言い方は悪いが、ヒーローの覚悟を決めるための必要な生贄か?
 そう言えばクライシス皇帝の声が初めて出たけど、納屋五郎だった。よく分かってらっしゃる。やっぱりライダーシリーズの敵ボスはこの人じゃなきゃ。
<前回全く言及されなかったが、グランザイラスの爆発は街を破壊してしまったとか。じゃ至近距離にいた10人ライダーやジョー達は何故無傷なんだ?
 ジャークミドラに立ち向かうV3、ライダーマン、X、アマゾン。四人がかりで全く歯が立たないってのは、流石になあ。
 「各地の人間狩りは我々が阻止した」と力強く言う1号ライダー。阻止してなかった気がするけど?
 「貴様に倒されたボスガン、ガテゾーンの恨みを晴らしてやる」と宣言するジャーク将軍。それじゃゲドリアンは?まあ、自分が見殺しにしたんだけど。
 両親を殺された怒りを、ジャークミドラにぶつけようとする茂ら。ロボライダーのボルテックシューターを手に立ち向かうが、10人ライダーは何故それを止めない?>
第47話 輝ける明日 監督:蓑輪雅夫
脚本:江連 卓
 突如現れたマリバロンにより、クライシス皇帝との会談に連れて行かれる光太郎。仲間になるよう最後の説得を拒絶する光太郎だが、そこでクライシス帝国の真実を知らされる…
 敵はクライシス皇帝。実は
 最終回。クライシス皇帝との最終決戦が描かれるが、最初皇帝は光太郎に地球の最高司令官の位を約束する。なんかこれって第1話でやってたことと同じような?そう言えば前作「仮面ライダーBLACK」最終回も同じだったな。進化してないぞ。
 最後まで生き残ったマリバロンは皇帝自らの手であっけなく消滅させられた。そしてクライシス皇帝とは、実はダスマダー自身だった。これまで小物ぶりを遺憾なく発揮していただけに、意外というか、威厳がないというか…
 そして怪魔界の真実。それは怪魔界は「地球の影」とも呼べる地球とは双子星であり、お互いのバランスが上手く調和して成り立つ世界だったと言う事。そして怪魔界を滅ぼそうとしているのは、地球を汚染してきた人間だという…これが事実とすればかなり皮肉な話だが、RXはすぐに「皇帝の横柄な政策が原因」と否定もしてる。どちらが正しいかは分からないが、いずれにせよ滅んでしまった怪魔界の住民達はえらい迷惑だったろう。
 戦いの方はダスマダーとの一騎打ちが見所だが、危機に陥った時に脱出にはやっぱりバイオライダーに変身している。一方クライシス皇帝との戦いではロボライダーに変身してるが、こちらでは全然敵わない。弱いぞロボライダー。
 ラストシーンは旅に出る光太郎の姿で終わる。でも、この場合クライシスの生き残りを救うために働くとかした方が良かったんじゃ無かろうか?せめて、これ以上人間が地球を壊さなければ、クライシスも又生き残る。と言うナレーションは欲しかった…これだと難しいのか?
<光太郎を呼び寄せたクライシス皇帝には、基本的に罠を仕掛けてなかったが、10人ライダーの方は光太郎の後を尾けてアジトを殲滅しようとしていた。どっちかというと、卑怯なのは10人ライダーの方じゃ?
 最後に姿を現したクライシス皇帝はでっかい顔だった。でも顔の下から二本の足が伸びてるので、もの凄くバランスが悪い。
 怪魔界で戦っていたはずなのだが、皇帝の爆発時はいつもの採石場に移ってる。怪魔界ってどこにあったんだ?
 怪魔界には皇帝に反抗する人達もいたはずだけど、終わってみたら、全部滅んでしまったことになる…結局50億を全員見殺しにしたって事じゃないのか?それはそれで大虐殺じゃないのか?しかも滅ぶのが半年後ってのだから、なぶり殺し。こう考えると、到底ヒーローとは思えない後味の悪さ。>