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サンダーバード ARE GO(2nd)事典 | |
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主な登場人物 | |
話数 | タイトル | コメント | DVD | ||||||||||
第1話 | 新たなる敵 ザ・メカニック "Earthbreaker" 監督:ティム・ゴール 脚本:ロブ・ホーギー |
マダガスカルで調査中の地質学者が巨大なメカに襲われクラックに落ち込んでしまった。緊急救助信号を受けて出動するGDFだったが、待ち構えていたメカは昆虫型ドローンを放出してGDFの機械を破壊し、更に出動したサンダーバード2号に襲いかかる。 第2期の始まり。基本完全に1期からの続きとなるが、タイトルにあるように新たな敵としてザ・メカニックが登場する話となった。ザ・メカニックの駆使するメカはブレインズをして「素晴らしい」と言わしめるものだった。1期ラストで捕まったフッドとの関係もあるのかもしれないとペネロープが探っている。現時点では関係は不明だが、ほぼ関係があることは確定らしい。 ザ・メカニックによって救助活動中のサンダーバード2号が破壊されてしまい、代わりにケーヨのS号が活躍するのも本作らしさだ。 相変わらずミニチュア撮影は素晴らしく、CGとの兼ね合いでも自然に融合している。 EOSは完全にインターナショナル・レスキューの一員になってるようで、ブレインズも頼りにしてることも分かった。 |
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第2話 | ゴースト・シップ "Ghost Ship" 監督:テオ・ベイントン 脚本:ジョセフ・クーア |
使用されていない人工衛星エデンをメンテナンス中のGDFのオバノンが何者かに襲われて衛星から放り出される。それを探知したサンダーバード5号のジョンが彼女を救出し、アランを含めた三人で人工衛星の調査を行う。 ジョンとアランを中心にして、放棄されてしまった人工衛星を調査する話。その中はまるで幽霊船で、古き良き冒険小説を読んでる気分にさせられる。そういえば冒険小説の本場はイギリスだったな。ぴったりかも。 ここに出てくる人工衛星エデンは元々太陽系外調査の中継地として建設されたもの。なるほどそんな時代になってたのか。 何者かに人工衛星が乗っ取られたかと思ったら、実はリサイクル業者が廃品を回収しに来てただけというオチ。尤もちょっとやりすぎたせいで危機に陥る訳だが。 |
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第3話 | 氷の星 エウロパ "Deep Search" 監督:デヴィッド・スコット 脚本:リッチ・フォーゲル |
冒険家テレビで木星の衛星エウロパの取材をしていたバディとエリーの二人の冒険家がクレバスにはまって身動きが取れなくなってしまった。サンダーバード3号でアランとゴードンが救助に向かう。 これまで宇宙での活動は宇宙空間に限られていたが、天体内での活動は初めて。しかしこのような話が続くとアランばかりが活躍することになりそうだ。 今回はアランとゴードンが中心だが、そういえばゴードンは2期になってからこれまで全然出てこなかった気がする。3号にサンダーバード4号が搭載されており、久々に4号の活躍となった。 三男のゴードンは何かと四男のアランを子ども扱いして、アランはそれに反発するという構図。最も子どものアランがゴードンと一緒だと責任感が強くなって見えるのが面白い。 この作品では人類初のファースト・コンタクトを扱った作品でもある。 <ブレインズとの交信がリアルタイムだが、どんな通信機を使ってるんだろう? エウロパの16キロ下の水の中で活動しているが、アランが着ているのは普通の潜水服っぽい。圧力は大丈夫なのか? バディはサンダーバード3号の中で写真撮りまくってるけど、前シリーズでは写真は御法度だった。こちらは大丈夫なのかな?> |
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第4話 | 潜水艇で家族旅行 "City Under the Sea" 監督:サイイモン・ゴッジフ 脚本:ジム・クレイグ ジェレミー・アダムス |
水に沈んだベイエリアで水中散歩を楽しんでいた家族はそこで何者かが建物の破壊行動をしている光景を目撃してしまう。崩れた建物の下敷きになってしまった家族を助けるためにインターナショナル・レスキューが出動する。 前回に続きサンダーバード4号が活躍する話で、当然ゴードンが中心になる。今回はケーヨを相棒にして二人での活動となるが、1話に登場したザ・メカニックがちょっかいを出してくるため、救助が難航するという話になってる。事故ではなく誰かの邪魔で救助が遅れる話は新シリーズの特徴だろう。 今回はペネロープも活躍している。万能車であるペネロープ号は空を飛ぶだけでなく水中も航行できるようだ。勿論運転するのはパーカーだけど。 ザ・メカニックがやってることはフッドの収監されていた刑務所の設計図を手に入れることだった。やっぱり関係はあったらしい。 <ペネロープ邸にあった金庫の名前はTX−204。これはオリジナル版の「サンダーバード」の第1話にも同じ名前の戦闘機が登場してる。> |
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第5話 | 火星移住計画 "Colony" 監督:デヴィッド・スコット 脚本:パトリック・リージャー |
火星に向かった宇宙船がエンジントラブルを起こしてしまう。スコットとアランがサンダーバード3号で救出に向かうが、その際引退したGDF宇宙飛行士テイラーを同行させることとなった。 宇宙船の救出珍しくインターナショナル・レスキューが他のプロに助力を頼むという話。ちなみにそのテイラーは1stにも登場している。 この時代は結構惑星開発も進んでいるようだが、火星はまだまだ荒野で少しずつ移民を運んでる状態。なんか西部劇っぽい雰囲気があるが、そもそもその移民ってのもヨーロッパから新大陸で一旗揚げようって感じなのでなおよし。 特に2ndになってからサンダーバード3号の活躍が多くなったが、あの図体で精密な動きを演出してるので、なかなか見応えあり。ミニチュア操演が見事。 今回登場するテイラー大尉はトレイシー一家の父ジェフとは旧知の仲だが、ジェフ以外のみんなの名前を全く覚えようとしない。この記憶力でよく軍人やってられたもんだ。 |
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第6話 | パパのTV-21(前編) "Up from the Depths - Part 1" 監督:アンドリュー・マッカリー 脚本:ベンジャミン・タウンゼント |
マリアナ海溝で探索中の深海調査艇サーベイヤーが見つけたものは、サンダーバードの試作機だった。直後座礁してしまうサーベイヤーの報告を受けたインターナショナル・レスキューは出動し、サンダーバード2号と4号でマリアナに向かう。 名前だけは出ていたが未だその姿を見せていないトレイシー一家の父ジェフに関する話。その試作機TV−21は試験飛行中にフッドの妨害に遭って墜落したとのこと。ジェフは乗っていなかったらしいが、ジェフとフッドのライバル関係はここにも現れている。その延長なのか、今期の作品はジェフの子ども達とフッドの手下ザ・メカニックとのライバル関係に力が入ってる。 ザ・メカニックによってサンダーバード4号が破壊されてしまった。サンダーバードが破壊されるのは多分初めての描写だ。4号を失ったゴードンはTV−21を用いてレスキューを継続。無事救助はできたが、肝心のTV−21はザ・メカニックに奪われてしまう。なかなか見所多い話だった。 サンダーバードと言ったら2号なのだが、2ndになってからここまで全く活躍出来てなかった。ようやくここで見せ場が出たように見えたが、実際の活躍は4号が担い、2号は上空で停止してるだけの役割だった。今期はゴードンとアランの二人のどちらかが活躍する話が多いな。ゴードンの無鉄砲ぶりが今回もよく現れてる。 今回もペネロープが登場。今回に関してはパーカーよりも犬のシャーベットの方が活躍してる。 <故障したTV−21を直すための方法は殴ることだった。昭和の修理法だな。> |
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第7話 | パパのTV-21(後編) "Up from the Depths - Part 1" 監督:アンドリュー・マッカリー 脚本:ベンジャミン・タウンゼント |
TV−21を奪って逃げたザ・メカニックを追うインターナショナル・レスキューの面々。だが周到に用意されていた罠にあい、1号は航行不能に陥ってしまった。更にGDFのイリジウム保管庫を奪うザ・メカニック。 サンダーバードの試作機をめぐる話の後半。ザ・メカニックとインターナショナル・レスキューの戦いの他、ペネロープとケーヨの捜査もあってなんとかザ・メカニックを追い詰めるところまでが描かれる。2期になってからあまり目立ってなかったケーヨもようやく活躍出来たしかなりの力の入り方だった。ザ・メカニックが一体何を目的としてるのかはまだよく分かっていないけど。 前回の4号に続いて1号までザ・メカニックに壊された結果、唯一ザ・メカニックを追えるのが3号だけになった。今期は3号の活躍が多いな。 1号が攻撃されるきっかけはスコットの無茶な行動だった。オリジナル版では長兄としてかなり押さえた性格をしていたので、少々性格が異なって見える。父のジェフがいないからなのかもしれないが、リーダーとしてはちょっと暴走しすぎかな?。 おばあちゃんからジェフ・トレーシーのサンダーバードに込められた思いが語られる。誰よりも早く現場に駆けつけることが重要と考えていたため、設計理念は1号がメインと説明される。確かに一貫してそのように使われている。 |
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第8話 | 失われた王国 "Lost Kingdom" 監督:テオ・ベイントン 脚本:エリー・ブレアー |
地震によってエーゲ海の海底から古代遺跡が発見された。失われたアトランティスの古代都市の可能性があり、早速探検家達が集まってきた。アトランティスで作られたと言う人類最初のコンピュータ、ソーラキセラを探すためサンダーバード4号で向かうが、そこには真っ先にたどり着いた探検家のラメアー夫妻が遭難していた。 今回はブレインズが活躍する話。アトランティスで作られたソーラキセラを見るためにサンダーバード4号に乗り込むと言う話になってる。船酔いに弱くても、好奇心の方が 今回も海底のためゴードンが中心になる。オリジナル版ではほとんど活躍の場が無かったことを考えると、随分変わったもんだ。勿論6話で真っ二つにされたサンダーバード4号は元通りになってる。 ゴードンの危機に颯爽と駆けつけるペネロープ(とパーカー)の姿も良い。4号を輸送して上空待機してるバージルは全然目立ててない。 ちなみにラメアー夫妻は1stにも登場しており、インターナショナル・レスキューに迷惑かけるのも同じ。それでも憎めないのは、性格が子どもみたいで悪意が全くないからだろう。 <アトランティスはギリシア文字が使われている。この文字の年代が合っているかどうかは不明。なんせ古代ギリシアの時代だからね。> |
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第9話 | 彗星 直撃の危機! "Impact" 監督:テオ・ベイントン 脚本:レン・ウーレイ |
巨大彗星の軌道が変わり、地球に向けて落下し始めた。それをいち早く知ったサンダーバード5号のジョンはインターナショナル・レスキューに出動要請し、バージルとアランが3号で出撃する。 今回も舞台は宇宙で、宇宙ステーションに彗星の欠片が落下するという話。雰囲気としてはまるで『ゼロ・グラビティ』。極めて珍しくジョンがアクション担当。2話に登場した宇宙ステーション勤務のリドリー・オバノンを救うため、ジョンがサンダーバード5号で向かうという展開がある。基本観測のみを行う5号のアクションは恐らく初。一応5号も推進力あったのね。あっという間に燃料が尽きてしまうけど。 宇宙だけに当然3号が出撃する。前作でもかなり迷惑を掛けたランストロム・フィシュラーが又々大騒動を起こすという話。フィシュラー自身は何の悪気もないのだが、いい加減な性格をして、安全確認を怠ってなんでもやろうとするため、周りがとても迷惑罹るというパターン。今期は人災が凄く多いが、通常運転と言うべきか。 |
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第10話 | R.A.D." "High Strung" 監督:アンドリュー・マッカリー 脚本:マーク・ハッカビー ニック・オストラー |
未確認高高度気球が南アルプスに落下しようとしていた。それを察知したジョンはインターナショナル・レスキューに緊急発信し、スコットのサンダーバード1号が急行する。 8話に登場した迷惑なラメアー夫妻が又してもやらかした。迷惑がってはいるが、それでも放っておく訳にはいかずに苦笑しながらレスキューに向かってる。これからもこう言うこと繰り返すキャラなんだろう。それでも今回は危険な状況を配信しようとはしておらず、それを不審に思ったケーヨが調査したところ、ラメアー夫妻は豪華客船で船旅中。実はラメアー夫妻の助手が勝手にやってたことが分かった。 このブランドンというのは危険に関しての回路がぶっ飛んでるようで、自分が死にそうになってもはしゃいでる。なるほどラメアーの助手をやるだけのことはある。どんな危機に際しても配信を止めようとしないあたり、現代っぽさがある。 今回はスコットが最初に1号で現場に行き、その後バージルが2号でブレインズが開発した機械を載せて出動。実に懐かしい定番物語だ。 |
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第11話 | 嵐を呼ぶドローン "Weather or Not" 監督:チャド・モフィッド 脚本:レン・ウーリー |
世界の食糧危機を救うため、フィシュラーインダストリーは気象用ドローンを作り上げた。だがドローンが暴走を起こし、コントロールセンターを攻撃し始める。SOSを受けて出動するインターナショナル・レスキュー。 9話で大騒ぎを起こしたフィシュラーが再登場。今期はラメアーとフィシュラーのお騒がせ二人の話が多いのが特徴か。ジョンに言わせると「おなじみのフィシュラー」だそうだ。 そのフィシュラーの監視のために向かっていたペネロープが大変な目に遭うが、ペネロープとパーカーのコンビはこういうのも楽しめてしまうところが良い。 今回はスコットが休暇を取っていたため、サンダーバード1号の代わりをS号が担っている。2期でも結構出てくるんだが、S号の実際の活躍は久々だ。実際のレスキューはゴードンが担ってるけど、危機の連続とフィシュラーの身勝手でで相当苦労してた。 レスキューのはずがドローンの破壊が必要になって、破壊兵器を持たないサンダーバードが苦労するという話になってる。結局S号の音波攻撃で全部たたき落としたが。 |
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第12話 | クレーンの反乱 "Fight or Flight" 監督:カール・エセックス 脚本:ダン・バーリンカ |
貨物飛行船バロス内のクレーンが暴走して人を襲い始めた。SOSの通報で出動するインターナショナル・レスキュー。落下を防ぐだけの任務と思われたが、だが脱出したはずの乗組員が飛行船内に取り残されてしまっていた。そしてバラスの中に入ったスコットも又クレーンに襲われる。 オリジナルシリーズ同様サンダーバード1号と2号が活躍する話。出撃風景もたっぷり時間を取って、本当にオリジナルシリーズを観てる気分。スコットとバージルだけでなくケーヨのSが活躍してるのが本シリーズの特徴かな。 今回ブレインズは5号の定期メンテナンスのために宇宙にいるが、船酔いが激しいらしい。一方、ゴードンとアランは買い物中で全く活躍出来ず。最後にクレーンゲームを買ってきてみんなに嫌がられていた。 <サンダーバード5号の無重力の中で何事もなく動き回っているロボットのマックス。そんな機能あったのか?> |
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第13話 | 巨大アリジゴク "Escape Proof" 監督:テオ・ベイントン 脚本:リッチ・フォーゲル |
ザ・メカニックのアジトを発見したペネロープはそこに深い穴が空いており、その下には誰かが助けを求めていたことを知り、インターナショナル・レスキューに通報する。ここは掘削機械が地中を移動していることを知る。 ザ・メカニックとの戦いが展開。基本的には戦いと言うよりはザ・メカニックの掘削機械の巻き添いを食った人を助ける話になってる。行動の中で音声も反響している中、どこにいるのか分からない人間を探すという緊張感ある話になってる。 バージルとゴードンが救助活動している間はペネロープがザ・メカニックを追っていく。ザ・メカニック絡みだとペネロープが活躍する話が多いのが特徴的だ。 これまでにもフッドとザ・メカニックの関係について何度も語られてきたが、本当にフッドを脱獄させてしまった。実はフッドは収監前から仕込んでいたらしい。フッドはザ・メカニックを部下のように言っているが、ザ・メカニックは対等に喋ってる。どんな関係なのだろうか?フッドは容赦なくザ・メカニックを切り捨てるが、ザ・メカニックの方も自力でGDFから脱出していた。 |
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第14話 | 大噴火! "Volcano!" 監督:カール・エセックス 脚本:ベンジャミン・タウンゼント |
次々に起こる救助要請にてんてこ舞いのインターナショナル・レスキューにK2で地震調査中のクエスタ教授から連絡が入る。常に誤った噴火情報ばかり流すクエスタをジョンは無視するが、一人ブレインズだけが彼の言葉に反応し、スコットのサンダーバード1号で一人で現場に向かうことになる。 今回はブレインズが活躍する話。分析および機械製作班だが、今期は実際のレスキュー活動が結構多い。分析装置ではあり得ない溶岩が実際目の前にある事から行動しなければならなくなる。ブレインズの顔では誰もインターナショナル・レスキューだと信じてもらえないのも芸が細かい。 10話で登場した球体のメカRADが再登場。そして実に久々のジェットモグラ(モール)登場。 <クエスター教授が語る言葉を盛り上げるBGMはなんとマックスが流していた。> |
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第15話 | 狙われた巨大発電ダム "Power Play" 監督:ベン・ミルソム 脚本:ロブ・ホーギー |
山間にある水力発電用のセコイアダムが操作不能に陥り、決壊の危機を迎える。大急ぎで現場に向かうインターナショナル・レスキュー。そこで彼らが出会ったのは、ザ・メカニックが駆使するメカだった。 前々回でフッドに見捨てられたザ・メカニックだが、なんとか逃げおおせて新しいメカを作っている。その電力を奪うためにダムを襲うのだが、被害を一切顧慮してないというサイコパスぶりを見せつけてる。 今回の出撃は1号と2号のゴールデンコンビ。2号の方に4号も搭載され、今回はダムの底で活動。アランも2号に乗り込んでて、マニピュレータを駆使してサポート。今回は兄弟全員が活躍してる。ケーヨのS号もほぼお使い的な役割で活躍していた。 フッドはザ・メカニックを見捨てたと言うより、その暴走を抑えようとしてるようにも見える。ザ・メカニックのやろうとしていることがあまりに危険すぎるらしい。 結果としてザ・メカニックの電力強奪は失敗したが、ブレインズの分析によると、史上最大のレーザー砲を作っているとのこと。 特撮部分では本物の水を使っている。オリジナルシリーズでも水の使い方が上手かったが、更に進歩してる感じ。 |
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第16話 | 制御不能!プラズマボルト "Bolt from the Blue" 監督:テオ・ベイントン 脚本:エリー・ブレアー |
ペネロープは軌道上のソーラー・エネルギー・ステーションを視察していたが、彼女の見ている前で暴走を起こしてプラズマボルトをまき散らしてしまう。たまたまその下を通過中の飛行機が直撃を受けてしまう。 無茶なことをやった人がとんでもない事故を起こしてインターナショナル・レスキューがその尻拭いをするといういつもの話。今回の出撃は1号と2号で、事件の渦中にはペネロープとパーカー。安定した豪華な話となった。高圧の電磁波に曝されたため、1号と2号のどちらも動けなくなってしまうこともあり。 飛行機の中にはパンダがおり、初めて生のパンダが見られるとはしゃぐゴードンの姿がある。それが伏線になっていて、パンダを助けることがこの話の肝となる。 2号にはゴードンを乗せており、飛行機救出はゴードンの役割かと思われたが、実務の方はバージルがやっていた。バージルのアクションは結構珍しい。連絡用パイプを使った作戦は失敗し、飛行機の後部をぶった切ってパンダのコンテナを手動で2号コンテナに押し込むという無茶な作戦を行っていた。 一方のペネロープは人間が入れないほどの熱を持った通路の先にあるボタンを押さねばならなくなり、通信機を投げてストライクを取ってる。その後に活躍するのはパーカーの方だが、ぼやきっぱなし。 ソーラー・エネルギー・ステーションのエンジニアは「この会社はフィシュラー産業よりはまし」と言っていた。9話と11話に登場したランストロムの会社だが、そんなに酷い会社だったのか。 |
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第17話 | 大トカゲの襲撃 "Attack of the Reptiles" 監督:テオ・ベイトン 脚本:パトリック・リージャー |
ネット配信者バディ&エリーは中央アフリカにあるムロカンバ峡谷で配信を開始したのだが、そこで行方不明となってしまう。彼らを助けるためにスコットのサンダーバード1号がゴードンと共に出撃する。 3話に登場したバディ&エリーのコンビが又お騒がせするという話。この二人、スコットには嫌われているが、ゴードンが大ファンというややこしい人物。 今回はそれで二人のファンであるゴードンが中心。4号は使用しておらず、徒歩で捜索。スコットとゴードンのコンビは結構珍しいけど、実は二人とも冒険好きというキャラかぶりしてる。今期はゴードン中心回が多いな。 植物の成長促進剤を作っていたオーチャード産業というのが出てくるが、オリジナルの「サンダーバード」15話で出てきた博士と同じ名前。ちなみに同じく成長促進剤を作っていて、ワニを巨大化させていた。 かなりリアルな巨大トカゲが登場してる。熱源探知のトカゲ視点の場面なんかもあって面白い演出もあり。トカゲは一部CGじゃなくて本物使ってるシーンなかったか? |
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第18話 | おばあちゃんの大冒険" "Grandma Tourismo" 監督:アンドリュー・マッカリー 脚本:エイミー・ウルフラム |
バージルはおばあちゃんの買い物に付き合っていたが、カテゴリー12を超える砂嵐が砂漠に生じたことで突然のレスキュー依頼がくる。バージルはおばあちゃんを連れたままサンダーバード2号で現地へと向かうが、同時に二カ所のレスキューをしなければならなくなり、片方をおばあちゃんに任せざるを得なくなってしまう。 これまで一度もなかった(未だに名前のない)おばあちゃんを中心にした話。パワースーツでレスキューに向かって危機を迎えたバージルに対し、サンダーバード2号を操縦してレスキューに向かっていた。 基本的にマシンの操縦ができないおばあちゃんに代わってバージルが遠隔操作で2号を動かすのだが、途中からおばあちゃんが自分で操縦してバージルまで助けるという活躍をみせる。 おばあちゃんの昔話で、トレイシー家の父の話が出ていた。ジェフの登場はあるのか? これまで一度も名前が出てこなかったおばあちゃんの名前が「サリー」であることが分かった。実に半世紀を経てようやく発覚した。 |
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第19話 | 規則破りのレスキュー "Clean Sweep" 監督:テオ・ベイトン 脚本:デヴィッド・バディエル |
空中に浮かぶ巨大な大気清浄機が故障してしまい、そこで働いていた二人の作業員が閉じ込められてしまった。救助要請を受け出動するインターナショナル・レスキューだが、管理者のフレッドは何も問題がないと言い張る。 サンダーバード1号と2号が出動する定番の物語。単なるレスキューとはならず、妨害する人が出てくるが、それはなんとパーカーの昔の仲間。パーカーの人を食ったような言動が魅力を加えているが、二人ともかつて一流の泥棒だっただけに盗みのシーンは丁々発止。ペネロープの愛犬シャーベットの存在が勝敗の鍵となっていた。フレッドはキャラが立ってるので、又出てきてほしいもんだ。 今回は5号のジョンも宇宙にあるコントロール装置を修理するために宇宙空間で活躍してる。トレイシー一家の中の上三人だけに実に安定したレスキューになってるが、今回はパーカーとフレッド(とシャーベット)に見所取られてしまったかな? |
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第20話 | 謎のヒーロー TB5 "The Man from TB5 監督:テオ・ベイトン 脚本:ポール・ジャコッポ |
野生動物保護のためのチャリティオークションに出席するペネロープがパートナーに選んだのはジョンだった。だが孤立した会場にはフッドが罠を仕掛けていた。 滅多に宇宙ステーションの5号から出ることがないジョンがペネローペに引っ張られてパーティに行くという話。ジョンが地上にいるのは滅多にないので貴重。今回は大活躍だったが、宇宙が一番 ジョンだけではなくパーカーも活躍してる。パーティの中にいるテロリストをいち早く発見して雑魚は簡単に片付けた。その後ジョンを上手く手助けしてる。 人混みが苦手というジョンのため何かと世話を焼くブレインズがお母さんみたいで楽しい。自分の発明品の威力を観たくてウズウズしてるようにも見えるけど。 <ジョンの代わりに5号にやってきたゴードンとアランだが、EOSが拗ねてしまって全然言うことを聞かない。これは単純に自分のパートナーはジョンだけだと思い込んでるんだろうけど、見ようによってはジョンをペネロープに取られてしまった嫉妬にも見える。> |
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第21話 | ママの牧場 "Home on the Range" 監督:アンドリュー・マックリー 脚本:ロブ・ホージー パトリック・リージャー |
トレイシー一家の保有する別荘で全員揃っての訓練中、様々な機器が故障を起こし始める。そんな時に何者かが別荘に近寄ってきたと警報が鳴る。調査に向かったケーヨとペネロープだが、そこにはインターナショナル・レスキューを批判するジャーナリストのキャットだった。 インターナショナル・レスキュー全員が登場する珍しい回。ペネロープやおばあちゃんだけでなくマックスとEOSまで参加してるために本当に全員参加。とても豪華な話だった。 冒頭はインターナショナル・レスキュー全員の訓練風景。巨大なボルダリングみたいな訓練だが、それをコントロールしてるマックスが急に暴走してしまい、危うく訓練中に全員死亡になりかけた。 サンダーバードの大部分は不具合を起こしていたため、全員バイクのような旧型メカで出動し、救助も基本的に手動のみ。ジョンを除く全員でローテクレスキュー。ちゃんとスコットの指揮で全員がしっかり動くので良い感じ。 結果としてこの農場を襲ったのはザ・メカニックだった。彼の主張によれば「できるだけ争いは避けたい」だそうだ。その交渉をしてるのはブレインズで、おばあちゃんが上手くブレインズの言葉を受け取ってサポートしていた。 |
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第22話 | クリスタル・インフェルノ "Inferno" 監督:ティム・ゴール 脚本:ベンジャミン・タウンゼント |
ロンドンで世界一の高さを誇るクリスタル・スパイアが完成した。だが無理矢理高さを維持したこともあって、展望階が火事に見舞われてしまう。誰も助けに行けない中、インターナショナル・レスキューに助けが求められる。 実にサンダーバードらしい救助の話。この時に基地にはバージルとアランだけしかいなかったため、二人が2号で出動してる。パワードスーツで現場に向かうのはバージルの方で、その間はアランが2号を操縦してる。今期はバージル以外が2号を操縦するシーンが結構ある。アランがちょっと操縦を間違えたりするところがお茶目。 クリスタル・スパイアには緊急消火システムがあるが、有毒ガスを使うため、一度足で展望台まで行き、そこにいる人を救助してから消火せねばならない。バージルは自分のパワードスーツのバッテリーを使ってエレベーターのみを復旧させ、展望台に着いたら展望台そのものを切り取って2号で運ぶという強引な手を使っている。 2号出動シーンでちゃんとカーゴを換装してるが、中身は分からない。カーゴを取り外して中空の状態で展望台を運んでる。こんな使い方もあるのね。 今回冒頭でバージルがアランの肖像画を描いていたが、出動後にマックスがその絵に髭を描き加えていた。意外なお茶めっぷり。 |
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第23話 | サンダーバード2号 宇宙へ "Long Haul" 監督:カール・エセックス 脚本:ダン・バーリンカ |
宇宙への中継基地スペースハブ1でドッキング事故が起こり、コアの原子炉にメルトダウンの危機が迫る。駆けつけたアランのサンダーバード3号だが、それでは手が足りず、サンダーバード2号を宇宙航行用に改造し、冷却システムを運ぶこととなる。 今回は宇宙が舞台なのでアランの3号の出番。だが3号はステーションの生命維持のために必要なので、資材運搬にはサンダーバード2号が出撃する。2号が宇宙に行くのは初めてだが、そんな装備も出来る事が驚き。 人命救助のためにふんだんに装備を使うという本作の基本がきっちり守られた好作。特にアランが格好良い話が少ないので、これは上手くできてる。 そして宇宙用に換装したサンダーバード2号が地球に戻る際、スペースハブ1の冷却システムを2号にドッキングさせる離れ業使っていた。危うく2号が廃棄処分になるところだったという緊張感が途切れない話に仕上がってた。 <サンダーバード2号は重量重すぎるため、宇宙に持って行くのは物理的に無理っぽくはあるが、アニメとかだと当たり前に宇宙に行かせるからツッコミにはならないか。 最初に出撃した3号に乗っていたのはアランのみ。この事故で一人はきついだろ。 いつも慎重なバージルがサンダーバード2号を宇宙に運ぶ時に凄く興奮してた。スコットならともかく珍しい描写だ。よっぽど宇宙に行きたかったと見える。 スペースハブ1の管制官コンラッドによれば、「一番クールなサンダーバードは2号だ」そうだが、基本的にそれが共通認識だろう。> |
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第24話 | 海上ステーションからの脱出 "Rigged for Disaster" 監督:チャド・モフィット 脚本:パトリック・リージャー |
海洋油田プラントに嵐が近づいていた。この油田の封鎖のために訪れていたペネロープは嵐のために起こった事故で従業員を助けようとしたが、ペネロープに反発を覚える一部の従業員が火災を起こして逃亡してしまう。すぐさまサンダーバード2号が出動する。 海上油田基地での火災からの救出の話。実に本作らしい話だった。最初はペネロープが、そしてインターナショナル・レスキューのサンダーバード2号が出動というのも基本を押さえた話になってる。今回は同時に出動したのは1号ではなくS号。基本を押さえるならやっぱり1号と2号が同時に出撃してほしかった気もするが、S号らしい使い方をされていた。 今回はパーカーが大活躍。オリジナルの姿よりはとぼけた感じの造形になってるが、やることはきっちりやるのがこの人の良いところだ。ペネロープも試作品の水中作業用スーツで救出作業を行っている。 |
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第25話 | ハイパースピード "Hyperspeed" 監督:シモン・ゴッドチフ 脚本:デヴィッド・スラック |
大金持ちの天才設計家チコ・リーヴスが作り上げた超高速真空トンネル車の運行実験中、列車が止まらなくなってしまう。すぐさまサンダーバード1号が出動するが、真空トンネルを傷つけることができず、単独で乗り込むことにする。 スコットが中心となった話で、このところ活躍の機会が少なかったサンダーバード1号が存分に活躍するかと思いきや、スコットは生身での活動で、1号は飛んでるだけだった。後半になって4号に乗ったゴードンが登場。ハイパーカーからの脱出を図るが、文句ばっかり言ってるのがゴードンらしい。 ブレインズはハイパーチューブの設計者チコの大ファンで、救助よりもチューブの美しさに魅了されてしまってるシーンあり。メカフェチの鏡だな。 ハイパーチューブカーに乗っていたお爺ちゃんがスピードマニアだそうで、危機の連続を心から楽しんでいたのが印象深い。 |
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第26話 | 始動!プロジェクト・センチネル "Brains vs. Brawn" 監督:チャド・モフィット 脚本:ベンジャミン・タウンゼント |
サハラ砂漠の真ん中にレーザー光の穴が穿たれる。それを観測したジョンは、いよいよザ・メカニックのプロジェクト・センチネルの最終実験が始まったとインターナショナル・レスキューに出動を要請する。だがレーザーの照準先にはなんとフッドの秘密基地があった。 第二部最終話。ザ・メカニックとフッドが二人とも登場。ザ・メカニックはフッドを秘密のアジトごと焼き殺そうとしたらしいが、その理由は自分に駆けられている洗脳を解くこと。 フッドの右目の奥にある機械が発動するとザ・メカニックは苦しむ。この二人の関係とは一体なんだろう?オリジナル版ではミンミンの父キラノがフッドの洗脳を受けていたが、その立場なんだろうか? フッドはフッドでザ・メカニックを使って何かの目的をもっているようだが、 ザ・メカニックのレーザーからフッドの身柄を助けることが今回の目的で、カプセルに閉じ込めたフッドを1号→S号→4号→ペネロープ号→2号→1号と中継して移送する。その度ごとに空中に放り出されてフッドが悲鳴を上げてる。最後は1号とS号のキャッチボールに巻き込まれてしまうが、これって死ぬんじゃないか? レーザー衛星を止めるためにブレインズが出動してるが、出動時にトレイシー一家よろしく出動シーンもある。眼鏡を直すところがチャーミング。レーザー衛星に行ったら、そこにはザ・メカニック本人がいた。 結果としてザ・メカニックとフッドはGDFが身柄を引き受けてめでたしめでたし…と思ったら、なんとGDFにもフッドの部下が入り込んでおり、フッドは逃げてしまった。これで第三期に続くことになる。 |
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第27話 | |||||||||||||
第28話 | |||||||||||||
第29話 | |||||||||||||
第30話 | |||||||||||||
第31話 | |||||||||||||
第32話 | |||||||||||||
第33話 | |||||||||||||
第34話 | |||||||||||||
第35話 | |||||||||||||
第36話 | |||||||||||||
第37話 | |||||||||||||
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