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ウルトラファイト

ウルトラファイト事典
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 1970'9'28〜1971'9'24

 夕方の番組調整時間を利用し、月曜〜金曜の5分間のみ放送していた作品。最初は「ウルトラセブン」の名場面集から始まるが、ネタ切れと共にオリジナル展開を見せる。一応ウルトラセブンが主人公的立場で、ほとんど負け知らずなのだが、怪獣に因縁を付けて戦いに引きずり込んだり、怪獣同士の戦いに割って入ってどっちも倒すとか、やってることがフリーダム。というか、ほとんど…

主な登場人物
ウルトラセブン  作品を通しての主役。本編からの引用もあるが、オリジナル版での主役。ただ、正義の味方と言うより、適当に怪獣見つけてはどつき回してるだけで、やくざな行いが印象深い。
ウルトラマン  バンクでの戦いのみで登場。
イカルス  「ウルトラセブン」に登場した怪獣だが、こちらはアトラクション用のものが使用されており、本編のものと較べ、体色が青いのが特徴。登場回数も多く、下手すればイカルス星人は青い姿をしていると思いこんでいる人がいるかも知れない。ちなみに本編仕様では「星人」が付くが、オリジナルのウルトラファイトでははつかない。
ウー  怪獣倉庫の中に置かれていた着ぐるみが動き出したもの。オリジナルのウルトラファイトでも常連となる。毛が長すぎるため顔がほとんど見えない。
エレキング  オリジナルのウルトラファイトに登場する怪獣。触覚が垂れ下がっているのが特徴。久々に登場した時は少し着ぐるみが直されている。
ガッツ  オリジナル話に登場。登場話は少ないが、「星人」ではない。
キーラー  オリジナル話で登場する怪獣。本物よりもゆるキャラっぽい表情で、あたかも泣いてるかのように見える。本来は「キーラ」でナレーションも確かにキーラと言っているが、115話では「俺の名はキーラー」となっている。
ケロニア  オリジナルのウルトラファイトに登場。189話でも登場したが、その際は「ケロニヤ」となっている。
ゴドラ  オリジナルのウルトラファイトに登場する怪獣。ゴドラ星人ではなく、ゴドラである。話によっては宇宙忍法を使う。
シーボーズ  オリジナルのウルトラファイトに登場。本編とは異なり、かなりの暴れん坊として描写されている。
バルタン  怪獣倉庫の中に置かれていた着ぐるみ。逆さ吊りされており、声だけが鳴り響いた。オリジナルのウルトラファイトでも登場するが、その際は「星人」が抜けている。卑怯な戦法を得意とするためか、やられ役が多い。74話ではセブンの手刀で顔と両手が切断されるシーンもあり、その後登場しないので、本当に殺されてしまったのかもしれない。
アギラ  オリジナルのウルトラファイトでウルトラセブンの舎弟として登場。元々が四本足怪獣なので、二足歩行すると目があらぬ方向を向いてる。ナレーションによれば「めっぽう弱い」怪獣。割と勝率が高いのは、セブンが助けに入っているため。
話数 タイトル コメント DVD
第1話 ガブラの首が飛ぶ  「ウルトラセブン」第23話「明日を捜せ」より。
 地崩れによって現れた円盤をセブンがたたき落とし、そこから現れたガブラとの格闘をプロレス実況風に解説する。不屈の怪獣ガブラをどこか応援してるかのような実況が良い。
 「見事に命中。首が吹っ飛びました」とか「ようやくこれでガブラの首も死にました」という実況が実にシュールだ。
第2話 テペト水中大切断  「ウルトラセブン」第41話「水中からの挑戦」より。
 テペトとの水中決戦。この話は戦いのシーンがかなりコミカルなので、本作にはぴったりの話でもある。テペトのことは終始「河童の化け物」と主張し続けてる。テペトの頭から出る光線は「皿光線」になってる。
第3話 ゴーロンかみつき戦法  「ウルトラセブン」第44話「恐怖の超猿人」より。
 ナレーションによればゴーロンは「猿の化け物」で、「猿山を荒らし回っている」と言っている。間違ってはいないけど、えらい解説だ。この戦いもかなりコミカルなので、本作にはぴったり。尚、解説によれば、セブンの出す光線はエメリウム光線以外の光線技は全部ウルトラショットかウルトラビームになるらしい。
第4話 ペガ星人円盤作戦  「ウルトラセブン」第36話「必殺の0.1秒」より。
 前半は円盤とセブンとの戦いで、その後円盤の中でペガ星人に説得を試み、交渉決裂したらウルトラビーム(ワイドショット)で円盤を破壊。なんだかセブンがえらく短気な人物に見えてしまう。
第5話 恐竜戦車大進撃  「ウルトラセブン」第28話「700キロを突っ走れ!」より。
 恐竜戦車のことはここでは「きょうりゅうたんく」と言うらしい。
 しかし、改めてこの話を観ると、戦いがえらくシュールだな。恐竜戦車も戦車部分関係なく動いてるし。
第6話 謎はヴィラ星人の影だ  「ウルトラセブン」第5話「消された時間」より。
 確かビラ星人で良かったかと思うんだが、ここではヴィラ星人になってる。
第7話 キングジョオ神戸で乱暴  「ウルトラセブン」第15話「ウルトラ警備隊西へ(後編)」より。
 今回ウルトラセブンは登場せず、キングジョーとウルトラホーク1号との戦いとなってる。
 ここでもキングジョーがキングジョオになってるのが特徴。ナレーションでは神戸港を連呼してるが、なんか思い入れがあるのか? あとウルトラ警備隊ではなく、地球防衛軍と呼んでる。
第8話 人類の敵イカルス星人  「ウルトラセブン」第10話「怪しい隣人」より。
 えらくイカルス星人に同情的なナレーション。
第9話 遊星の悪魔スペル星人  「ウルトラセブン」第12話「遊星より愛をこめて」より。
 本編12話が幻の話になってしまったたため、本作でも今は観ることが出来ない。
(第9話) 怪獣死体置場  放映されるはずだった第9話がお蔵入りしてしまったため、急遽作られた話。円谷の着ぐるみ倉庫での撮影で、後のオリジナルの怪獣プロレスの走りとなった。ウーとゴモラが戦っているが、ゴモラの方はアトラクション用の着ぐるみで、目の形がなんか変。
 着ぐるみ倉庫なんて滅多に観られるものではないので、なかなか見応えがある。
第10話 アイアンロックス夜明けの襲撃  「ウルトラセブン」第21話「海底基地を追え」より。
 この話は格闘ではないため、それを解説するのは結構苦労してるよう。
第11話 アイロス星人は二度裏切る  「ウルトラセブン」第13話「V3から来た男」より。
 アイロス星人が吐く光線は「アイロス光線」になってる。
第12話 ガッツ星人死の十字架  「ウルトラセブン」第39話「セブン暗殺計画(前編)」より。
 ウルトラセブンとガッツ星人の最初の戦い。幻影と戦わされ、消耗していくセブンの姿。
第13話 パンドン火の車  「ウルトラセブン」第48話「史上最大の侵略(前編)」より。
 ウルトラセブンとパンドンの一回目の戦い。パンドンの片足をアイスラッガーで落としたセブンが崩れ落ちるまで
第14話 ガッツ星人ゲームセット  「ウルトラセブン」第40話「セブン暗殺計画(後編)」より。
 円盤の中でパニックを起こすガッツ星人の背後ではハワイアンのような軽快な音楽が流れている。
第15話 パンドンチャレンジマッチ  「ウルトラセブン」第49話「史上最大の侵略(後編)」より。
 ウルトラセブンの最終回での戦いとなる。パンドンが放ったストレートパンチを「アッパーカット」とナレーションで言っている。
第16話 クレージーゴン鉄の爪  「ウルトラセブン」第38話「勇気ある戦い」より。
 ナレーションによれば、クレージーゴンは自動車を食べるのが大好きだとか。見たまんまか。
第17話 ペテロ月世界でパンク  「ウルトラセブン」第35話「月世界の戦慄」より。
 ぶよぶよした怪獣にのしかかられるシーンはなんだかエロチックな感じ。
第18話 サタンの使者キングジョオ  「ウルトラセブン」第14話「ウルトラ警備隊西へ(前編)」より。
 キングジョオとの戦いが、ウクレレの軽快な音楽と共に描かれていく。「奇怪な引き上げ」とは、ひょっとしてギャグで言ってるのか?
第19話 ダンカン泡を吹く  「ウルトラセブン」第34話「蒸発都市」より。
 タイトルは見たまんま。逃げるダンカンの姿を「しゃれてる」とナレーションが入っている。
第20話 血を吸う悪魔ダリー  「ウルトラセブン」第31話「悪魔の住む花」より。
 人間の体内での戦いとなるので、非常に見応えのあるシーンとなってる。
第21話 手強いぞ! プラチク星人  「ウルトラセブン」第30話「栄光は誰れのために」より。
 プラチク星人は手を合わせて謝ってるシーンが拡大されている。
第22話 プロスパイ プロテ星人  「ウルトラセブン」第29話「ひとりぼっちの地球人」より
 ナレーションによれば、プロテ星人は宇宙忍者。それバルタン星人じゃないのか?
第23話 いざ勝負ボーグ星人  「ウルトラセブン」第27話「サイボーグ作戦」より
 セブンが片手で出してる光線を「ウルトラビームを投げました」とはナレーションの言葉。
第24話 ギエロンは真夜中に飛ぶ  「ウルトラセブン」第26話「超兵器R1号」より
 ギエロン星獣が単なる「ギエロン」になってる。しかしギエロン星獣の腕をもぎ取った際、本当に痛そうに見えるのが凄いところだ。
第25話 リッガー首はもらったぞ!  「ウルトラセブン」第32話「散歩する惑星」より
 タイトルがとんでもない。四本足怪獣との戦いは結構難しく、くんずれほずれつと言った感じ。
第26話 大峡谷の決闘!  差し替えになった9話は除き、初めてのオリジナルの話。ウーとセブンの戦いが展開する。まだウーノ体は白いが、毛が長すぎるため顔が見えない。地面での戦いなので、どんどん着ぐるみが汚れていく。
第27話 硫黄沼世紀の対戦!  オリジナルでのゴドラとテレスドンの決戦。テレスドンは既に着ぐるみがボロボロになってる。この話ではウルトラセブンは出ておらず、瞬間移動を繰り返すゴドラに猪突猛進するテレスドンの姿が健気。結局疲れてテレスドンが倒れてしまう。
第28話 セブンは見た エレキングの最後  オリジナルでセブンとエレキングの戦い。エレキングはまだこの時点では体が白いが、既に触覚は垂れ下がっている。頭突きとか思いっきり腹に蹴りを入れるとか、やってる方も大変そう。
第29話 イカルス死神に祈れ!  オリジナルでイカルスとウーの戦い。イカルスがウーにマウントして殴ったりもしてるが、足下が泥だらけで、戦ってるうちにどんどん汚れていく。
第30話 狂ったかウインダム  「ウルトラセブン」第24話「北へ還れ!」より
 ナレーションでは「ウルトラセブンと一騎打ちを…同士討ちをさせようという作戦」と言い直してる。
 ウインダムと戦うわけに行かないウルトラセブンが逃げ、それをウインダムが追うのを「氷の上で鬼ごっこ」と言ってるが、言い得て妙。
第31話 土葬への片道切符  オリジナルでイカルスとガッツの戦い。やる気の無いガッツ星人が意外に強く、イカルスが全然歯が立たず、執拗に足を攻めることでイカルスの勝利。
 泥の中を転げ回るため、最初はそれなりに綺麗だったガッツ星人の着ぐるみがどんどん汚れていく。
第32話 宿命のライバル!  オリジナルでウーとアギラの戦い。アギラは初登場だが、元々が四本足怪獣なので、二足歩行すると目があらぬ方向に向かっている。アギラが逃げてそれで終わる。
第33話 テレスドンに墓場はない!  オリジナルでウルトラセブンとテレスドンの戦い。テレスドンは基本的に這いつくばっているので、一方的にセブンがテレスドンをいたぶってるようにも見える。
第34話 それはバルタンの罠だ!  オリジナルのウーとバルタンの戦い。バルタンの着ぐるみはまだ結構綺麗で、光学処理で分身の術も演出している。何故か最後の一瞬だけウインダムの姿が見えるが、なんかの事故か?
第35話 ガンダー凍結革命  「ウルトラセブン」第25話「零下140度の対決」より
 ガンダーとミクラス、そしてウルトラセブンとの戦いが展開。もの凄い雪の量で戦いがよく見えない。
 首だけになって雪に埋められているガンダーを「ガンダーらしい最後」と称しているが、どこがガンダーらしさなんだろう?
第36話 逆転こそ我が命  オリジナルのゴドラとイカルスの戦い。倒れたイカルスにゴドラが岩を投げつけるのだが、両手がハサミなので、とても投げにくそう。勝利を確信したゴドラが立ち去ろうとしたところをイカルスが背後から襲いかかって勝利をもぎ取る。
第37話 忍者ゴドラ不敵の笑い!  オリジナルのセブンとゴドラの戦い。のんびりたたずむゴドラを見つけたセブンが喧嘩を仕掛けるという、どっちが正義の味方なんだか分からない展開となっている。ゴドラの手のハサミをもぎ取って、すごすごと逃げるゴドラを仁王立ちで見送るセブンの姿はいじめっ子そのもの。
第38話 嵐を呼ぶ血戦場!  オリジナルのウーとガッツの戦い。雨が降ってる中での戦いとなっている。最初は優位に立っていたガッツが持久戦でどんどん動けなくなっていく。
第39話 死を呼ぶ回転レシーブ  オリジナルでイカルスとテレスドンの戦い。かなり狭いところで戦っており、崖から転げ落ちるところまでやっていてかなり危険。寝技が多用されるため、全身真っ茶色になってる。
 倒れたテレスドンの目がうつろで、本当に死んでるようにも見える。
第40話 ベル星人大惨敗  「ウルトラセブン」第18話「空間X脱出」より
 ベル星人の音波攻撃に苦しむセブンだが、関節技で逆転している。空中での戦いは物理的に無理があった。
第41話 恐怖の大逆転戦法!  オリジナルでウーとエレキングの戦い。折角崖の上に登ってきたエレキングを突き落とすウーがなかなかに非情。弱ったエレキングに対してストンピング攻撃を繰り返して勝利。
第42話 セブン必殺の荒技!  オリジナルでセブンとガッツの戦い。ガッツの着ぐるみは製作順番からすればおそらくこれが初出となり、全く汚れてなかった。戦ううちにどんどん汚れていくんだが。
第43話 殺られる前に殺れ!  オリジナルでウーとテレスドンの戦い。ひたすら殴り合いでウーが勝つのだが、倒れたテレスドンの口が真っ赤で、まるで血を流しているかのよう。
第44話 闇からの殺し屋  オリジナルでエレキングとイカルスの戦い。カメラの前で火をたいており、見応えはあるが、観にくいのが難点。戦い自体はイカルスの勝利に終わる。
第45話 怒れ! 狂え! キングジョオ  「ウルトラセブン」第15話「ウルトラ警備隊西へ(後編)」より
 神戸港でのセブンとキングジョーとの戦いだが、ここでは「キングジョオ」になってるのが特徴。
第46話 戦慄イカルスの大逆殺!  オリジナルでセブンとイカルスの戦い。ひたすら殴り合ってセブンの勝利となる。セブンのお尻の所が破けてるのが見える。
第47話 華々しき死闘  オリジナルでゴドラとエレキングが戦って、セブンがレフェリーを務めるという面白い構図で始まり、やがてセブンが仲裁に入ったところ、セブンに殴りかかり、二体ともノックアウト。
第48話 必殺! 空中殺法  オリジナルでイカルスとバルタンの戦い。バルタンのパンチが勢い付けすぎて土に埋まってしまい、それでイカルスにぼこぼこにされてしまう。
第49話 セブンよ死ね!  アギラとイカルスが戦っており、そこにアギラを助けに乱入したセブンによってイカルスが倒れる。
 ナレーションで「イカルスが仁義を切っております」と言っているが、お辞儀してるのはアギラの方。
第50話 エレキング電氣ショック  「ウルトラセブン」第3話「湖のひみつ」より
 エレキングとミクラスの戦い。明らかに不利な戦いを強いられるミクラスがなんだか可哀想になるが、それを助けに現れたセブンがエレキングを倒す。ナレーションで「エレキングの首をぶった斬りました」とか言ってるのが、この時代っぽい。
第51話 バルタン忍法セブン危うし!  オリジナルでバルタンとセブンの戦い。カメラの工夫によるバルタンの分身攻撃が展開する。空を飛んで逃げるバルタンを追うセブンの姿で終わり、決着は付かなかった。
第52話 復讐の時は来た!  オリジナルでエレキングとガッツの戦い。劣勢になったガッツがセブンに助けを求め、セブンとエレキングが戦っていたところを後ろから襲う。怒ったセブンによってボコボコにされてしまった。
第53話 地獄・極楽キック攻め!  オリジナルでバルタンとイカルスの戦い。勝負に勝ったのはバルタンだが、そこにあった石を蹴飛ばしたところ、セブンにはじき返された石が自分にぶつかって両者ノックアウト。
第54話 宿命の待ち伏せ  オリジナルでエレキングとバルタンの戦い。エレキングが疲れ切って歩いているところをいきなりバルタンが殴りかかり、なし崩しに戦いとなる。戦い続けて終わり。
第55話 ザンボラー 戦車に吠える  「ウルトラマン」第32話「果てしなき逆襲」より
 ここから「ウルトラマン」のフィルム流用が始まる。暴れ回るザンボラーと、迎え撃つ戦車隊が描かれる。
第56話 アギラ窮地に立つ!  オリジナルでアギラとエレキングの戦い。撮影はもう暗闇の中。エレキングの尻尾が巻き付けられるシーンはアギラ自身が巻いている。戦いは続いている。
第57話 必殺! 地獄の切り札  オリジナルでガッツとウーの戦い。ガッツの勝利に終わるが、これまでの酷使が祟ってか、ガッツの目がつぶれてしまってる。
第58話 神か悪魔かテレスドン  オリジナル。エレキングが蹴り上げた岩がテレスドンに当たり、岩を投げ合う二体。何故かそこに現れたセブンがエレキングの助成をしてトスを上げ、それをスパイクしてテレスドンに岩をぶつける。その後何故かバトルロイヤル状態。最後まで決着付かず。
第59話 ゴドラよお前もか!  オリジナルでウーとセブンが戦っていおり、勝ったセブンの後ろからゴドラが襲うという物語。その後セブンとゴドラの戦いに移行して、最終的にセブンが勝利を収める。
第60話 ゴモラ大暴れ!  「ウルトラマン」第27話「怪獣殿下(後編)」より
 ゴモラが大阪城を壊すシーン。まだウルトラマンは姿を見せない。
第61話 宇宙より愛をこめて  オリジナルでバルタンとセブンが戦いにエレキングが乱入し、セブンを羽交い締めにするのだが、バルタンが間違ってエレキングを攻撃してしまい、そこで三つどもえの戦いに。
第62話 銀河対地球  オリジナルでイカルスとテレスドンとセブンの戦い。一応共同でセブンと戦っていたはずだが、いつの間にかイカルスとテレスドンで戦っている。最終的に勝ち負けはつかず。
第63話 恐怖のギロチンカット!  アギラとエレキングの戦い。アギラを倒した直後に現れたセブンにエレキングがぼこぼこにされて終わる。
第64話 怪獣三悪決着大会  「ウルトラマン」第25話「怪彗星ツイフォン」より
 三体の怪獣が戦うという話。ギガスのピンチにレッドキングが助けにやってきたという物語にしている。まだウルトラマンは登場せず。
第65話 それは電光よりも早かった!  オリジナルでエレキングとイカルスの戦い。それを高所から見ていたセブンが乱入。イカルスとエレキングが共同でセブンと戦うが、あっけなく返り討ちに遭ってしまった。
第66話 墓場はどっちだ!  オリジナルでゴドラとセブンが戦っていたところにバルタンが乱入。セブンをほったらかしにして戦うのを満足そうに見ているセブン。
第67話 戦いつきず日は暮れて  オリジナルでガッツとイカルスの戦い。その仲裁に入ったセブンを二人して殴りかかり、後は延々三人で殴り続ける。
第68話 勝負は死ななきゃ分らない  オリジナルでテレスドンがセブンに襲いかかり、それを影から見ているバルタンが乱入する。それなりにセブンを追い詰めていたのだが、いつの間にかテレスドンとバルタンが戦い始め、両者ノックアウト。ナレーションによれば、バルタンは「こういう卑怯な奴」だとか。
第69話 墓場からの使者  オリジナルでケロニアとシーボーズの戦い。両者初登場だけに着ぐるみはまだ結構綺麗。終始ケロニアがシーボーズを圧倒してそのまま終わる。
第70話 セブン逆転す!  オリジナルでセブンとガッツの戦い。いつものようにいきなり殴りかかるのではなく、遠い間合いから読み合いのシーンもある。最終的にはやっぱりセブンが勝利する。
第71話 身を捨てゝこそ…  オリジナルでゴドラとセブンの戦い。何故かセブンが円月殺法を使い、一閃でゴドラを倒したが、そこにイカルスが現れてセブンに襲いかかる。もみ合ったまま二人で崖化から転げ落ちて、イカルスがのびてしまった。
第72話 岩上の死闘!  オリジナルでウーとケロニアの戦い。ウーの体からは煙が噴き上がっている。ウーが勝利するが、戦い自体はストレートなもみ合いなので、解説が大変そう。
第73話 くんずほぐれつ  オリジナルでイカルスとシーボーズの戦い。力で劣るイカルスが奮闘するが、崖から突き落とされてシーボーズの勝利となる。池を挟んでの遠景での撮影が結構新鮮。
第74話 地獄の三角切り  オリジナルで、歩いていたセブンに奇襲をかけるバルタン。それを助けにやってきたアギラだが、バルタンに殴られてアギラはノックダウン。そこで起き上がったセブンがバルタンに逆襲して勝利を収める。最後はバルタンの首と両手を手刀で落とすと言うグロ(?)シーンもあり。
第75話 忍法宇宙しばり  オリジナルで忍術の訓練をしているゴドラの姿を見て大笑いしたアギラ。怒ったゴドラによりぼこぼこにされたところをセブンに助けられるという話。
第76話 イカルスの凱歌  オリジナルでイカルスとケロニアの戦い。ほぼ一方的にイカルスがケロニアを封じ込め、最後は勝ち鬨を上げる。
 ちなみにタイトルは凱歌と書いて「かちどき」と読む。
第77話 俺は墓場の用心棒  オリジナルでシーボーズとウーの戦い。喧嘩を売ってきたのはウーの方だが、シーボーズの返り討ちに遭ってしまう。今回もウーの体からは煙が噴き上がっている。
第78話 この勝負は貰った!  オリジナルでケロニアとセブンの戦い。物語冒頭から組み合っている。逃げるケロニアを後ろから襲いかかり、引きずり落とすような結構非情なセブンの姿があり。終始セブン優勢のまま勝負が付いてしまう。
第79話 地獄までつきあえ!  オリジナルでイカルスとアギラの戦い。珍しくセブンは割って入ってこず、結果としてイカルスに負けてしまう。
第80話 暴れん坊は無宿者  オリジナルでシーボーズとウーの戦いにセブンが乱入。セブンが一体ずつどついて勝負が付く。
第81話 怪獣はつらいよ  オリジナルでウーとイカルスとケロニアの戦い。怪力のウーがケロニアとイカルスを順番に倒す。
 ちなみに題字は「怪獣」と書いて「モンスター」と読む。
第82話 セブン救出作戦  「ウルトラセブン」第33話「侵略する死者たち」より
 円盤に捕らえられてしまったセブンをウルトラホークが救出する話。
第83話 怪獣岬の絶叫!  オリジナルで海岸でのエレキングとケロニアの戦い。終始ケロニアがエレキングを圧倒して終わる。遠景での描写がなんだか新鮮な感じ。
 ナレーションでは「両怪獣の絶叫」と言っているが、一切声は聞こえてこない。
第84話 怪獣ハンター  オリジナルで海岸でのシーボーズとセブンの戦い。狭い場所で何度もセブンがシーボーズをたたきつけて勝利。
第85話 宇宙アウトロー  オリジナルでシーボーズとイカルスがセブンに両面攻撃を仕掛ける。セブンが一体ずつ倒す。
 セブンが地面に二体の怪獣をたたきつけるシーンがあるが、随分軽そうだ。まるで中身がないみたいで…
第86話 イカルス+虐殺  オリジナルでシーボーズとウーがイカルスを痛めつけるが、イカルスが倒れた瞬間ウーがシーボーズに襲いかかる。シーボーズはそれを返り討ちにして勝利。
第87話 怪獣無常  オリジナルでケロニアとシーボーズとイカルスのバトルロイヤル。くんずほずれつで最後まで戦い続けている。
第88話 まぼろし怪獣ウー参上  オリジナルでケロニアとシーボーズの戦い。シーボーズがケロニアを倒したところでウーが登場してシーボーズに襲いかかる。86話と同じ構図だが、今回はウーが勝っている。
第89話 虐殺の行進曲  オリジナルでアギラに襲いかかるテレスドン。二体が戦っているところでセブンが登場し、テレスドンを倒す。
 テレスドンの着ぐるみはもはやボロボロで観ていて痛々しい。
第90話 決着は俺がつける  オリジナルで海岸でのエレキングとシーボーズの戦い。一進一退の戦いだったが、エレキングが勝利を収める。
第91話 みな殺しの子守唄  オリジナルでケロニアとシーボーズがセブンに襲いかかる。ピンチのセブンが二体の怪獣の首をたたき合わせて勝利。
 シーボーズの着ぐるみの首が折れ曲がっており、結構ホラーな造形になってる。
第92話 怪獣ゲバゲバ地帯  オリジナルでトレーニング中のイカルスを笑うセブンにイカルスが突っかかる。終始セブンはイカルスを笑っており、なんだかとても可哀想。二人して泥の中に落ちてしまうが、結果はセブンの勝利に終わる。
第93話 闇からのメロディー  オリジナルでエレキングとイカルスの戦い。普通に歩いていて手を上げて挨拶するイカルスにいきなり殴りかかるエレキング。一進一退の攻防の末、エレキングが勝利する。
第94話 消えて貰います  オリジナルでウーとシーボーズの戦い。殴り合いの末にウーが勝利する。
第95話 怪獣極道  オリジナルで、歩いているセブンの背後から襲いかかるウー。大きな石を抱え込んで突入していくウーを軽くいなしてウーが自爆。
 小さな丘の上から撮影しているため、戦いの前方に草の邪魔があり。
第96話 イカルスはパンチがお好き  オリジナルでシーボーズとイカルスが石を蹴り合って遊んでいるうちに石がシーボーズの頭に当たり、そのまま乱闘。イカルスが勝利目前に自爆して両者ノックダウン
第97話 セブンよこの挽歌をきけ!  オリジナルで海岸線でエレキングの挑発に乗ったセブンが、なんと海の中で戦う。そこに更にウーが現れるのだが、間違ってエレキングを攻撃してしまい、エレキングの返り討ちに遭い、更に待ち伏せたセブンがエレキングを闇討ちして勝利。
 ナレーションで、「だんだん水に濡れてくると体が重くなってきます」とか言っている。
 「最後に勝つのは正義であります」とはラストのナレーションだが、どう見てもそれ闇討ち。
第98話 宇宙陰陽の構え  オリジナルで歩いているセブンに襲いかかるシーボーズ。セブンは宇宙陰陽の構えを用いて迎え撃つ。ただし、その構えがどんな意味があるのかよく分からない。今回もセブンはシーボーズを背後から襲っている。
第99話 星空に殺意がひらめくとき…  オリジナルでウーとイカルスが戦っているところに通りかかったセブンが巻き込まれてしまう。既に疲れてる二人はまったくセブンに敵わなかった。一回ずつ投げて終わる。
第100話 栄光なき野郎ども  オリジナルでシーボーズとエレキングの戦い。ひたすら殴り合いの末にエレキングが勝利する。
第101話 星も砕けよ!  オリジナルで歩いているセブンにエレキングが喧嘩をふっかけ返り討ちに遭う。
第102話 眠るか眠らすか  オリジナルでイカルスとウーの戦い。突進するウーをイカルスががっちり受け止めて投げつけるとかの描写もあるが、結局パワー負けしてウーの勝利。
第103話 燃えよセブン!  オリジナルで仁王立ちしているセブンに戦いを挑むエレキングとイカルス。結局二体ともセブンに完全に敗北。
第104話 怪獣チャレンジャー  オリジナルで昼寝中のエレキングにウーが喧嘩をふっかけ、乱闘の結果ウーが勝利する。
 エレキングの着ぐるみがちょっと綺麗になってる。
第105話 決闘ハレンチ星団  オリジナルでシーボーズとイカルスの戦い。セブンが仲裁に入るが、喧嘩を止めることは出来ず、自分自身も乱闘に入り込んでいく。いつしかセブンは呆れて去って行く。
第106話 セブン流マキシ斬り  オリジナルで海辺でのシーボーズとウーの戦い。ウーがシーボーズを倒したところでセブンが現れてウーを倒す。
 セブンの手刀のことを「マキシ斬り」と称している。
第107話 星雲のスキャット  オリジナルで海を見ていたセブンの背後からシーボーズが襲いかかり、更にエレキングがセブンを襲うが、そのどちらも返し討ちに合わせる。
第108話 宇宙卍  オリジナルでセブンとエレキングとイカルスとウーのバトルロイヤル。けっきょくぐたぐたのまま終わる。
 なんだかセブンの着ぐるみが新調されたようだ。
第109話 氷点下のバラード  オリジナルでセブンの見ている前でシーボーズとウーが戦い、勝ったウーとエレキングが戦う。ウーを助けに入ったセブンをエレキングとウーが騙し討ち。最終的には四体がぐちゃぐちゃに戦って終わり。
第110話 必殺の四つ葉がらみ  オリジナルでセブンを待ち伏せしたエレキング、イカルス、ウーの三体。何故か同士討ちが始まってしまい、やっぱりぐだぐだ。最終的にセブンが一発ずつチョップ食らわせてセブンの勝利。
第111話 皆殺しの舞踏会  オリジナルでイカルスとシーボーズが戦い、そこにウーが加わって三つどもえの戦い。それを止めようとしたセブンに全員が襲いかかるという内容。
 水たまりが凍っているので、冬に撮影が行われたようだ。
第112話 熱い子守唄  オリジナルで歩いているセブンを待ち伏せするキーラ。それを返り討ちにしてしまう。
 キーラは初登場となるが良いところ全然なし。
第113話 この世の果て  オリジナルでイカルスとウーの戦い。雪の残る平原でのもみ合いだが、戦いはかなり激しく、もみ合ったまま終わる。
第114話 荒原の墓場  セブンの前に現れたゴーロン。応援にやってきたキーラに何故かゴーロンが殴りかかり、いい加減疲れたところをセブンがチョップ一発で片を付ける。
 ゴーロンはオリジナルでは初めて。キーラの顔アップが出たが、随分いい加減な顔をしている。
第115話 俺の名はキーラー  オリジナルでキーラーとイカルスの戦い。ひたすらの殴り合いの上、キーラーが勝利する。
 タイトルに合わせてか、ナレーションでは「オレはキーラーだよ。オレはキーラーだよ」と連呼している。
第116話 荒野の雄叫び  オーリ時なるでゴーロンが雄叫びを上げるとイカルスとウーがやってきて、二人は鉢合わせ。殴り合う二人を高みの見物をするゴーロン。最終的に二人が疲れたところをゴーロンが一発ずつ殴って二人ともノックダウン。
第117話 狂熱のバラード  オリジナルでキーラーとウーがゴーゴーを踊っているが、何かの拍子に倒れたキーラーが逆ギレ。いつもの殴り合いになり、延々戦ってる内に終わる。
第118話 必殺! 歯車くずし  オリジナルでウーがレフェリーとなり、イカルスとキーラーの戦い。いつの間にかウーも混ざっての大乱戦。ウーが二人を殴ってノックダウンさせる。
第119話 赤い抱擁  オリジナルで歩いているセブンに襲いかかるゴーロン。だが善戦虚しくセブンのチョップで倒されてしまう。
第120話 殺法破れ傘  オリジナルで特訓中のイカルスを笑うキーラーとゴーロンだが、いつの間にか二人が戦い始め、そこにイカルスも参戦。
 殺法破れ傘とは、イカルスの編み出した必殺技だが、相手の片手を抱え込んで投げるだけの技。
第121話 大空の騎士  オリジナルでイカルスとキーラーの戦い。仲裁に入ったセブンを今度は二体で襲いかかって返り討ちに遭う。
第122話 白い殺意  オリジナルでセブンを襲うウーとイカルスが返り討ちに遭う。
 セブンを襲う二体の怪獣は、雪玉を作って投げつけるだけ。それを「飛び道具」と言っている。雪玉当てられて倒れたセブンは死んだふりで、近づいた二体をそのまま返り討ちにしてる。
第123話 早過ぎた葬送曲  オリジナルでセブンを闇討ちするイカルスとゴーロン。倒れたセブンを葬ろうとした二体が喧嘩を始めてしまう。やっぱり死んだふりしてたセブンが二人をあっけなくのしてしまう。
 イカルスがクリスチャンだと分かったが、宇宙人が地球の宗教信じるのか?
 ナレーションでは「最後に勝ったのはやはり正義です」と言っていたが、死んだふりは正義っぽくないけど。
第124話 やらずのウー  オリジナルでウーとゴーロンの相撲。相撲してたはずがいつも通りの殴り合いに展開。最後は倒れたゴーロンに逆エビ固めかけてウーが勝利。
 この二体ではこれが初対戦となる。
第125話 炎も凍れ!  オリジナルでゴーロンとセブンがチェーンデスマッチをしている。勝利を収めたセブンに、今度はウーが襲いかかるが、そのロープを使ってセブンが勝利を得る。
 片手に短いロープ結んで戦うのはチェーンデスマッチと思っていたが、ナレーションでは「スペイン式」と言っていた。これは正しいのかな?
 ロープを使ってウーの首を絞めるセブン。この描写良いんだろうか?
第126話 山師ゴーロン  オリジナルで雪を掘ってるゴーロンに近づいてきたイカルス。逆ギレしたゴーロンがイカルスに襲いかかってそのままゴーロンの勝利に。
 これも雪の中での戦いになっていて、観てるだけで寒く感じる。最後はゴーロンが124話で自分がウーにやられた逆エビをかけてる。
第127話 宇宙乱れ打ち  オリジナルでウーとゴーロンとキーラーの戦い。キーラーは死んだふりでごまかしてウーを襲うが、今度は倒れていたはずのウーが2体を騙し討ちにして勝利する。
第128話 握手は終わった  オリジナルでキーラーとゴーロンの戦い。出会って握手を交わした次の瞬間に戦いが始まっている。その後延々戦い続けて勝負付かず。
 ゴーロンの顔のアップがあるが、かなり怖い。
第129話 セブン二天流  オリジナルでウー、キーラー、イカルスがセブンを襲うという話。セブンの姿を見失うと仲間割れを起こしてしまい、弱ったところをセブンの一撃で全員倒されてしまう。
 4体が出てきたのは初めて。
第130話 銀嶺のデスマッチ  オリジナルでウー、キーラー、ゴーロンとセブンがバトルロイヤル状態。最初みんなを宥めていたセブンが逆ギレしてしまう。今回は勝負付かず。
第131話 レッドキング零下10度  「ウルトラマン」第25話「怪彗星ツイフォン」より
 ギガスとレッドキングの戦いの後でレッドキングとウルトラマンが戦う。
第132話 テレスドン地球をゆさぶる  「ウルトラマン」第22話「地上破壊工作」より
 ウルトラマントテレスドンの戦い。
第133話 見た! アボラスの恐い顔  「ウルトラマン」第19話「悪魔はふたたび」より
 アボラスとウルトラマンの戦い。
第134話 ザラガス座頭市作戦  「ウルトラマン」第36話「射つな! アラシ」より
 ザラガスとウルトラマンの戦い。
第135話 海はグビラの物だ  「ウルトラマン」第24話「海底科学基地」より
 グビラとウルトラマンの戦い
第136話 さすが! バルタン忍法  「ウルトラマン」第2話「侵略者を撃て」より
 バルタンとウルトラマンの戦い。ここでのナレーションは「星人」は語られていない。
第137話 グリーンモンスを焼け!  「ウルトラマン」第5話「ミロガンダの秘密」より
 グリーンモンスとウルトラマンの戦い。
第138話 ゲスラ墓へ行け!  「ウルトラマン」第6話「沿岸警備命令」より
 ゲスラとウルトラマンの戦い。
第139話 ヒドラ竜巻の技  「ウルトラマン」第20話「恐怖のルート87」より
 ヒドラとウルトラマンの戦い。
第140話 雨か嵐かガバドンか  「ウルトラマン」第15話「恐怖の宇宙線」より
 ガバドンと防衛隊、ウルトラマントの戦い。「ガヴァドン」ではなく「ガバドン」になってるのが特徴。
第141話 メガトン爆弾ザラブ星人  「ウルトラマン」第18話「遊星から来た兄弟」より
 ニセウルトラマン=ザラブ星人とウルトラマンの戦い。
第142話 もう駄目だザンボラー  「ウルトラマン」第32話「果てしなき逆襲」より
 戦車隊を溶かしてしまったザンボラーとウルトラマンの戦い。ウルトラマンの着地シーンは飛行シーンのモックを使っているため、大変違和感がある。
第143話 ダダ消えたり出たり  「ウルトラマン」第28話「人間標本5・6」より
 ダダとウルトラマンの戦い。ダダが姿を消すのは忍法と説明されている。
第144話 純金ギャング ゴルドン  「ウルトラマン」第29話「地底への挑戦」より
 自分の尻尾を首に結ばれ、苦しんでいる光景を「独り相撲」と言われてしまう。
第145話 ブルトンが不気味だ  「ウルトラマン」第17話「無限へのパスポート」より
 ブルトンとウルトラマンの戦い。ウルトラマンが回転しているのをナレーションではブルトンの攻撃と言っているが、これは自分で回っているのではなかったかな?
第146話 気をつけろ! メフィラスの牙  「ウルトラマン」第33話「禁じられた言葉」より
 メフィラスとウルトラマンの戦い。メフィラスのことは「宇宙星人」とナレーションが入っている。
第147話 化けて出たかシーボーズ  「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」より
 シーボーズとウルトラマンの戦い。ナレーションでの二人の会話は「娑婆に残りたい」「墓場に帰れ」というなかなかシュールなもの。
 しかし、改めて観てみると、シーボーズをロケットにくくりつけて宇宙まで連れて行くなんて物理的に出来ないよなあ。
第148話 レッドキング血祭  「ウルトラマン」第8話「怪獣無法地帯」より
 最初にレッドキングとチャンドラーの戦いがあり、その後レッドキングとウルトラマンの戦い
第149話 悪魔の祈りジェロニモン  「ウルトラマン」第37話「小さな英雄」より
 ジェロニモンとウルトラマンの戦い。ジェロニモンのことは「酋長怪獣」と逆になっている。空に飛んだウルトラマンがスペシウム光線を撃つシーンではピアノ線が見える。
第150話 手がつけられないネロンガ  「ウルトラマン」第3話「科特隊出撃せよ」より
 ネロンガとウルトラマンの戦い。
第151話 バルタン真二つ  「ウルトラマン」第16話「科特隊宇宙へ』より
 バルタン星人二代目とウルトラマンの戦い。スペルゲン反射板によりスペシウム光線を防ぐ姿がある。
第152話 血と砂のバラード  久々のオリジナルでエレキングとセブンの戦いとなる。エレキングの着ぐるみは新調されている。終始エレキングが優勢だったが、セブンのチョップ一発で倒れてしまった。
 ナレーションで「普段は自然を愛するウルトラセブン」と言っているが、この作品ではとてもそうは見えないのがなんとも。
第153話 やくざ番付  オリジナルで、たまたま斧を見つけたキーラがそれを振り回していたら、エレキングとイカルスに出会い、喧嘩になる。
 それぞれ怪獣が武器を持つが、キーラが斧、エレキングが機関銃のおもちゃを持っている。おもちゃと思われたが、実は本物で、それで自分を含めて全員撃ち殺してしまうという話。
第154話 凶悪ベムラー  「ウルトラマン」第1話「ウルトラ作戦第一号」より
 ベムラーとウルトラマンの戦い。
第155話 罠の罠  オリジナルで、イカルスとセブンの戦い。イカルスの罠でセブンの脚は岩に結びつけられているが、逆にその縄でイカルスを縛り付けてセブンの勝利。
第156話 海は青かった  オリジナル。昼寝をしていたエレキングにセブンが岩を投げつけたことから始まる戦い。今回セブンは無抵抗でなすがまま。実はセブンが負けた唯一の回となるが、最後までセブンは結構元気だった。
第157話 ウー死の大吹雪  「ウルトラマン」第30話「まぼろしの雪山」より
 ウーとウルトラマンの戦い。ウーは消えてしまい、ウルトラマンもそのまま空に帰っていく。
第158話 激闘! 三里の浜  オリジナル。怪獣軍団(エレキング、キーラ、イカルス、バルタン、ウー)とセブンのチャンバラ。全員一刀のもとにセブンに斬り捨てられている。
 死んだと思われたバルタンが再登場しているが、着ぐるみにちょっと変化がある。
 実はオリジナルはこれが最後の制作話となる。
第159話 くたびれ損の骨もうけ  穴を掘っていたイカルスにキーラがちょっかいを出して喧嘩に展開。セブンが仲介に入って、みんなで穴掘り。そこから牛の頭蓋骨(ナレーションでは怪獣の骨)が出てきて、全員でひっくり返る。
第160話 古代の帝王ゴモラ  「ウルトラマン」第26話「怪獣殿下(前編)」より
 ゴモラとウルトラマンの戦い。この戦いではゴモラの砲が勝利する。
第161話 この平和な島の何処かで  オリジナル。エレキングとキーラの戦い。そこにセブンが乱入して果てしない戦いへ。
 花を眺めていたはずのセブンがその花を投げ捨てて戦いに入り、ナレーションも「醜い三つどもえ」と言っているのがなんとも。
第162話 怨念! 小島の春  オリジナル。飛んできた三度笠を巡ってキーラとセブンが戦う。笠を奪われそうになったセブンは最後にワイドショットのポーズを取って笠を燃やしてしまう。こどもか?
第163話 ペスター油攻め  「ウルトラマン」第13話「オイルSOS」より
 ペスターとウルトラマンの戦い。油を飲んでは火を吹いてそこら中を燃やしてしまうのを「どうしようもない」と論じている。ペスター自身はあっという間に倒されてしまい、ウルトラマンの火災消火の方がメイン。
第164話 怒涛! 殺しの浜  オリジナル。海岸でウーとエレキングとセブンが戦う。最後はセブンの蹴り一閃で二体とも倒れてしまう。
第165話 吸血の岩  オリジナル。真夜中の海岸でのエレキングとウーの戦い。いつの間にか夜が明けていて、それでも戦い続けている。
第166話 ケムラー毒ガス戦法  「ウルトラマン」第21話「噴煙突破せよ」より
 ケムラーとウルトラマンの戦い。ケムラーの背中の弱点についてナレーションは何度も言っているが、ウルトラマンはそこを攻撃していない。
第167話 逆転のブルース  オリジナル。キーラとウーの戦い。それを眺めていたセブンが仲裁にやってくると、二体が共謀してセブンに殴りかかる。
第168話 波涛! 三段拳法  オリジナル。新しい拳法を開発中のイカルスがそこにいたウーと喧嘩を始めてしまう。最終的に波涛! 三段拳法を会得したイカルスの勝利。
第169話 ジラース血の涙  「ウルトラマン」第10話「謎の恐竜基地」より
 ゴジラジラースとウルトラマンの戦い。しかし、観れば観るほどゴジラにしか見えない。
第170話 じゃまする奴  オリジナル。寝ていたセブンに襲いかかるウーとイカルス。二対一で戦いは推移するが、一体ずつ倒してセブンの勝利。
第171話 潮騒は俺の子守唄  オリジナル。海辺で寝ていたキーラにウーが襲いかかる。音楽が妙にトロピカルムードで、最後はキーラの夢だったというオチだが、何故かキーラの周りは血だらけ。
 ウーの背中のチャックが随分開いている。
第172話 スカイドンにお手上げ  「ウルトラマン」第34話「空の贈り物」より
 スカイドンとウルトラマンの戦いだが、全然攻撃が通用しないスカイドンが妙にコミカルに描かれていく。結局眠ってしまったスカイドンを残してウルトラマンが逃げてしまうまで。
第173話 勝負師の道はきびしい  砂浜でイカルスとエレキングの戦い。いきなり登場したセブンが喧嘩をふっかけ、果てしなく戦いが続く。
第174話 必殺! 居合の浜  砂浜でのウーとキーラの戦い。お互いに棒を持ってのチャンバラごっこ。最後はキーラの一閃がウーを切り裂く。
第175話 キーラの眼が問題だ!  「ウルトラマン」第38話「宇宙船救助命令」より
 キーラとウルトラマンの戦い。キーラはオリジナルのウルトラファイトではお馴染みだが、やっぱり随分フォルムが違う。
第176話 みな殺しの数え唄  オリジナル。洞窟の中でのイカルスとウーとセブンの戦い。もみ合ってる内にセブンが勝利している。
 ここではナレーションが面白い。
一は一匹野郎の怪獣渡世
にっこり笑って相手を倒す
三は散々やっつけられ
死んだふりして相手を騙し
ごろりごろねの怪獣渡世
ろくでなしのわが身を恥じて
七転八起の心意気
八は蜂の巣この面下げて
苦労知らずの怪獣渡世
とうに忘れた浮世の情け
とかくこの世は皆殺し
第177話 怪獣島異聞  オリジナル。エレキングとイカルスのデート風景。エレキングが花束を持ってイカルスに跪いて捧げているが、食えないものだとの理由でイカルスがキレて、喧嘩になってしまう。その後エレキングがイカルスに魚を捧げ、それを喜んでいる。なんともシュールな。
 ナレーションによれば、イカルスは妻だという。イカルスが女性だという恐ろしい事実が…
第178話 ゴモラが怒る地球が割れる  「ウルトラマン」第27話「怪獣殿下(後編)」より
 ゴモラとウルトラマンの戦い。最大の攻撃手段尻尾を失っているため、ゴモラはウルトラマンに全く敵わない。
第179話 怪獣わんぱく戦争  オリジナル。銃を手にしたイカルスがエレキングを撃ち、その後でセブンを追いかける。ひたすら追いかけっこをしているが、セブンが撃たれた振りしてイカルスを蹴り上げて勝利。
 イカルスが177話で恋人同士だったエレキングを殺してしまうと言うのがなんともシュールだ。別個体?
第180話 砂漠に赤い花が咲く  オリジナル。イカルスとウーがデートで歓談していたが、いつの間にか乱闘。今回はイカルスが男、ウーが女になっている。最終的にはウーが勝利する。
 女という設定だが、ウーの攻撃はちょっと凶悪すぎる。
第181話 海の顔役ラゴン  「ウルトラマン」第4話「大爆発五秒前」より
 ラゴンとウルトラマンの戦い。
第182話 怪獣餓鬼道  オリジナル。海辺で林檎を食べ続けるキーラにウーが攻撃する。ただ、キーラはひたすら林檎を食べている。無抵抗なキーラをいたぶり、勝利を得たウーは、一人黙って林檎を食べる。なんともシュールな。
第183話 座頭は俺だ!  オリジナル。杖を突いて歩くウーとキーラがぶつかって格闘に展開。喧嘩の仲裁に駆けつけたセブンによって元来た道を戻る二人。
第184話 ひきょうだぞアントラー  「ウルトラマン」第7話「バラージの青い石」より
 アントラーとウルトラマンの戦いとなる。ナレーションによればアントラーは悪逆非道な怪獣らしい。
第185話 悪党仁義  オリジナル。昼寝をしていたイカルスを突然蹴り上げたキーラに怒ったイカルスが反撃。一方的にイカルスが攻めるが、最後はイカルスが持っていた棒を奪ったキーラがその棒を一閃。イカルスは血を吐いて倒れる。こりゃ死んだな。
第186話 来たり、見たり、勝てり!  オリジナル。セブンの不意を突いて襲うキーラとウー。二対一だが、やはりセブンが圧倒。
 誤るウーに対して容赦なく攻撃するセブンの姿がある。
第187話 ガボラ死の平手打ち  「ウルトラマン」第9話「電光石火作戦」より
 ガボラとウルトラマンの戦い。
第188話 怪獣手習鑑  オリジナル。キーラとエレキングの戦い。四つに組んで殴り合っているだけだったが、最後にお互い手を差し出して握手。と思いきや、突然金槌でエレキングを叩いてキーラが勝利。
第189話 冷たい風来坊ケロニヤ  「ウルトラマン」第31話「来たのは誰だ」より
 ケロニヤとウルトラマンの戦い。ナレーションでは吸血怪獣となっている。
第190話 死ね! ドドンゴ  「ウルトラマン」第12話「ミイラの叫び」より
 ドドンゴとウルトラマンの戦い。タイトルがもの凄い。
第191話 ジャミラ虫の息  「ウルトラマン」第23話「故郷は地球」より
 ジャミラとウルトラマンの戦い。正確なプロフィールが紹介されている。
第192話 大極道ガマクジラ  「ウルトラマン」第14話「真珠貝防衛指令」より
 ガマクジラとウルトラマンの戦い。グロテスクな姿で真珠を食べることが大好きというのが不思議というナレーションがある。
 今から観ると、ミサイルを撃ち込まれて空を飛ぶガマクジラの姿は大変シュールな姿に見える。
第193話 ギャンゴやぶれかぶれ  「ウルトラマン」第11話「宇宙から来た暴れん坊」より
 ギャンゴとウルトラマンの戦い。ナレーションではギャンゴは頭脳プレイを見せるとのこと。確かに子の回はウルトラマンの行動は空回りが多い。
第194話 悪鬼ウーの狂乱!  オリジナル。ウーがゴドラにいきなり襲いかかるが撃退されてしまった。比較的早い時期に作られた話なので、ちょっとウーの色もそんなに劣化していない。
第195話 怪獣残酷物語  オリジナル。海岸でキーラとエレキングがひたすら戦い続ける。ほとんどナレーションも無く、効果音のみで戦いが展開する。
 最後に海岸に二つの十字架が立っているところを見せて最終回となる。