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1972 | 刑事コロンボ 断たれた音 監督 | |
1971 | 刑事コロンボ 死の方程式 監督 | |
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刑事コロンボ 断たれた音 1972 | |||||||||||||||||||||||||||
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チェスの世界チャンピオンとなったエメット=クレイトン(ハーヴェイ)はかつてのチャンピオンで引退していたロシアのデューディックと試合をすることになった。実はクレイトンはデューディックが引退したお陰でチャンピオンになれたと噂されており、その意地を含めて何とか勝ちたいと思っていたのだ。だが、試合前日に非公式に行ったチェスでクレイトンはデューディックに連続して惨敗してしまうのだった。思いあまったクレイトンは試合当日の朝、デューディックをホテル地下のボイラー室におびき寄せ、動き回るボイラーにデューディックを落としてしまうのだが… 本シリーズでは音楽家が犯人になることが結構多く、タイトルを見る限り、これも音楽に関係するのか?とか思ったのだが、犯人はチェスプレイヤー。実は彼は難聴者だったというのがタイトルの由来だったことが分かる。これはなかなか魅力的なキャラで、難聴であるということがちゃんとこの作品のオチになっているのが面白いところ。前作『溶ける糸』であれ、この話であれ、邦題がネタバレになってるよ。 そう言えばこの話ではコロンボが愛犬バセット・ハウンドを動物病院に連れて行くシーンが描かれているが、この犬は実は名前が無いという事実が発覚する。そうか。それであの犬に呼びかけるシーンが全然無いんだな…迷犬ルパンよろしく、この犬が謎解きの糸口となってるのも興味深いところ。 |
刑事コロンボ 死の方程式 1971 | |||||||||||||||||||||||||||
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スタンフォード・ケミカルの社長バックナーの甥で若手専務のロジャー(マクドウォール)は化学的な知識はあるものの、コネを利用して遊びたい放題していた。だが社長から社長夫人でロジャーの母親代わりである叔母ドリスに悪行をばらすと脅されたロジャーははバックナーの車に一定以上の温度になると爆発する爆弾を仕掛けるのだが… 天才的な頭脳を持つ科学者がその知識を活かして完全犯罪を企む話で、この手の作品がシリーズの醍醐味ではある。話自体は結構大味な感じもするが(自白を促すコロンボの推理はちょっと強引すぎる感もあるし)、緊張感とキャラクターがほどよいバランスを持っていて、それが楽しい作品だった。 本作は最後が良い。コロンボが談笑してる脇でいつ爆弾が爆発するかとはらはらしてコロンボを見つめてるロジャーのシーンは大変緊張感があるシーンで面白かった。観てる側としては、これは騙しているんだろう。と言うことが分かっているのに、ついつい緊張の演出にのまれてしまう。設定上コロンボは『死者の身代金』(1971)で語られているように高所恐怖症なのだが、犯人逮捕のためならそのくらいは平気でこなしてしまってるというのも面白いところ。 そう言えば本作の犯人役のマクドウォールって、『猿の惑星』(1968)の猿のコーネリアスだよね?素顔はほんとにいかにも当時の若者って感じで、なかなかの演技の幅を持っているようだ(ちなみに彼はプロのカメラマンでもあり。ここで暗室のシーンはそれをもじったとも言われる)。 |