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2010 | 特攻野郎Aチーム THE MOVIE 監督・脚本 | |
スモーキン・エース2 製作・原案 | ||
2009 | THE 4TH KIND フォース・カインド 製作 | |
2008 | プライド&グローリー 脚本 | |
2007 | スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 監督・製作・脚本 | |
2006 | ||
2005 | ||
2004 | ||
2003 | ||
2002 | NARC ナーク 監督・脚本 | |
2001 | ||
2000 | ||
1999 | ||
1998 | ||
1997 | ブラッド・ガッツ 監督・脚本・出演 | |
1996 | ||
1995 | ||
1994 | ||
1993 | ||
1992 | ||
1991 | ||
1990 | ||
1989 | ||
1988 | ||
1987 | ||
1986 | ||
1985 | ||
1984 | ||
1983 | ||
1982 | ||
1981 | ||
1980 | ||
1979 | ||
1978 | ||
1977 | ||
1976 | ||
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | 5'9 カリフォルニア州サクラメントで誕生 |
特攻野郎Aチーム THE MOVIE 2010 | |||||||||||||||||||||||
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戦略家のハンニバル(ニーソン)が過去あるミッションで組んだ“フェイス”ことテンプルトン・ペック(クーパー)、“コング”ことB・A・バラカス(ジャクソン)、パイロットの“クレイジー・モンキー”ことマードック(コプリー)。このチームで結成された“Aチーム”はチームの相性がとても良く、以降8年間数々の特殊任務をこなしてきた。そんな中、盗まれた米ドル紙幣の原版を奪還する任務を請け負ったAチームだが、作戦成功直後に、任務を命じた将軍が爆殺され、混乱に乗じ原版は何者かによって奪い去られてしまう。この責任を問われたバグダッドから運び出そうとしているゲリラ集団を一掃し、原版の奪還に成功するAチーム。だがその直後、将軍が突然爆死に遭い、原版もその混乱に乗じた何者かに持ち去られてしまう。罠に嵌められたと気づくも時すでに遅く、全員が階級を剥奪されたうえ、監獄送りとなるAチームの面々。しかし半年後、あの原版で印刷された紙幣が見つかったとの情報を掴んだハンニバルは… 少し前『ソルト』(2010)を観て、その不満点について述べさせてもらったが、その内容は簡単に言えば、今になって70年代の作品っぽく作ってみても駄目だ。と言う事。今はむしろ80年代後半っぽく作った方が受けが良い。と言った具合に書いてみたが、まさかその直後、その実践を見せつけられるとは思わなかった。 そうそう。まさにこれだ。これこそが今の時代にぴったり合った作品なんだよ。 やたらノリとテンションの高いキャラ、仲間の大切さ、マニアックなギミック、そして細かい理論ぶっ飛ばした力押しの展開。どれを取っても“ザ・80年”と言った風情だが、今はそう言った単純性とテンションが高い作品の方が受け入れられるはず。下手にもの考えさせるよりも、スカッとするだけの作品の方が良い。少なくとも私はそう言う作品が出て欲しいと思ってる。 特に前半のミッションはもうノリノリ。コンマ何秒という精密な作戦をほとんどノリだけで見事にこなし、ちょっとした危険も全部“スリル”の範疇に収め、更にキャラを使って笑いも取る。一種異様なノリとテンションで突っ切るジェットコースターのようなストーリー展開は、大いに溜飲を下げさせてもらった。まさしくこういう作品が観たかったんだよ。 数々の笑いの要素が詰まってたけど、その中でも、あまりにも無茶苦茶なマードックの飛行機の運転ぶりにコングがすっかり飛行機恐怖症になってしまったってストーリーを挿入したのは見事。最初になんの抵抗もなく飛行機に乗ってるから変だと思ってたけど、こういうオチを付けてた訳ね。これで本当に「だけど飛行機だけは勘弁な」の理由と、なんでコングがフェイスマンを目の敵にしてるのかがはっきり分かった。ちゃんとテレビシリーズを理解しているからこそ出来た芸当だ。 ただ、最後のミッション、作戦立案がハンニバルからフェイスマンに移ってAチームが反撃に出る話になった途端テンポが失速してしまったのが残念。じっくり見せようという狙いは分かるものの、ここだけ普通のアクション作品になってしまった。これまでがノッてただけに、しんみりするよりも肩すかしを食ってしまった気分にさせられた。 本作では4つのミッションが次々に出てくるのだが、最後のミッションだけが妙に地味ってのは、構成のミスじゃないかな?こういうのは途中のミッションでやってしまい、最後はキャラを前面に押し出して笑いの内に終わってくれればすごい幸せな気分になったのに。そこが勿体ない。特にあの戦車落下の降りは、ラスト近くでやるべき所だったと思う。 数あるアクション作品の中でも、劇場で観てこんなに楽しくさせてくれるのは80年代後半以来かもしれない。見事にツボに入った。 |
NARC ナーク 2002 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2002インディペンデント・スピリット監督賞、助演男優賞(リオッタ)、撮影賞 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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