かつて悪魔が住んでいたと言う屋敷に四人の大学生が抽選に当たって住み込むことになった。だが、泊まり込んだ当日から怪奇現象に悩まされることになる。慌てて大学に逃げ帰った四人は超心霊学に造詣の深いレイモント教授(シャイダー)に助けを求めるが…
昔からB級ホラーに徹底してこだわり続けたロジャー=コーマンが製作を勤め、名優ロイ=シャイダーを起用して作り上げたホラー作品。コーマン作品は特に館もの(と勝手に私が呼んでいるが)ホラーに殊の外思い入れがあるようだが、時代が移り変わっても、やっぱり作ってるのは同じと言うのが面白い。
50年代から現代に至るホラーの、50年にわたるホラーの要素をとにかく全部ぶち込んでみました!と言う思いきりの良さがなかなか小気味良い。なにせ憑依現象、
襲い来るクリーチャーの群れ、 悪魔払い、科学的分析、血の轍、ゴアな描写、SFXの駆使などなど…とにかく節操無く何でもかんでもぶち込んでるので、その時々のホラーファンだったら、懐かしさを感じるだろう作品に仕上がった。
しかし、とにかく何でもかんでもぶち込んでいるだけに、ストーリーには全くまとまりが無く、緊張感もあるのか無いのか分からない作品に仕上がってしまった…この辺もコーマンらしさかな?
主人公は四人いるが、その内で残るのが不細工な男ってのは意外だったかな?
何にせよ、コーマンは相変わらずコーマンであった。それで充分な作品だ。
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