ロックアップ |
1989ゴールデン・ラズベリーこの10年最低主演男優賞(スタローン)、最低作品賞、最低主演男優賞(スタローン)、最低助演男優賞(サザーランド) |
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ローレンス・ゴードン
チャールズ・ゴードン(脚)
リチャード・スミス
ジェブ・スチュアート
ヘンリー・ローゼンバウム(脚)
シルヴェスター・スタローン
ドナルド・サザーランド
ジョン・エイモス
ダーラン・フリューゲル
ソニー・ランダム
トム・サイズモア
フランク・マクレー
ダニー・トレホ |
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★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
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出所間近の模範囚フランク(スタローン)は突然、ゲートウェイという最悪の刑務所へ移転させられてしまう。そこに彼を待っていたのは所長のムグール(サザーランド)。彼はかつて自分が受け持っていた刑務所でフランクに脱走されてしまったという過去を持っていたのだ。度重なる嫌がらせと、刑期をのばそうとする挑発を受けるフランクだったが…
スタローンってなんだかこういう脱走ものに縁があるみたい。無実の罪を無理矢理着せられて、虐待され、最後に爆発するってのが本人も相当燃えると見える。でも、それは日本人的な感覚としても適合してる。日本には任侠映画があるが、その派生で脱獄物語も結構ある訳だし。我慢に我慢を重ね、そしてとうとう我慢できなくなったところで爆発!このカタルシスがたまらない。
そう言う意味では本作は非常に日本人的感覚が大きい作品なんじゃないかな?でもこの手の作品作らせたらねちっこい描写の分、邦画の方がやっぱり上だ。
本作は怒りの爆発に至る過程とその後がすっきりしすぎなんだよな。スタローン演じるフランクの弱みって、結局友情でしか表現できなかったし、背負ってるものが希薄すぎ。
サザーランドは相変わらずの怪演を魅せてくれるが、これだって動機があんまりにも弱くない?復讐ったって、それで人殺しまでするほどのこと?説得力が無いこと。
スタローン好きな人にはちょっと地味な作品に思えるだろうけど、出来そのものは悪くない。相変わらずのスタローンのナルシストぶりが堪能できるし、キャラで観るなら充分楽しめる。
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製作年 |
1989 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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関連 |
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キーワード |
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