MOVIETOP

ユージーン・コトリャレンコ
Eugene Kotlyarenko

<amazon>
<楽天>

評価 年代 レビュー 書籍
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
年代
2021
2020 スプリー 監督・製作・脚本
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901

ページトップへ
 
レビュー

 

スプリー
Spree
<A> <楽>
マシュー・バドマン
スマイヤ・カヴェ
ジョン・ラング
ユージーン・コトリャレンコ
ドレイク
アデル・“フューチャー”・ヌア
アントニー・ゴンサレス
マット・ベイブル
アレックス・ヒューズ(製)
ジーン・マクヒュー
ユージーン・コトリャレンコ(脚)
ジョー・キーリー
サシーア・ザメイタ
ミーシャ・バートン
ジョン・デルーカ
ララ・ケント
ジョシュ・オバイェ
フランキー・グランデ
カイル・ムーニー
デヴィッド・アークエット
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 いつか一発当てて有名人になってやろうと野望を燃やすライドシェアドライバーのカート・カンクル(キーリー)は誰もやったことの無い動画配信を思いつく。それは車の中に多数のカメラを設置し、乗客を手にかける姿をライブストリーミングで配信するというとんでもないものだった。ところがフォロワー数は全然上がらず、見ていた人たちからもフェイク動画と決めつけられる始末。思惑がはずれたカートの怒りの矛先が向かう先は…

 今や素人でも動画を簡単に作る事が出来る時代となり、人によっては年収数億円という動画制作者も増えている昨今、動画制作者を主人公にする作品は必ず出てくると思っていたが、まさにそんな作品が作られた(他にも私が知らないところで作られているのかもしれないが)。
 設定自体は面白い。いわゆるユーチューバーにとっては視聴者数が何より重要なので、セルフプロデュースして魅力的なコンテンツを提供し続けなければならない。それでどんどんエスカレートさせていくという構造は面白い。
 似た作品としてはギルロイ監督の『ナイトクローラー』(2014)があって、これが面白かったので、これもそんな感じの作品だろうかと観てみた。
 似てるかと思っていたが、だいぶ異なる。『ナイトクローラー』の場合、コンテンツを誰かに買ってもらわないといけないこともあって、誰も見ていない時に細工するが、本作の場合は全てが観られているという前提のため、用意も何もなし。見かけた人をとりあえずぶち殺すだけ。どっちかというとスラッシャー映画を殺人鬼側に立って見てるような作りとなる。設定自体はユニークで面白い。スラッシャー映画で殺人鬼側に主人公を置いた作品は立派なジャンルの一つだ。ところが本作では全くリアリティが感じられなかった。
 動画製作をしているならば、その独自の視点で殺人を見せれば良かったんだが、本作の場合実際に手を下すシーンはとても少なく、社内で会話するばかり。重要な部分をカットするなら、それに変わるシーンが必要のはずだが、主人公が笑ってくだらないジョークを言って突然キレるだけの作品になった。一応ちょっとだけ理由の説明を入れてるけど、そこを深めていかないと話にならない。伏線も何もあったもんじゃない。
 人をいらだたせる言動をしてる主人公のトークを聞き続けるだけの作品になってしまい、本作のユニークさがなく、うんざりするだけの作品に仕上がってしまった。せめて主人公にもう少しリアリティなり共感出来る部分なりを付け加えられるなら良かったんだけど。
製作年 2020
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
歴史地域
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

 

ページトップへ
 
書籍
著作 評伝
 
ページトップへ