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_(書籍) _(書籍) |
2020 | ||
2019 | ||
2018 | 野獣処刑人 ザ・ブロンソン 監督・脚本 | |
2017 | ||
2016 | エンドレス・ナイトメア 監督・脚本 | |
2015 | バーニング・デッド 監督・撮影 | |
2014 | ||
2013 | ジャンゴ VS. エイリアン 監督 | |
2012 | ||
2011 | ||
2010 | カウボーイ&ゾンビ 監督・脚本 | |
2009 | G.I.ウォー 監督 | |
2008 | ||
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野獣処刑人 ザ・ブロンソン Death Kiss |
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アメリカのとある街。麻薬密売や売春強要をしている男達が何者かによって次々撃ち殺されていく。そんな中、郊外に住むシングルマザーのアナ(ハミルトン)の元に定期的に大金の入った封筒が届いていた。その差出人を押さえたアナに対し、その男は「K」とだけ名乗る。実は彼こそが正義の執行人だった。麻薬組織を牛耳るボスはそんなKに対して抹殺命令を下す。 2018年にネットを眺めていたら信じられないような写真に目がとまった。そこにはあのチャールズ・ブロンソンが見たこともない画面の中に収まっていたのだ。 なんだこれ?と思ったら、説明文にはブロンソンのそっくりさんを主演にした映画だと書かれてあった。 「なんだ」という思いと「なんだこれ?」という思い。色々頭の中で錯綜したが、とにかく観てから判断しよう。 と、思ったのだが、劇場に観に行く気にはなれず、結局レンタルで拝見。 作品そのもので言うなら、ブロンソンの代表作とも言える狼よさらばシリーズのリメイクで、主人公が問答無用で悪人を撃ちまくる話。演出は現代風になっていたりはするが、基本は40年前の作品とほぼ変わらない。 ただ、その変わらなさが問題となる。 オリジナルシリーズの場合、40年前、アメリカの警察に対する不信感が映画作りのモチベーションになっていた。悪人に買収された警察は何にもしてくれないし、被害者は泣き寝入りするしかない。だからこそ自警へと向かってゆくのだが、それは決して正義ではないことも匂わされている。こうするしか正義の執行が出来ないから仕方なく行っているという側面があった。 それから40年。同じ事をするには理由があるのだが、それはダニエル・ボールドウィン扮するDJが全て言っている。それは虐げられた弱い人たちのために働くために、悪人に我慢するなということである。アメリカは悪人達によって汚されているので、そいつらを一掃しなければならないという主張である。 この主張自体が相当に気持ち悪い。これはつまり、ラジオ放送を聞いている人に(あるいは映画を観ている人に)法律を超えた正義の心を持ってほしいと言ってくることである。オリジナルシリーズにあった情緒はなく、単に悪人を殺せ!としか言ってない。法律以上に大切なものを語るのは、アナーキズムとなんら変わりがないし、あまりに一方的すぎる。 しかも正義を心に持つ者は、この主張に賛同してくれて、正義の執行者に喝采を送ってほしいと言ってくる。大衆がなすべき事は応援と金を提供すること。正義は俺たちが執行する。 そんな事を言われてもなあ。これではほぼカルト宗教と変わらない。 これをうがった見方をするならば、正義の執行が出来る存在としての某大統領に対する応援歌のように見えてしまってげんなりしてしまう。どうにも乗り切れないし気持ちが悪い。 |
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