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フレッド・F・シアーズ
Fred F. Sears

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鑑賞本数 1 合計点 3 平均点 3.00
書籍
1958 ならず者の街 監督
1957 12'1 死去
西部の復讐鬼 監督
1956 世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す 監督
拳銃峠 監督
1955
1954
1953
1952
1951 無法街道 監督
1950 荒原の追撃 監督
峡谷の狼火 監督
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913 7'7 マサチューセッツ州ボストンで誕生

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世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す
Earth vs. the Flying Saucers
<A> <楽>
ジョージ・ワーシング・イエーツ
レイモンド・T・マーカス(脚)
ヒュー・マーロウ
ジョーン・テイラー
ドナルド・カーティス
モリス・アンクラム
ジョン・ザレンバ
トム・ブラウン・ヘンリー
ラリー・ブレイク
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
特撮事典
 科学者のラス(マーロウ)は新兵器の研究中、空飛ぶ円盤と遭遇する。円盤を見たという彼の主張は取り上げられることはなかったが、その円盤はやがて陸軍基地へと降下。基地に対して攻撃をかけてきた。基地は壊滅し、ラスと新妻のキャロルは基地に閉じこめられてしまう。やがて助けられたラスは円盤の真意を知るまで攻撃を止めるように主張するのだが…
 これも1950年代ハリウッド特撮を語る上で欠かせない作品。丸みを帯びた宇宙人のデザイン(正確に言えば装甲だが)や、ストップウォッチアニメーションで動く円盤の動きの良さもあるが
(カクカク動くんだけど、特撮ファンにとってはこれが楽しいのよ。更に円盤の突撃による建物崩壊までアニメーションで作られているという凝りよう)、何の躊躇もなく地球を襲撃してくる宇宙人というストレートな侵略ものの作品というのが、かえって新鮮に思える。下手に捻るよりもこういうのの方がより宇宙人の恐ろしさを示していて、格好良い特撮を観たいという、特に日本人には好印象を持たれるのだろう。実際これはかなり燃えるよ。
 『禁断の惑星』(1956)と並ぶ1950年代の傑作SF作品として記憶に留めるべき作品で、この作品にインスパイアされた映画は数多い。
 …しかし、これが作られた時代というものも合わせて考えてみると、これは
冷戦下での共産主義との戦いというのを念頭に置いているのではないか?という、うがった見方も出来る。実際、宇宙人がアメリカを攻撃する際、基地などの戦略的優位点だけでなく、わざわざワシントン記念塔などの象徴的建物を選んで攻撃しているとか、“世界規模での頭脳を集めた”と言いつつ、それらが全員アメリカ人だったり。そうそう、宇宙人が用いている脳波走査も当時恐怖の対象とされていた共産主義国家による洗脳を示しているような気にさせられる。
 …そんな風に考えてみると、当時のSFの置かれた立場というものを改めて思わせてくれる。
製作年 1956
製作会社 コロンビア・ピクチャーズクローバー・プロ
ジャンル SF(ファーストコンタクト)
売り上げ $
原作 カート・シオドマク
歴史地域
関連
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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