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1999 | ||
1998 | ||
1997 | ||
1996 | ||
1995 | ||
1994 | 不機嫌な赤いバラ 監督・脚本 | |
1993 | ||
1992 | ||
1991 | ||
1990 | ||
1989 | ||
1988 | ||
1987 | バーグラー/危機一髪 監督・脚本 | |
1986 | ||
1985 | Mr.早射ちマン 監督・脚本 | |
1984 | ポリスアカデミー 監督・脚本 | |
1983 | ストローカーエース 脚本 | |
1982 | ||
1981 | ||
1980 | ||
1979 | ||
1978 | ||
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1959 | ||
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1945 | ||
1944 | ||
1943 | 8'21 フロリダ州マイアミで誕生 |
タイトル | |||||||||||||||||||||||
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不機嫌な赤いバラ 1994 | |||||||||||||||||||||||
1994ゴールデン・グローブ女優賞(マクレーン) | |||||||||||||||||||||||
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ポリスアカデミー 1984 | |||||||||||||||||||||||
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アメリカ某大都市。女性市長が警察官採用の際のすべての制限を撤廃するという画期的な方針をうち出した。その結果、適性も何も考えぬ志望者が警察学校に殺到することになってしまう。警察の伝統を重んじるハリス警部(ベイリー)は、あの手この手で早い内に志望者を追い出そうとするのだが、要注意人物の何人かはしぶとく学校に残り続ける。特にハリスが目の敵にしていたのはマホニー(グッテンバーグ)だったが、前科在りの彼はこの学校を追い出されたらブタ箱入りと言うことで、なんとかしがみつこうとしていた。他にも大富豪のお嬢さんカレン(キャトラル)、拳銃狂のタックルベリー(グラフ)、口で巧みな効果音を出せるラーヴェル(ウィンスロー)、巨人のハイタワー(スミス)など、一癖もふた癖もある人間ばかり。しかもその中で茶目っ気の強いマホニーは悪戯ばかりを続けていたのだが、ついにその現場をハリスに押さえられてしまい… 1984年全米興行成績8位という好成績を残し、後にワーナー・ブラザーズのドル箱としていくつもの続編が作られたスマッシュ・ヒット作。 1960年代後半から始まったニューシネマブームが終わり、各映画製作社は次に受ける映画を探して模索を続けていた。はっきり言って80年代はほとんど傾向を取ることが出来ず、模索しつつの映画製作となっていったのである。勿論その中でもいくつもの傑作が生まれてはいたが、どれも主流には至ることは無かった(『キリング・フィールド」や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』もこの年。ただし、どちらもアメリカ純正のものではない)。価値観がそれだけ多様化していったとも言えるが、その中でも、娯楽作を提供し続けてきたワーナー・ブラザーズは、様々な試行錯誤を余儀なくされた。娯楽作に特化していたため、ニューシネマブームにはなかなか乗ることが出来なかったが、80年代になってようやくその頭角を現してきたとも言えよう。 本作も試行錯誤の一つとして作られたブラックさをふんだんに盛り込んだナンセンスコメディだったのだが、それが妙に受けた。そのお陰で、ワーナーは以降、娯楽作の中でも、コメディを重点的に作るようになり、以降かなりの数の良作を作り上げている。その意味でワーナー・ブラザーズが一皮剥ける功労賞と言って良いのが本作と言うことになるだろう。 本作のナンセンスさは、警察を徹底的に笑いものにする。という反抗的なものから始まったが、性的なギャグも多く、年長者をこき下ろす部分も多数見受けられる。昔の良き時代の映画を知っている人間にとっては眉をひそめそうなネタを満載にしたブラックさが受けたのだと思われる。 キャラクタも変なのばっかりだが、逆にその変さが際だって良い意味でのアクセントを与えている。そのまとめ役となった主役のグッテンバーグが要所要所を引き締めていたのが上手く機能していたのだろう。下手すればまとまりのないだけの作品になりかけたのを、彼の存在感が救っていた。 このコメディの過激さが後のワーナー・ブラザーズ、引いては実は80年代ハリウッドの牽引力となっていく。 本作はコメディの過激さが売りであったが、それは諸刃の剣ではあった。ここまで描けると言うことは、更なるエキサイトさを視聴者は求めるようになる… |