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フランチェスカ・アルキブージ
Francesca Archibugi

 Francesca Archibugi
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1993
1992
1991
1990 黄昏に瞳やさしく 監督・脚本
1989
1988 ミニョンにハートブレイク 監督・脚本
ベルト 脚本
1987
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1985
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1966
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1961
1960 5'16 ローマで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

黄昏に瞳やさしく 1990

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グイド・デ・ラウレンティス(製)
フランチェスカ・アルキブージ
グロリア・マラテスタ
クラウディア・スバリジア(脚)
マルチェロ・マストロヤンニ
サンドリーヌ・ボネール
ララ・プランツォーニ
ジョヴァンナ・ラッリ
アントネラ・アッティーリ
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 1977年。規則正しい生活を送ることを信条とする大学教授ブルスキ(マストロヤンニ)の元に訊ねてきた息子は、離婚寸前の妻ステラ(ボネール)が出て行ってしまったと言って、4歳の娘パペレを託していく。利発だがちょっと変わった孫娘との生活にとまどうブルスキだが、やがて感受性豊かな彼女との生活が楽しみになっていった。だがそこにパペレの母ステラが転がり込んできて状況は一転する…
 イタリアの名優マストロヤンニの晩年の作品で、結局彼の巧さだけが突出した作品となった。フェリーニ作品などでお馴染みのマストロヤンニも、随分歳食ったものだ。
その年代に合わせてしっかり演じたから名優たる所以なんだろうけどね。
 物語自体は非常に静かに、世代間のギャップを鋭くえぐった観があり、1970年代のイタリアというものの世相をよく表していたんじゃないかな?敗戦の反省と世界的な厭戦気分から、インテリゲンチャはどんどん共産主義の思考を強くしていき、若者は奔放に生き始めた。マストロヤンニ演じるブルスキ教授は、その進歩的インテリゲンチャの代表であり、息子の嫁さんステラは若者の代表みたいな存在。それに更にステラの子供パペレがほんとに不思議な子供なので、三世代に渡る感覚の相違が面白い…なんかイタリア製小津映画を観てるような気分だ(笑)
 私は子供の頃は
(そうだな。年代も同じだ)両親が共働きだったため、祖父母に育てられたようなものだが、ブルスキが祖父に重なった…そう言えばかなり似てたような気もする(ガッコの先生だったし)。なんかそれがノスタルジックな思い出をかき立てる。
 概ね退屈な作品だが、マストロヤンニの名演ぶりは堪能できたし、なんかノスタルジーも感じられたので、結構良い作品だったのかも…
我ながらいい加減な(笑)

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