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ノエル・カワード
Noel Coward

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
著作
ノエル・カワード戯曲集

_(書籍)
1973 3'26 死去
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960 ハバナの男 出演
1959
1958
1957
1956 80日間世界一周 出演
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945 陽気な幽霊 製作・原作
逢びき 製作・原作・脚本
1944 幸福なる種族 原作
1943
1942 軍旗の下に 監督・製作・脚本・音楽・出演 デヴィッド・リーンとの共同監督
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935 生きているモレア 出演
1934
1933 大帝国行進曲 原作
薔薇のワルツ 原作・音楽
生活の設計 原作
1932
1931
1930
1929
1928
1927 ふしだらな女 原作
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1899 12'16 ミドルセックスで誕生

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軍旗の下に
In Which We Serve
1943米アカデミー作品賞、脚本賞(カワード)
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★★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 第2次世界大戦下、ドイツ航空部隊の攻撃により撃沈されたイギリス軍の駆逐艦トリン号。ドーバー海峡に現れるドイツ軍による空襲に脅えつつ波間に漂う彼らクルー達の想い出を中心に、戦争の現実を描く作品。
 戯曲家であり、『逢びき』(1945)の原作者でもあるノエル・カワードによる唯一の監督作(この人は実に多才な人で、映画音楽を手がけてみたり、いくつもの作品に役者として出演もしてる)。戦争中のイギリスで作られた、いわば戦意高揚映画であると思うのだが(確かにそう言う描写はかなりある)、戦争の悲惨さまで結構リアルに描かれていたりして、果たしてこれが戦意高揚につながるのかどうか、少々疑問。少なくとも私はこんな作品を見せられて戦争に行きたいとは思わないな。あるいは狙いは全く違うのか?
 構成はそれぞれ波間を漂う「トリム号」乗組員の従軍前の思い出話が綴られていく、と言う構成で、一応艦長がまとめ役にはなっているが、形式としてはオムニバス映画の様相を呈している。それは陽気な話だったのもいるし、失敗続きで落ち込んでいる話もある。それで責任感を背負い込む事の気負いと、艦長に対する信頼などが巧く描けていたんじゃないだろうか?
 戦争というのはヒロイックに描かれる事が多いが、むしろこう言った、たまたま命長らえた名も無き一兵卒こそが本当の主役として描かれる方が、ぐっと身近になって良い。
 ところで本作で使用されている映像には本物のJu88爆撃機が出てきて、トリン号の爆撃を行っているのだが、資料映像にしては生々しすぎる。かといって、未だドイツとは交戦中だし…一体どうやって撮影したんだろう?それがちょっと気にかかる。
製作年 1942
製作会社 トゥー・シティーズ・プロ
ジャンル 国策映画
戦争(第二次世界大戦)
売り上げ £240,000
原作
歴史地域 ドーバー海峡(イギリス)
関連
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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