ポネット |
1996ヴェネツィア国際映画祭女優賞(ティヴィソル)、国際評論家賞(ドワイヨン)
1997NY批評家協会外国映画賞 |
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★★★★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
5 |
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勿論これはヴィクトワール・ティヴィソルの為にあると言って良い映画である。先日観た「ショコラ」では成長した姿(とは言え、未だ小学生くらいなのだが)を見せてくれたが、ここでは未だ4歳。
実は既にビデオで一回観ているのだが、あの時は全然集中できなかったので、随分惜しい思いをしていたこともあり、その雪辱戦と言う感じで。
出来は、やはり素晴らしい。ティヴィソルはまだ幼稚園児程度の役なのだが、よくもあそこまで複雑な表情を作れるものだ。半分呆れてしまうほどに演技が上手い。
物語は、死んでしまった母親を忘れられないポネットの日常を淡々と描いている。こういう作品って、実はかなり好みの範疇。ただし、ラストは一瞬ドキッとする演出がなされていた。不思議な、良い演出を見せてくれた。
結局彼女は、死というものをきちんと受け止められたのだろうね。単なるお涙ちょうだいではないところが本作の面白い所だろう。
幼児が演技をすると自己同化を起こしやすくなるため、本作は精神科医が子ども達の心の状態を見守りながら撮影を続けたとの事。
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製作年 |
1996 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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関連 |
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allcinema |
Walker |
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