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アラン・ドワン
Allan Dwan

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
1981 12'28 死去
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
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1971
1970
1969
1968
1967
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1965
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1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949 硫黄島の砂 監督
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916 マンハッタン 監督
火の森 監督
笑ひの習慣 監督
善良なる悪人 監督
珠玉の乙女 監督
ドーグラスの好奇 監督
1915 邪道 監督
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1885 4'3 トロントで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

硫黄島の砂
Sands of Iwo Jima
1949米アカデミー主演男優賞(ウェイン)、原案賞、編集賞、録音賞

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エドマンド・グレンジャー(脚)
ハリー・ブラウン
ジェームズ・エドワード・グラント(脚)
ジョン・ウェイン
ジョン・エイガー
アデル・マーラ
フォレスト・タッカー
ジュリー・ビショップ
ジェームズ・ブラウン
アーサー・フランツ
ウォーリー・カッセル
リチャード・ウェッブ
リチャード・ジャッケル
ジョン・マクガイア
マーティン・ミルナー
ウィリアム・セルフ
★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
原作:ハリー・ブラウン
 米海兵隊の鬼軍曹として知られるジョン・ストライカー(ウェイン)の下には猛者が揃っていたが、その訓練の厳しさに部下からも嫌われていた。そんな彼の分隊に新兵のピーター・コンウェイ(エイガー)が着任した。嫌っていた軍人の父をよく知るストライカーを誉めるストライカーをやはり嫌うコンウェイだったが…
 太平洋戦争における激戦地であり、アメリカ人にとっては最も印象的な戦いの一つ、硫黄島会戦について描いた作品。まだほんの数年前の出来事と言う事もあって国内ではヒット。
1950年全米興行成績8位
 近年イーストウッド監督により『父親たちの星条旗』(2006)および『硫黄島からの手紙』(2006)の連作が公開されたが、そこで描かれた激戦は非常に冷静な目で見られており、アメリカ、日本双方から見た太平洋戦争の悲惨さが克明に描かれ、お陰で硫黄島についての観点は随分変わった。
 ただ、“変わった”と言う事は、それ以前の描き方があまりにもアメリカ一辺倒だったということになる。実際それまで太平洋戦争についての映画は基本日本はエイリアン的な存在となっていた。だからそれらの作品における日本人兵士は古い時代の西部劇でネイティヴを完全に悪者として描くものとなんら変わってなかったりする。そこで描かれる戦争はアメリカによる正義であり、アメリカ的精神に反抗する存在は一種のモンスターとしてしか描かれていない。故にこそ個々に登場する日本人は個性が無く、戦争をするだけの機械のように描かれている。
 本作はそう言った観点から描かれる硫黄島会戦の代表作だが、本作を作るにあたり、主演のジョン・ウェインがどうしても本作は作らねばならない。と押した為に作られたのだとか。それだけで本作の出来は大体分かろうというもの。
 誤解されないように言っておくが、それが「悪い」などと言っている訳ではない。ウェインが持つ理想は、「アメリカ人最高!」「武力で得る民主制こそが正義である」というもの
ではない。アメリカ人が持つ、あるいはもって欲しいと願っているスピリットを描くことにあるのだから。
 ウェインは古くから一貫してアメリカの神話を作ることに精力を注いできた人で、彼の主演作の大半は理想的なアメリカ人の姿が描かれていく。その
“理想的アメリカ人”というものの姿は、表面的には粗野でぶっきらぼうなだが、自分のしたことに対しては、それが正しくても間違っても全て自分が責任を持ち、そういう形で家族を引っ張っていく。そんな家長の姿を理想型とし、その姿を、自分自身で体現して見せている。ウェインは自らを理想的な父親像として見せる事によって、アメリカ人であると言うことに誇りを持って欲しいと願っていたのだろうから。
 これは
演技者としては本当に立派なことだと思う。ただ、すべての映画で同じことをやっているのが問題で、たとえばこんな戦争映画でもアメリカ神話の体現者たり得ようとしているため、ものすごく一方的な話になってしまう結果となった。
 別段ウェインが日本が嫌いとかではない(実際、いわゆるウェイン・ファミリーと呼ばれる彼のお気に入り役者は外国人が多い)。ウェインが描こうとしているのはあくまでフロンティアスピリッツそのものであり、ここでの日本人はそれに対抗するもののため、粉砕されるべき役割を担わされてしまっている。本人に偏見が無くても、出来た作品が偏見に満ちた作品に見えてしまうのも皮肉なものだ。
 最後の有名な硫黄島の旗揚げのシーンは、本作の象徴的な一コマだろう。『父親たちの星条旗』によれば、銃弾がまだ飛び交う中、カメラマン以外誰も見ていなかったと言われるが、まるでそれ自体が目的だったように描いている。それはウェインにとって星条旗高揚とは、まさしくフロンティアスピリッツの勝利を示す一コマだったから。ここに思いが込められているのではないだろうか。

 …ということを思ってはいるのだが、やっぱり点数が低いのは
、私が日本人だから。ということにしておこう。
製作年 1949
製作会社 リパブリック・ピクチャー
ジャンル 戦争
売り上げ $1,000,000
原作
歴史・地域 1944年。硫黄島(太平洋)
関連
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wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ

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