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1980 | 6'18 死去 | |
1979 | ||
1978 | ||
1977 | ||
1976 | ||
1975 | ||
1974 | ||
1973 | ||
1972 | ||
1971 | ||
1970 | ||
1969 | ||
1968 | ||
1967 | ||
1966 | 凶人ドラキュラ 監督 | |
1965 | 血に飢えた島 監督 | |
1964 | 妖女ゴーゴン 監督 | |
絶叫する地球 ロボット大襲撃 監督 | ||
1963 | ||
1962 | オペラの怪人 監督 | |
1961 | 吸血狼男 監督 | |
1960 | 吸血鬼ドラキュラの花嫁 監督 | |
ジキル博士の二つの顔 監督 | ||
シャーウッドの剣 監督 | ||
1959 | ミイラの幽霊 監督 | |
ボンベイの虐殺団/陰母神カーリ 監督 | ||
バスカヴィル家の犬 監督 | ||
1958 | フランケンシュタインの復讐 監督 | |
1957 | フランケンシュタインの逆襲 監督 | |
吸血鬼ドラキュラ 監督 | ||
1956 | ||
1955 | 殺しの代理人 監督 | |
1954 | 驀走二万哩 監督 | |
血のオレンジドレス 監督 | ||
記憶喪失の男 監督 | ||
1953 | 複製人間の恋 監督・脚本 | |
人間ロケット 監督 | ||
音楽殺人 監督 | ||
1952 | 罠! 監督・脚本 | |
密告 監督 | ||
盗まれた顔 監督 | ||
賭博師と淑女 監督 | ||
1951 | 国際偽札団 監督 | |
1950 | ||
1949 | ||
1948 | ||
1947 | ||
1946 | ||
1945 | ||
1944 | ||
1943 | ||
1942 | ||
1941 | ||
1940 | ||
1939 | ||
1938 | ||
1937 | ||
1936 | ||
1935 | ||
1934 | ||
1933 | ||
1932 | ||
1931 | ||
1930 | ||
1929 | ||
1928 | ||
1927 | ||
1926 | ||
1925 | ||
1924 | ||
1923 | ||
1922 | ||
1921 | ||
1920 | ||
1919 | ||
1918 | ||
1917 | ||
1916 | ||
1915 | ||
1914 | ||
1913 | ||
1912 | ||
1911 | ||
1910 | ||
1909 | ||
1908 | ||
1907 | ||
1906 | ||
1905 | ||
1904 | 2'23 ロンドンで誕生 |
凶人ドラキュラ Prince of Darkness |
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妖女ゴーゴン The Gorgon |
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片田舎にあるバンドルフ村で次々と起こる変死事件。息子ブルーノが殺され、調査に向かったハイフ教授も何者かによって石にされてしまう。だが、死ぬ前にハイフはそれがギリシア神話のゴーゴンの一人、メゲーラのものである事を突き止める。ハイフのもう一人の息子、ポールは父の意思を継ぎ、調査を開始する。ことごとく彼の妨害をする村医者ナマロフ(カッシング)や、その助手でポールの手伝いをしてくれるカルラ、ポールの師マイスター教授との交流を絡め、ポールはついに真実に辿り着くが… ギリシア神話のゴーゴン伝説をベースに、フィッシャー監督、クリストファー=リー、ピーター=カッシングと言うハマープロ最強トリオで作り上げた作品。おどろおどろしさと格好良さ、アニメーション技術と、ハマー映画の教科書的作品だが、これは好み。紹介してくれた友人と、偶然置いてあったレンタルビデオ店に感謝したい。 本作では、モンスターが女性であるので、大概モンスター役を演じるリーがヒーロー役を演じてるのも特徴となってる。格好良いじゃないか。これ又珍しく(でもないか?)悪人を演じるカッシングの存在感も際だつ。二人とも格好良かった。 ゴーゴン本体はあんまり登場しないけど、登場の演出は凄く良かったし、シェリーの綺麗さとメゲーラの対比も良し。 くだらん雑学だが、ゴーゴンとは3姉妹で、ギリシア神話のペルセウスによって殺されたのがメデューサ(彼女だけが不死でなかったため、鏡の盾を持って近づいたペルセウスが殺す事が出来た。その血から天馬ペガサスが生まれ出、首は後に盾に付けられ、アテナが所有する事になる)。それ以外の姉妹の名前はステンノー、エウリュアレー。劇中で語られたメゲーラとはどこからきた名前なのか不明。 |
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絶叫する地球 ロボット大襲撃 The Earth Dies Screaming |
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フランケンシュタインの逆襲 The Curse of Frankenstein |
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若くして父の遺産を受け継いだフランケンシュタイン男爵(カッシング)は、生命の神秘に魅せられ、生物学の権威を師として仰ぐようになる。やがてその師さえも越えたフランケンシュタインは、とうとう自らの手で生物を作り出そうという野望を持つようになってしまった。婚約者の事をも省みずに研究に没頭していく。材料集めのために人殺しをも厭わないフランケンシュタインの努力の甲斐あり、ついに人造人間を完成させるのだが、彼の思いとは別に、それは知性を持たないモンスターになってしまった。 ハマーフィルムによるフランケンシュタイン作品の第一作(以降5作が作られることになる)。本作の成功によってハマーはモンスター映画という独自の路線を走るようになる、記念すべきその第一作とも言える。 メアリ=シェリーによる「フランケンシュタイン」の映画化と言うよりは、かつてボリス=カーロフ主演で大成功を治めた『フランケンシュタイン』(1931)のリメイクに近い。更にモンスターを作り出してしまった人間や、モンスター自身の哀しみに全くスポットを当てず、単なるモンスター映画に仕上げてしまったのだが、猟奇的描写と問答無用のモンスターの恐ろしさを強調する事こそハマー作品の特徴であり、むしろその割り切り方が小気味よいくらい。 本作ではハマーの看板スター、ピーター=カッシングがフランケンシュタイン男爵を、そしてクリストファー=リーがモンスター役を演じていて、これぞハマー!な配役が嬉しい。 |
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吸血鬼ドラキュラ Dracula |
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ドラキュラ伯爵(リー)の正体を探ろうと派遣されたジョナサン・ハーカー(アイゼン)は、首尾良く伯爵の司書として彼の居城に入り込むことが出来た。だが、そこにいた女吸血鬼の命を絶つのと引き替えに、自らも伯爵によって殺されてしまう。ハーカーを派遣したヘルシング教授(カッシング)はドラキュラの居城でハーカーの死体と日記を発見する。そして彼の死をハーカーの婚約者ルーシー(マーシュ)に知らせるが、既に彼女にはドラキュラの魔の手が迫っていた。ヘルシング教授とドラキュラ伯爵との息詰まる死闘が開始される。 ハマーフィルムによる一連の吸血鬼作品の第一作。白黒フィルムにおいては既にマックス=シュレック主演の『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)、ベラ=ルゴシ主演で『魔人ドラキュラ』が作られていたが、カラーではこれが最初。そして原作者のストーカーがイギリス人であったにもかかわらず、意外にも初のイギリスでのドラキュラ映画となった。 大ヒットを飛ばした『魔人ドラキュラ』と差別化を図るためか、原作を大幅に改竄したのが特徴で、冒頭のハーカーが既にドラキュラ伯爵を吸血鬼であることを知っていて、彼を殺すためにこそ派遣されたことになっていて、しかも任務に失敗し、あっさりと殺されてしまっている。しかも彼の婚約者ルーシーに至ってはドラキュラによって血が吸い尽くされ、女吸血鬼にされてしまっている。 この大胆な改竄は、ドラキュラ役のクリストファー=リー、ヘルシング教授役のピーター=カッシングの対決を主眼に置いたからに他ならない。そしてなんと言っても彼らの対決は素晴らしい。 最初のドラキュラの登場シーンは逆光気味に、その存在感を遺憾なく発揮し、颯爽とマントをひるがえして犠牲者に襲いかかる様は文句なく格好良い。オーバーアクション気味な動きも、上手くリーのキャラクターを映えさせている。それに対するヘルシング教授も、存在感においてはドラキュラに一歩も引けを取っていない。研究に没頭し、冷静に物事を判断するが、必要とあらば、アクションもこなす。まさにドラキュラの敵役として適役。特に最後の、ヘルシング教授が二本の燭台を十字に持ち、ドラキュラに迫っていく姿はまさしく名場面。 ここでのクリストファー=リーは、本当に格好良かった。だが、あまりに格好良過ぎたため、結局彼は以降、ドラキュラ役か、それに似た役しか回ってこないようになってしまったと言うのは、彼にとってはやや不幸な話ではあったが… ちなみにハマーフィルム制で、クリストファー=リー、ピーター=カッシングの二人を配したドラキュラ作品は、以降『吸血鬼ドラキュラの花嫁』、『凶人ドラキュラ』、『帰ってきたドラキュラ』、『ドラキュラ血の味』、『ドラキュラ復活』、『ドラキュラ72』、『新ドラキュラ・悪魔の儀式』と続く人気シリーズとなった。 ドラキュラと血のイメージを完全に合致させたのは本作のお陰だが、妙にエロチックに描かれたのも問題で(血を吸うシーンの描写は必要以上に)、以降のドラキュラは大抵ダンディズムとエロチシズムを出すようになってしまったというのも、やはり本作の与えた影響だろう。 |
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