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ジョン・ギリング
John Gilling

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鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
2010
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1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970 地底の原始人・キングゴリラ 原案
1969
1968
1967 ミイラ怪人の呪い 監督・脚本
1966 吸血ゾンビ 監督
蛇女の脅怖 監督
1965
1964 妖女ゴーゴン 脚本
1963
1962
1961 大山賊 監督・製作・脚本
血の河 監督・脚本
1960 けだもの街 監督・脚本
1959 死体解剖記 監督・脚本
悪党カシム 監督・脚本
キリマンジャロの決斗 脚本
1958
1957 朝やけ雲 監督
1956 絞首台三歩前 監督
旅券(パスポート)八二四一の女 監督
オドンゴ 監督・脚本
熱砂の舞 協力監督
1955
1954
1953
1952 ドラキュラの御子息 監督・製作
ささやきスミス倫敦へ行く 脚本
1951 国際偽札団 脚本
1950 間借人 脚本
ふるえる女 脚本
黒服の男 脚本
1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912 5'29 ロンドンで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

ミイラ怪人の呪い 1967
<A> <楽>
ジョン・ギリング(脚)
アンドレ・モレル
ジョン・フィリップス
デヴィッド・バック
マギー・キンバリー
エディ・パウエル
エリザベス・セラーズ
キャサリン・レイシー
マイケル・リッパー
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
特撮事典
 エジプトで発掘された一体のミイラ。これは未だ発見されていないエジプト王カーツーベイの従僕であるプレムのものであると分かった。この近くにカーツーベイの墓があると考えた実業家のスタンリー=プレストン(フィリップス)は探検隊を組織し、カーツーベイの墓を探そうとする。幾多の困難を経、ついに墓を発見した探検隊だったが、その墓にはハスミッドという番人がおり、彼らに警告を与えるのだった。それを無視して発掘を敢行する探検隊だったが…
 かつてユニヴァーサルでは数々のモンスターをフィーチャーして作り上げた。ドラキュラから始まり、フランケンシュタインの怪物、狼男、そしてミイラ男…それらの資産を見事にパクッて活かして新しい映画を作り出したのがイギリスのハマーフィルム。本作はその中のミイラ男を題材にとって作った作品。
 実際これを観ていると、明らかに低予算の割には特撮には力が入っていた。特にミイラ男は既に肉やら血やらが抜けてしまっているので、埃の立ち方なんかが芸細かい。キャラもかなり多く出ていて、物語も二転三転といった感じ。
 ただ、設定部分はかなりいい加減で、ご都合主義な部分ばかり。当時パピルスで作られていたはずの古文書が紙としか見えなかったとか、プレストンがミイラにここまでこだわる理由がないとか、ミイラ男がただ暴れるだけだったりと、今ひとつの部分が多く、展開が盛りだくさんの割には退屈な部分が多い。その極めつけは言語学者であるクレアが理由もなく予知能力を持っているという所だろう。
ここまでやるか?と言うレベルだ。
 もう少し物語や設定を練って作ればもっと面白くなったのではないかな?
吸血ゾンビ
The Plague of the Zombies
<A> <楽>
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IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
アンソニー・ネルソン=キーズ(製)
ジョン・エルダー(脚)
アンドレ・モレル
ダイアン・クレア
ブルック・ウィリアムズ
ジョン・カーソン
ジャクリーン・ピアース
アレックス・デヴィオン
マイケル・リッパー
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 イギリスのコーン・ウォール地方の村に不思議な疫病が流行する。フォーブス教授(モレル)はその村に住む教え子のピーター(ウィリアムズ)に応援を求められ、娘のシルビア(クレア)と共に村へとやって来る。死者を解剖すべく墓を掘り出すが、何故かどの棺にも死者はいなくなっていた。やがて奇病はピーターの妻も蝕み、やがてそれはシルビアにも…その裏に見え隠れするのは地主のクライブ(カーソン)の姿だった。
 私は基本的に「ゾンビ」という言葉が好きではない。理由は簡単で、通常こういうリビングデッドものの作品は“ゾンビ”という言葉を用いてないからだが、ゾンビというのはハイティのブードゥ教で用いられる秘術なので、宗教を揶揄するような言葉になってしまうのもちょっと嫌。
 ただ、本当に“ゾンビ”という言葉を使ってる作品もいくつかあるので、その場合は致し方なかろう。
 前置きが長くなってしまったが、本作はハマーフィルムによるゾンビものの作品で、確か唯一の作品。題名に『吸血』と付くが、別に人を食ったり血を吸ったりはしてない。
 この時代、残酷描写はかなり規制が厳しかったと思うのだが、今観てもかなり凄いシーンが続発する。ボロボロの死衣をまとったゾンビ達が無表情のまま群れをなしてまとわりつくとか(てっきり『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)が最初かと思ってた)、墓場から甦ろうとした女性の首をスコップで切断するとか、直接的なゴア・シーンが出てくるのが凄いところ。
 演出も良い。先に述べたゾンビがまとわりつくシーンもそうだが、採掘場の鉄塔が薄暮に黒く浮き上がり、そこに現れる女性を担いだゾンビの姿は、かなり凄い。怖いと言うよりアングルの巧さを感じてしまう。
 話そのものはかなりストレートだけど、これもハマーの味って奴だな。
 怪奇ものと言う以前に、演出と撮影の巧さが映えた作品。
製作年 1966
製作会社 ハマー・フィルム
セブンアーツ・プロ
ジャンル ホラー(リビングデッド)
売り上げ
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