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ジョン・アーヴィン
John Irvin

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1998
1997
1996
1995
1994
1993 フリーフォール 監督
1992
1991 ロビン・フッド 監督
1990 密告者 監督
1989 パトリック・スウェイジ/復讐は我が胸に 監督
1988
1987 ハンバーガー・ヒル 監督
1986 海に帰る日 監督
アーノルド・シュワルツェネッガー ゴリラ 監督
1985
1984 チャンピオンズ 監督
1983
1982
1981 ゴースト・ストーリー 監督
1980 戦争の犬たち 監督
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
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1966
1965
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1949
1948
1947
1946
1945
1944
1943
1942
1941
1940 5'7 ニューキャッスルで誕生

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タイトル

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物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

ハンバーガー・ヒル 1987

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マーシャ・ナサティア
ジム・カラバトソス
ジェリー・オフセイ
デヴィッド・コルダ(製)
ジム・カラバトソス(脚)
アンソニー・バリル
マイケル・トリック・ボートマン
ディラン・マクダーモット
ドン・チードル
マイケル・ドーラン
ドン・ジェームズ
M・A・ニッケルズ
ハリー・オライリー
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 ヴェトナム戦争最大の激戦地937高地。“ハンバーガー・ヒル”と呼ばれたこの丘を攻略すべく投入された部隊に属する14人の若い兵士。生まれも育ちも違う14人は、反発し合いながらも戦いを経て結束を固めていく…
 
ドン・アプ・ビア“937高地”でアメリカ軍第101空挺師団と北ベトナム軍との間で繰り広げられた攻防戦「アパッチ・スノー作戦」を描いた作品(ちなみにこの戦いがアメリカ本国で報道されたことがきっかけで反戦運動が激化したという事実もあり)。
 本作は『プラトーン』(1986)から始まったハリウッドのヴェトナム戦争ブームに乗って作られた作品の一本には違いない。ただし、本作は、他のヴェトナム戦争とは一線を画した特徴がある。
 まず一つが群像劇としたこと。全員無名役者を配したお陰で次に誰が死ぬのか分からず、緊張感が途切れない。
 そしてドキュメンタリー・タッチとしたことで、余計に殺伐とした雰囲気を作り出すことが出来たこと。これも勿論緊張感を作り出すことにも一役買っているし、何よりも戦場をここまで乾いた表現で撮したというのが良い。
 総じて言うならば、『プラトーン』を始めとするヴェトナム戦争の映画のほとんどが、物語性を重要視しているのに対し、本作の場合は、物語性よりも、戦争の残酷さというものをとことん描こうとしているのが特徴だろう。

 ドキュメンタリー・タッチに徹し、兵士の視点に固定されているため、この作戦が何故必要なのか、あるいはこれによって戦局はどうなったかというマクロ的な視点がないため、物語の全体像は掴みにくく、決してバランスは良くないのだが、なんのために戦っているのか全く分からないが、殺し合いをさせられる兵士を描くことが狙いなんだろうから、それは充分。
 そのため、戦闘の描写は極めて乾いており、バッタバッタと人が死んでいく。今この瞬間に隣にいた仲間の腕がちぎれ、血だるまになって、もはや人間とは言えない(まさしくミンチ)姿になっているとかいう描写が後半には次々に表れ、よくここまで描いたもんだと感心するほど。しかも丘を占領しても全く高揚感はなし。単なる焼け野原の中、呆然とした表情でそこに佇むばかり。戦争映画とは言っても、なんとも虚しい終わり方でもある。

 先ほど、本作の狙いは戦争の残酷さというものを描くと書いたが、この残酷さというのは、単なる反戦では終わっていない。「世界に平和を」を合言葉にして始まったこの戦争が、その戦いの状況を知ることによって起こった反戦運動で、兵士たちがバッシングを受けることになっていく。この映画はその部分までも含んで描いている。
 実はこの作品、アメリカの為政者だけではなく、それを安全な場所で批判していた一般市民の方も、その批判の対象にしているのかもしれない。
 考え過ぎかもしれないけど、そのためにこの作品、あまり評価されてないのかもしれない。
アーノルド・シュワルツェネッガー ゴリラ 1986

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ゲイリー・M・デュヴォア
ノーマン・ウェクスラー(脚)
アーノルド・シュワルツェネッガー
キャスリン・ハロルド
ダーレン・マクギャヴィン
サム・ワナメイカー
ロバート・ダヴィ
ブランチ・ベイカー
★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 元敏腕FBI捜査官のマーク(シュワルツェネッガー)はかつて殺人犯を半殺しにしてしまったため、現在は妻と二人、田舎の町の警官として慎ましやかな生活を送っていた。そんな時に彼の元にかつての上司シャノンが一つの頼みを持ってくる。それを受け、マークはシカゴ最大の麻薬組織に潜入するが…
 
『コマンドー』(1985)のヒットを受け、シュワルツェネッガー主演で作り上げたアクション作品。日本では丁度スタローンによる『コブラ』(1986)がほぼ同時に公開だったため、映画雑誌などでは「コブラにするか、ゴリラにするか」みたいな事が書かれていた。
 かなりの田舎に住んでいたため、映画を観るためには遠出が必要で、小遣いとにらめっこし、2ヶ月に一回観るのが限界だった(だからこそ、その時は気合いを入れるし、同じ作品を朝から3回連続で観てふらふらになったことも結構ある)。当然二つを観ることが出来なかった。それでどっちかを観ようと、友達と話していたのだが、周りにはスタローンファンの方が圧倒的に多く、私もそのはずだったんだが、友達と話しているうちに、いつの間にか私はこっちを観ることが決められていた(笑)。売り言葉に買い言葉と言う奴で、反主流派を気取っていた私だったからなあ。
 高校時代に決して安くない金を出してクズを掴まされた時ほど、後悔することはない。この時、本気で後悔した。こんな事だったらスタローンの方を観ておけば良かった。真剣にそう思った。
 …しかし、これに関しては、
どっちも外れだったわけだが(笑)

 本作を一言で言ってしまうと、ひたすら地味。
 前作の
『コマンドー』は凄いアクションシーンと、笑える要素も数多くあったけど、本作はその辺の要素があまりにも希薄な上、シュワルツェネッガーがあんまり格好良く描けてないと言う根本的な問題をはらんでいた。リアリティを出そうとした結果なんだろうけど、そのリアリティ自体が「主人公を弱くする」程度で終わってるしなあ。とてもじゃないけど、これを評価したいとは思えないぞ。

 

戦争の犬たち 1980

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ゲイリー・ディヴォア
ジョージ・マルコ(脚)
クリストファー・ウォーケン
トム・ベレンジャー
コリン・ブレイクリー
ヒュー・ミリアス
ポール・フリーマン
ジョベス・ウィリアムズ
ジャン=フランソワ・ステヴナン
ウィンストン・ヌシュナ
ペドロ・アルメンダリス・Jr
シェーン・リマー
ジョージ・W・ハリス
テレンス・リグビイ
ジャン=ピエール・カルフォン
トーマス・バプティスト
ヴィクトリア・テナント
ジム・ブロードベント
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
戦争の犬たち 上(書籍) 下(書籍)フレデリック・フォーサイス

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