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ヨアヒム・A・ラング
Joachim A. Lang

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2025
2024 ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男 監督・脚本
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レビュー
ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男
Führer und Verführer
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マイケル・ソーヴィグナー
ティル・デーレンバッハ(製)
ヨアヒム・A・ラング(脚)
ロバート・スタットローバー
フリッツ・カール
フランツィスカ・ワイズ
ドミニク・マリンガー
モーリツ・フュアマン
ティル・フィリット
クリストフ・フランケン
ミヒャエル・グランチュニク
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 女にだらしないために失望され、なかなか良い上司に恵まれないヨーゼフ・ゲッベルス(スタットローバー)を拾ってくれたのは、若きナチス党党首となったアドルフ・ヒトラー(カール)だった。彼への恩義を感じたゲッベルスは宣伝大臣として、ヒトラーをカリスマ化させて国民に印象づける作戦に着手する。それからまさしく二人三脚で国民を扇動していく二人の足跡を辿る。

 これまでヒトラーを描く映画は多かったが、その相棒で宣伝部長のゲッベルスを主人公にした作品はなかった。ゲッベルスは基本的にヒトラーの添え物みたいな立場にあって、後ろで応援してるだけってイメージがあったが、その仕事は宣伝相なので、かねてから背後からヒトラーを操るようなキャラとして描くのもありではないかと思っていたので、結構面白く作れそうだとはかねがねおもっていた。
 ところで一つ大きな間違いを犯していたのだが、てっきりゲッベルスはニュルンベルク裁判に出廷してヒトラーを褒め称えた人物だと思っていたが、それはゲッベルスではなくゲーリングだった。ずっと間違って記憶していた。だから最後は驚いてしまい、まるでどんでん返し映画を見せられた気分で、映画終わって慌てて検索してやっと理解した。そう言う意味では意外で面白かったとも言える(私限定で)。
 資料的な意味では充分満足。歴史的な見地を得ることができたので、本作はそれなりに評価はしたい。

 ただ、映画としてはそこまで評価はできない
 本作で大切のは、映画的な快感だったはずなのだが、それがまるで感じられない。
 理由は簡単で、フィクションとして本作を作る場合、ゲッベルスがヒトラーを操っていたという方向へと持っていくべきだったと思うのだが、本作ではゲッベルスは単なる宣伝を行ってるだけの人物になってしまったから。
 結局本作の場合、ゲッベルスはあくまでヒトラーに忠実であり、ヒトラーのためにその人生を賭けた人物として描かれている。
 ただこれではリアリティはあっても映画的快感は得られない。その分やや退屈さを感じてしまう難点もあり。
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