4人の食卓 |
|
|
オ・ジョンワン(製)
イ・スヨン(脚)
チョン・ジヒョン
パク・シニャン
ユソン
キム・ヨジン
チョン・ウク |
|
★★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
2 |
3 |
4 |
3 |
3 |
|
結婚を間近に控えた会社員のジョンウォン(パク・シニャン)はある日、最終電車の中で幼い姉妹を目撃するが、翌日のニュースでその姉妹が毒殺されていたことを知るのだった。それ以来、彼は奇妙な現象に悩まされるようになるのだった。度々彼の前に現れる姉妹と、何故か四人がけの机が現れてくる。やがて、ジョンウォンは自分と同じようにその姿が見えるという女ヨ(チョン・ジヒョン)ンと出会うのだが…
当時流行った韓流ホラーの一本。いわゆる韓流ホラーはホラー的要素は強いものの、物語そのものはサスペンス仕立てになっており、謎解きを楽しむという感じのものが多い。それ以外にも主人公の過去のトラウマを通して精神世界へと入っていくというパターンも多い。本作もその一本で、幽霊が見えるという主人公が実は自分の過去そのものと対面していくというもの。
もとより私は悪夢世界を描いた作品が大変好きで、その意味では設定とか雰囲気とか、大変面白い作品だと思うのだが、今ひとつ乗り切れない所があった。これは物語そのものに関わる話で、言ってしまえば話の展開が遅すぎる。とにかく話がかったるくなってしまい、更に展開が一本調子。起伏に足りない。物語が設定に付いていかなかったと言うこと。結果的に雰囲気を味わう以上のものが無かったと言うのが正直な感想。意気込みは買うが、もうちょっと丁寧に作って欲しかった。ホラー市場は既に成熟しているのだから、雰囲気だけでは弱い。
猟奇的な彼女(2001)でブレイクしたパク・シニャンがホラーになると途端に怖い姿になるという描写はなかなか良いけど、やっぱりこういう役は合わないんじゃないかな?
|
製作年 |
2003 |
製作会社 |
|
ジャンル |
|
売り上げ |
|
原作 |
|
歴史地域 |
|
関連 |
|
allcinema |
Walker |
ぴあ |
IMDb |
CinemaScape |
wiki |
キネ旬 |
eiga.com |
wiki(E) |
みんシネ |
|
|