MOVIETOP

ジャン=マリー・ポワレ
Jean-Marie Poire


Wikipediaより
<A> <楽>
allcinema
検索
IMDb
WikipediaJ
WikipediaE
鑑賞本数 合計点 平均点
書籍
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001 マイ・ラブリー・フィアンセ
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992 おかしなおかしな訪問者 監督・脚本
1991 オペレーション 監督・脚本
1990
1989
1988
1987
1986 モスクワの追跡者 監督・原作・脚本
1985
1984
1983
1982 サンタクロースはゲス野郎 監督
1981 ミュウミュウの スラップスティックはお好き? 脚本
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974 アダモのひなげしの島 脚本
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1945 7'10 パリで誕生

ページトップへ

タイトル

<amazon>まだ
<楽天>
  
物語 人物 演出 設定 思い入れ

 

マイ・ラブリー・フィアンセ 2001

<amazon>まだ
<楽天>
  
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 12世紀イギリス。フランス貴族であるティボールト伯爵(レノ)は、イングランド王の娘ロザリンド(アップルゲイト)との挙式のためイギリスへとやってきていた。だがそこで罠にかかり、毒入りの杯を飲ませられてしまい、幻覚を見たティボールトはロザリンドを刺し殺してしまう。死刑の判決を受けるものの、従者アンドレ(クラヴィエ)と魔術師に救われ、魔術師に過去に戻る薬を調合してもらう。しかし魔術師のミスでティボールトとアンドレはなんと現代のシカゴへと飛ばされてしまう…
 『おかしなおかしな訪問者』(1992)のハリウッドリメイク。監督のゴーベール、主演のレノ、クラヴィエが全員参加しているため、いったい何でこれをリメイクする必要があるのか、少々理解に苦しむ…
さほど出来が良くなっているわけでもないし、明らかに設定的には後退してる
 元の作品がそもそもフランス映画で、フランス国内ですべてがなされていたのだが、アメリカでのリメイクだけに、どうしても舞台はアメリカにせざるを得ない
(ヨーロッパ人によるアメリカ発見は15世紀)。で、「子孫に引かれて」という苦しい設定を付け加えざるを得なくなり、それが物語自体を大変苦しくさせている。
 演出部分についてはオリジナルと比べると、ハリウッドらしく演出は相当派手になっていて、差別発言は相当に抑えられているのは特徴だが、差別的な位置づけなくしてリアリズムはあり得ないため、結果的に単なる“無難”な物語にまとめられてしまった。
 歳食った分、レノに貫禄が出たし、クラヴィエ(製作も兼ねている)が好き放題にかき回しているので、その辺は結構面白かった。
 でも、やっぱり
なんでリメイクされたのかよく分からない

 

おかしなおかしな訪問者 1992
<A> <楽>
アラン・テルジアン(製)
ジャン=マリー・ポワレ
クリスチャン・クラヴィエ(脚)
ジャン・レノ
クリスチャン・クラヴィエ
ヴァレリー・ルメルシェ
マリ=アンヌ・シャゼル
イザベル・ナンティ
ピエール・ヴィアル
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 西暦1123年フランス。イギリス軍との戦いにおいて軍功を挙げ、国王の信頼も厚い騎士ゴットフロワ(レノ)はお供のジャクイユ(クラヴィエ)を伴って、婚約者のブレネゴントの元へとやってきた。だが、途中で捕まえた魔女に呪いがかけられてしまい、花嫁の父を誤って撃ち殺してしまう。幸福の絶頂から突き落とされ、失意のゴットフロワは知り合いの魔術師に頼んで事の次第をやり直すべく、事の起こる直前にタイムスリップさせてもらうのだが、魔術師の手違いでなんと彼らがやってきたのは原題のフランス。そこでブレネゴントにそっくりな女性ベアトリスと出会う。事情を知らない彼女から、自分の先祖はまさに自分自身であることを告げられるのだが…
 ジャン=レノはハードな作品にばかり登場するのではなく、結構コメディ作品にも出演しているが、彼の持ち味である、不器用を絵に描いたような、ずれた感覚をを笑うような作りには結構好感が持てる。流石にフランス本国で作られているだけあって、彼の持ち味の事はちゃんと分かっているようだ。
 ただ、この作品は実は主演はレノではなく、従者ジャクイユ役のクラヴィエというのが味噌なんだろう
(脚本もクラヴィエが書いてる)。中世の時代の従者として、ものを言う家畜的な役割を当たり前のように思っていた彼が、現代の文化に触れ、自意識を芽生えさせていくところとか、二役であるホテルのオーナーの受難ぶりとか、ピンポイントで入っており、画面に出ている時間はレノの方が多い割に、クラヴィエの方が目立ってしまっている。それが良いのかどうかはともかく。
 フランス映画らしく
ストーリーには穴が多く、ご都合主義的な部分も多いのだが、意外にも中世の描写は結構きちんとしているのが面白いところで、甲冑やチュニク姿、入浴の作法とか、細かいところで楽しめたりする。当たり前のように差別意識を明確にする描写も結構良いと思うよ。
 それにしても、レノ、頭が変
(勿論外側の方だが)

 ちなみに本作は2001年に『マイ・ラブリー・フィアンセ』としてハリウッドリメイクされている。

ページトップへ