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ジャン・ルノワール
Jean Renoir

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ジャン・ルノワール
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鑑賞本数 合計点 平均点
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書籍
評論
ジャン・ルノワール 越境する映画

_(書籍)
1979 2'12 死去
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971 センターコートの幻影 出演
1970 ジャン・ルノワールの小劇場 監督・脚本
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961 捕えられた伍長 監督・脚本
1960
1959 コルドリエ博士の遺言 監督・製作・脚本
草の上の昼食 監督・脚本
1958
1957
1956 恋多き女 監督・脚本
1955
1954 フレンチ・カンカン 監督・脚本
1953 黄金の馬車 監督・脚本
1952
1951 河 監督・脚本
1950
1949
1948
1947
1946 ピクニック 監督
浜辺の女 監督
1945 南部の人 監督
1944
1943 自由への闘い 監督・製作
1942
1941
1940 スワンプ・ウォーター 監督
1939 ゲームの規則 監督・脚本・出演
1938 ラ・マルセイエーズ 監督・脚本
獣人 監督・脚本・出演
1937 大いなる幻影 監督・脚本
1936 どん底 監督・脚本
1935 ジャン・ルノワールのトニ 監督・脚本
1934
1933 ボヴァリィ夫人 監督・脚本
1932 素晴らしき放浪者 監督・脚本
1931 牝犬 監督・脚本
坊やに下剤を 監督・脚本
1930
1929
1928 のらくら兵 監督・脚本
マッチ売りの少女 監督
1927 チャールストン 監督・出演
1926 女優ナナ 監督
1925
1924 水の娘 監督
カトリーヌ 監督・製作・脚本・出演
1923
1922
1921
1920
1919
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1909
1908
1907
1906
1905
1904
1903
1902
1901
1894 9'15 パリで誕生

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草の上の昼食
Le déjeuner sur l'herbe
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ジャン・ルノワール(脚)
ポール・ムーリス
カトリーヌ・ルヴェル
フェルナン・サルドゥ
ジャクリーヌ・モラーヌ
ポーレット・デュボスト
シャルル・ブラヴェット
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1959
製作会社 ジャン・ルノワール社
ジャンル 艶笑(コメディ)
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フレンチ・カンカン
French Cancan
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ジャン・ルノワール(脚)
ジャン・ギャバン
フランソワーズ・アルヌール
マリア・フェリックス
フィリップ・クレイ
ミシェル・ピッコリ
ジャンニ・エスポジート
エディット・ピアフ
シュジー・プリム
ヴァランティーヌ・テシエ
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1954
製作会社 フランコ・ロンドン・フィルム
ジョリー・フィルム
ジャンル ミュージカル
売り上げ
原作
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ゲームの規則
La règle du jeu
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クロード・ルノワール(製)
ジャン・ルノワール(脚)
マルセル・ダリオ
ジャン・ルノワール
ノラ・グレゴール
ローラン・トゥータン
ポーレット・デュボスト
ミラ・パレリ
オデット・タラザク
ジュリアン・カレット
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1939
製作会社 NEF
ジャンル 群像劇
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獣人
La bête humaine
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ジャン・ルノワール(脚)
ジャン・ギャバン
フェルナン・ルドー
シモーヌ・シモン
ジュリアン・カレット
ブランシェット・ブリュノワ
ジェラール・ランドリ
ジャン・ルノワール
★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
製作年 1938
製作会社 パリ・フィルム
ジャンル 職業(鉄道)
犯罪(過失致死)
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獣人 <A> <楽>
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歴史地域 ル・アーヴル(フランス)
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大いなる幻影
La grande illusion
1938米アカデミー作品賞
1937ヴェネツィア国際映画祭芸術映画賞(ルノワール)
1938NY批評家協会外国映画賞
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ジャン・ルノワール
シャルル・スパーク(脚)
ジャン・ギャバン
ピエール・フレネー
エリッヒ・フォン・シュトロハイム
ディタ・パルロ
ジュリアン・カレット
マルセル・ダリオ
ジャン・ダステ
★★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 第一次大戦中、フランス空軍のマレシャル中尉(ギャバン)とド・ポアルデュ大尉(フレネー)は敵情視察中にドイツ軍の捕虜となる。収容所内で持ち上がった脱走計画に乗り気のマレシャルに引きずられつつ気が進まないまま協力するド・ポアルデュ。だが計画直前、フランスによるドーモン奪回のニュースを聞いたマレシャルは感激のあまり舞台に飛び上がって“ラ・マルセイエーズ”を歌ってしまい、営倉に入れられてしまう。その後スイス国境に近いケーニヒスブルグの古城に彼らは移され、そこでの所長フォン・ラウフェンシュタイン(シュトロハイム)と心を通わすマレシャル大尉。だがここでも脱走計画が持ち上がり…
 第1次世界大戦を題材に取ったドラマ。貴族同士の責任感の共有とか、脱走計画があまり切実性を持っていないとか、ある意味とても牧歌的な雰囲気に溢れており、面白い側面から眺めている映画だ。と言う印象を受けた。いや、あるいは第2次世界大戦を経験していない時代だからこそ、こう言った牧歌的な作品が作られるのかも知れない。フランス映画ってのもポイントかも。
 戦時中とは言え、当時飛行機はやはり貴族の乗り物という意識があるのか(意識としては馬の延長なんだろう)、飛行機乗りはエリートとして描かれている事が多いのだが、本作ではその貴族的な振る舞いが敵味方を超え、フランスとドイツという敵同士の国で、貴族というキー・ワードで心を通わせる(シュトロハイムが又良い)描写が描かれているし、脱走中にかくまわれた家で童謡を歌うギャバンと言い、緊張感の中でほっとさせる演出がしっかりなされているし、その中でギャバンをかばって死ぬフレネーの描写などもあったりして、重い描写もちゃんと演出してる。重い中に牧歌的な雰囲気を封じ込めることが出来た珍しい作品である。
 この「幻影」というテーマは重い。これは人間が作り出してしまった、人殺しというシステム、あるいは自由そのものを指すのか?と拝見当時は思っていたものだが、今から考えると、これは人間関係についてなのかと思ってきた。刑務所の中でフランス人とドイツ人が見かけ上仲良くしているし、待遇も決して悪い訳ではない。しかし、自由を求める彼らは地下を掘り進み、刑務所から出ようとする。その時にこそ、これまで見かけ上仲良くしていた関係は崩れてしまう。そしてこれまで脱出のために一丸となってトンネルを掘り進んでいった仲間達にとっても、脱出した瞬間から、自分が助かるために仲間を見殺しにしなければならない現実に直面することになる。個人的な好き嫌いが時代の波に流されていく。これも又、「大いなる幻影」と言えるものなのだろう。又、シュトロハイムとギャバンの交流シーンは、貴族と庶民の交流という体裁を取っており、この両者はお互いに分かり合える。という、やはり「幻影」を演出しているのも特徴か。
 それにカメラ・ワークも素晴らしい。モノクロ映画なのだが、白と黒のコントラストが本当にくっきりしていて、空から観た地上、城、峨峨たる山脈…そう言った映像的美しさにあふれている。
 後、この映画を語る上で重要なのは言葉。普通どんな映画でも混乱を避けるために一つの言語が使われるものだが、本作はフランス語、ドイツ語、英語が飛び交う。ちゃんとその辺まで考察してる証拠(尤も、観てるこっちは日本人だから言葉が違うことくらいしか分からないけどね)。第2次世界大戦に向け、少しずつきな臭くなっていく時代にこうやってフランスとドイツの役者達を集めて反戦映画を作ってくれた事に拍手を送るべきだろう。だからドイツ人観客のことも考えられていたはずなのだが、結局この作品の影響を怖れたナチスドイツは本作を上映禁止としてしまった。


 尚、もう少し時間が経って、「幻影」の意味をもう少し考えてみると、徐々に戦争は機械的になっていき、大量虐殺の時代へと入っていく。平和が遠ざかっていくことを「幻影」と捉えているのかも。という気にもなる。
製作年 1937
製作会社 RAC
ジャンル 戦争(第一次世界大戦)
戦争(脱走)
売り上げ $172,885
原作
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素晴らしき放浪者
Boudu sauve' des eaux
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ミシェル・シモン
シャルル・グランバル
マルセル・エイニア
セヴェリーヌ・レルシンスカ
ジャン・ダステ
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 放浪者のブデュ(シモン)はセーヌに身を投げるが、それを目撃していた古本屋のレスタンゴワ(グランバル)に助けられ、彼の家に居候することになる。彼が来てからは古本屋はてんやわんやに。妻(エイニア)は寝取られるわ、レスタンゴワの浮気相手の女中アン・マリー(レルシンスカ)を手込めにして結婚を決めてしまうわ…

 ルネ・フォーショアの舞台劇の映画化作品。
 かなりすさまじい物語で、この時代にこんなものが作れたと言うことは一応評価する。これがフランスだから可能となった作品には違いない。実際随分後になるまでハリウッドは保守の傾向が強く、女性と男性が同衾するシーンでたのは1960年代も後の方になってから。その30年以上も前に、フランス映画はそれを可能としていたと言うことは特筆に値するだろう。それ以上に20年も前にヌーヴェルバーグを先行した作品が作られていたのが驚き。
 ただ、物語自体はもの凄いナンセンス。まるで本能しか無いような主人公シモンに、善良(でもないか?)な家庭がぶっ壊されるお話で、ちょっと頭抱えたくなってきた。と言うことで、点数は低めに。
 しかし、これも確かに映画の一つの作り方なんだな。
 セーヌ川でトラックにカメラを隠し、河辺をふらつくシモンを追いかけたのは助監督として参加していたジャック・ベッケルによるもの。本当に奔放な生き方というものをよく映し撮っていた。
製作年 1932
製作会社 ジャックハイク
ジャンル 人生(男の一生)
恋愛(ラブコメ)
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