ダンジョン&ドラゴン |
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1974年に登場したゲームD&D。トールキンの「指輪物語」の設定を活かし、後の数多くのRPGに影響を与えた。
4大RPGの一つ(他にウィザードリイ、ウルティマ、マイト&マジックがある)と称された程の完成度を誇るこの作品を、現代のCG技術を駆使して描いた作品。
ストーリーは、魔法を使えるメイジ達を貴族とし、魔法の使えない平民を従える国イズメール帝国。その中でも若き女王サヴィーナだけは、平民と貴族が共存する平等な世界を夢見ていた。そんな彼女を苦々しく思う宰相プロフィオンは評議委員会を動かし、自ら権力を奪取しようと画策していた。盗賊リドリーはひょんな事からその陰謀に巻き込まれてしまう。女王を助けるためにはレッド・ドラゴンを操れるというサブリールの杖が必要であり、旅の途上で仲間となった者達と共に探索の旅に出る。
ゲームをそのまんま映像化したと言うだけの作品。そこに青すぎる正義感を加え、結果としてオリジナルのゲームD&Dを知っている者以外は楽しめない作品と化している。
作品としては、確かにCG技術は凄まじいレベルになっている。画面一つ一つが実に見栄えするものとなっているため、単純に楽しむ分には良いだろう。ただ、保身のために配下のドラゴンを人間に向かわせ、平気で殺戮を行う女王が「貴族も平民もない自由な世界」を口にする。等という馬鹿げたストーリー展開のため、どうしても引く。上から押しつけた「自由と平等」にどんな意味があるというのだ?
キャラクターは魔法使い、エルフ、ドワーフ、オーク、ホビットと言った、ゲーム世界ではお馴染みの面々であるが…あまりにもステロタイプなキャラばかり。ゲームだから。と言う説明で全て片が付くだろうけど。キャラで唯一感心できたのは、D&Dのオリジナルモンスターであるビホルダーが登場していたことくらいか(でも人間に使役するまで堕ちたかよ。魔王が)。 |
製作年 |
2001 |
製作会社 |
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ジャンル |
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売り上げ |
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原作 |
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歴史地域 |
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関連 |
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キーワード |
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