ウェルカム!ヘヴン
Sin noticias de Dios |
|
|
エデュアルド・カンポイ
エドムンド・ヒル・カサス
ヘラルド・エレーロ
エドムンド・ヒル・カサス
ティエリー・フォルテ
アンドレア・オキピンティ(製)
アグスティン・ディアス・ヤネス(脚)
ビクトリア・アブリル
ペネロペ・クルス
ファニー・アルダン
デミアン・ビチル
フアン・エチャノベ
ガエル・ガルシア・ベルナル
エミリオ・グティエレス・カバ
クリスティナ・マルコス
ジェマ・ジョーンズ
ピーター・マクドナルド
ブルーノ・ビチル
エレナ・アナヤ
アリシア・サンチェス
ルイス・トサル
ハビエル・バルデム |
|
★★ |
物語 |
人物 |
演出 |
設定 |
思い入れ |
2 |
2 |
1 |
2 |
2 |
|
地上が乱れるに連れ、地獄がどんどん拡大。天国は壊滅的な状況に陥っていた。そんな時天国の女神マリーナ(アルダン)のもとに「息子の魂を救って欲しい」と、ある母親の願いが届いた。彼の魂の救済こそが世界救済の鍵であるとマリーナは天国のクラブ歌手ロラ(アブリル)に彼を天国に導くよう指令を与える。一方、この世界の完全征服を狙う地獄では、がさつなウエイトレスのカルメン(クルス)が彼の魂を地獄に引きずり落とすように指令される。
ハリウッドでは天使を出す映画というのが結構あるが、大概これが大外れに終わる事が多い。特に日本に住んでると、天使の存在感というのが今ひとつ訳が分からないと言う問題があって、たとえ本国で多少は受けても日本では完璧にスルーされる事ばかり。
本作はスペイン製なので、ハリウッド製のものと較べてもかなり異質な感じを受けるのだが、元々敬虔なカトリック国と言う事もあってか、日本人にはよく理解出来ない設定ばかりで、何が何だかよく分からないというのが本音。天使も悪魔も性格悪いし、どうやって天国成り地獄なりに連れて行くかも碌々説明されないため、観てる側は混乱する一方。暗闇の中で光の乱舞する演出も今ひとつ。特に地上の描写は間延びしっぱなし。
天国はモノクロームの古いパリのような感じでフランス語で語られ、地獄はパンク演奏してるボッタクリバーみたいなところで英語。そして地上はスペインが舞台なのでスペイン語と、言葉や舞台はなかなか面白い設定もあるのはあるんだが(…そう言えば英語をここまでこき下ろしてくれるのは確かに面白い話だ)。それは味付け以上の効果は出せず。
物語はよくある三角関係に天国やら地獄やらの風味を味付け、更に地獄の中での内乱とかも出てきて後半はどんでん返しの繰り返し。改めてこう書いてみると、コテコテながら面白そうなんだが、実際は退屈なばかりだった。演出で全部損してるんじゃないかな?
なんか観ていて「阿呆らしい」としか思えなかった、天国と地獄を扱っている割には毒にも薬にもならぬ作品としか思えず。
|
製作年 |
2001 |
製作会社 |
|
ジャンル |
|
売り上げ |
|
原作 |
|
歴史地域 |
|
関連 |
|
allcinema |
Walker |
ぴあ |
IMDb |
CinemaScape |
wiki |
キネ旬 |
eiga.com |
wiki(E) |
みんシネ |
|
|