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寅さんの人生語録(書籍) _(書籍) |
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二十四の瞳 1987 | |||||||||||||||||||||||
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えきすとら 1982 | |||||||||||||||||||||||
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思えば遠くへ来たもんだ 1980 | |||||||||||||||||||||||
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春、秋田の高校に九州は博多から新米教師がやってくる。慣れない文化にドジばかり踏み、生徒ともギクシャクしていたが、同僚の美人教師に励まされ、柔道部の顧問をやっている内に、徐々にこの高校に慣れていく…田舎の四季をバックに綴られる熱血高校教師の物語。 武田鉄矢の教師姿って言えば当然テレビドラマ「3年B組金八先生」が最初に挙げられるが、実はその直前にやはり高校教師役で映画が作られている。私が本作を観たのはテレビでだから、当然「金八先生」の放映は2本分終わってから。 一見して、見慣れたはずの新米教師役の武田鉄矢が随分初々しいと思えた。彼がまだ長髪の頃で、顔も…(歴史の教科書を開いたらクロマニヨン人の顔が出ていて、それがそっくりというので大爆笑に包まれる描写あり) それとやっぱり役作りが金八先生とは少し違っている。熱血教師であり、生徒のことを真剣に考える先生という点はよく似てるけど、こっちの方が自分自身の青春時代っぽい演出がなされているのが特徴か。かなり性格も繊細且つ不器用で、あこがれのあべ静江演じる先生との恋愛もギクシャクしている。観てるこっちがもどかしくなるくらい。特に初デートで見合いをしたという話を持ち出され、心中穏やかでないのに物わかりの良いふりを必死で演じる彼には共感を覚えるよ(いや、共感どころか、実は似たような経験が大分後になってあったして…しかもやってることまで一緒だったという、私にとっては忌まわしい思い出が…)。 後、本作では母に出している手紙が効果的に用いられていて、ラストの「母ちゃん、俺には生徒がいます」という締め方はやっぱり好きだな(台詞はうろ覚えだけど)。後、タイトルにもなってる海援隊の歌も見事にはまってた。 |