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2019 | ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 - 監督 | ||||||||
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 - | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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良家の女性のみが入学を許される孤島の女学校に入学したイザベラ・ヨークは、父親から教育係を付けられる。ヴァイオレット・エヴァーガーデンと名乗る彼女に反発を覚えながら貴族子女としての立ち居振る舞いを覚えていくイザベラ。最初は反発していたものの、やがてヴァイオレットに心を許し、自らの過去を語るようになるのだが… 日本アニメーション界にあって、最も美麗なテレビシリーズを作る会社と言われたならば、現時点では確実に「京都アニメーション」と答える。それだけ見事な作風を誇る会社である。 又この会社は今の日本のアニメーション業界にあって、最もチャレンジャブルな会社とも言われている。自社でキャラクターグッズを作って本来の儲けを自社のものにしたりしてのインフラ的なものもあるのだが、小説公募を行って、その小説でアニメを作ったりして新人発掘に余念が無いことなど(最小限の投資で囲い込みができる)、自分たちの中で出来る事を最大限行っているのが特徴。アニメを作る以外のことも目を配って、自社の社員にちゃんと給料を出すとかの優良企業として知られている。この流れが続くならば、京都アニメーションを手本にして多くの有料アニメ会社が現れてくることを期待したかった。 2019'7'18のあの事件さえ無ければ。 あの時は丁度PCの一部でリアルタイムニュースを流しながら仕事していたのだが、ニュース眺めていて変な声が出た。まさかという思いと、間違いであってほしいという思いでいっぱいになって、それが本当だと分かると、なんとも言えない辛い思いにさせられたものだ。リアルタイムで今思い出しても嫌な気分になる。 その後、次々と犠牲者が出てきて、30人を超えるクリエイター達が亡くなったと報じられている。あれからもう3ヶ月になろうとしているが、日本のトップクリエイターが。と思うとため息しか出ない。 それで微々たるものだが再建のお手伝いの一助として本作を観に行ってきた。 本作はテレビシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の話の一編で、“外伝”とあるとおりで、主人公ヴァイオレットに関わる物語ではなく、ヴァイオレットと関わることになる二人の女の子の物語となっている。 作品そのもので言うならば、確かに良い話である。かなりストレートに泣かせにかかってきているのがよく分かるが、この辺のあざとさとかはいわずもがな。本作を観に来る人はテレビシリーズでそのことをよく知っているし、どんなにあざとくても、そもそもがそれを許せる作品なのだから、それで良いのだ(そもそも兵士としてのみ訓練されたヴァイオレットが社交儀礼をマスターしてるのがおかしいとか言うのもあるが)。 ある意味では視聴者が見たがっているものをストレートでたたきつけた作品だろう。しかも劇場用の大画面で泣ける作品がかかる。映画を観る動機はこれで充分だ。 それにテレビシリーズではあまり見られなかったフェティズムもかなり取り入れた感じがあって、その辺もちょっと頬を緩ませながら観させていただいた。 前半のヴァイオレットが男装の麗人を装うシーンなんかはフェティズムアイコンとしてはよく分かるが、後半の郵便配達人のベネディクトが良いお兄さんっぷりを見せながら、ハイヒールで駆け回ったり、背中空きの服をはためかせるシーンがやたら多いなど、双方向にサービスシーンが多い作品だった。 泣ける話とフェティズムを綺麗な画面で映し出す。まさにこれが京アニの底力だ。 |
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