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幻の「スタヂオ通信」へ メイエルホリドな、余りにメイエルホリドな 偽日本国 |
2009 | ||
2006 | 映画監督って何だ! 監督・脚本 | |
1998 | プライド 運命の瞬間 監督・脚色 | |
1995 | ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス 総監督・脚色(監督は白土武) | |
1989 | 風の又三郎 ガラスのマント 監督・脚本 | |
美空ひばり物語 演出 | ||
1988 | 花園の迷宮 監督 | |
1987 | ちょうちん 企画 | |
1985 | 花いちもんめ。 監督 | |
1983 | 白蛇抄 監督 | |
卍(まんじ) 企画 | ||
1982 | 誘拐報道 監督 | |
1977 | 犬神の悪霊 監督・脚本 | |
1973 | 女囚さそり けもの部屋 監督 | |
1972 | 女囚さそり 第41雑居房 監督・脚本 | |
女囚701号 さそり 監督 | ||
1971 | ごろつき無宿 脚本 | |
1968 | 続決着(おとしまえ) 助監督 | |
1937 | 2'17 福井県で誕生 |
プライド 運命の瞬間 1998 | |||||||||||||||||||||||||||
1998日本アカデミー主演男優賞(津川雅彦)、美術賞 | |||||||||||||||||||||||||||
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ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス 1993 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ダグラス財団が保有する地上1000メートルの超高層ハイテクビルの最上階にあるというノストラダムスの予言書を狙うルパン。同じく予言書を狙うノストラダムス教団との熾烈な争奪合戦を繰り広げるのだが… 何度か劇場化されているルパン三世だが、着実にシリーズが進むに連れて質が落ちていることを伺わせる作品。しかも今回はルパン役でお馴染みだった山田康夫がいなくなり、代わりとして栗田貫一がルパン役を務めていると言う事実もあって、馴染みのような、違和感のあるような、変な作品になってしまった。山田康夫の声に似せようとしながら、声がまだ硬いしねえ。歯切れの悪さばかりが目立つ。テレビスペシャルあたりだったらまだしも、劇場に出すには明らかに役不足。安達祐実が声優に初挑戦とはいえ、それだって単に下手なだけで終わってしまったし。 物語そのもので言っても、色々工夫はあるにせよ、それが効果的に用いられていたかというと、それも疑問。 いや、そもそもこの総監督を伊藤俊也がやってるという事実が一番の疑問だろう?伯付けるだけだとしても、なんでわざわざこいつにやらせるんだ? |
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白蛇抄 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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誘拐報道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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犬神の悪霊 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女囚さそり けもの部屋 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女囚さそり 第41雑居房 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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女囚701号 さそり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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“女囚”松島ナミ(梶芽衣子)は、かつて自分をおとり捜査に用いて裏切った悪徳刑事で麻薬捜査官の杉見(夏八木勲)を殺そうとし、その結果殺人未遂の罪でY県Y刑務所に収監された過去を持つ。脱走を企てるも、刑務所長・郷田(渡辺文雄)の執拗な探索で捕まってしまい、自分の立場をますます悪くしていく。しかも塀の外では、自分の裏の顔を知るナミの口を塞ごうとする杉見の暗躍が… 篠原とおる原作の劇画の映像化作品で、主演の梶芽依子を一挙にスターダムに押し上げるほか(『キル・ビル VOL.1』(2003)で使われた「恨み節」も大ヒット)、梶芽依子主演で計4本が製作されたほか、現在に至るもビデオ作品として脈々と作り続けられている記念誌的作品。 リアリティなど口にしたくとも無い大胆な映像表現と、大胆なまでの暴力とエロチック描写。ここまで突き抜けた内容だとかえって拍手したくなる。例えばこの舞台を江戸時代にすれば、それはそれでちゃんと作品になってしまうだろう。時代劇性とのマッチングも垣間見れる程。よくぞこんな変な作品を作ったものだ(褒め言葉だよ。念のため)。 主演の梶芽衣子は、まさしくさそりそのもの。どんな仕打ちにも黙って耐え、その怨みを内に込め続けるという情念のこもった妖艶なまでの演技を魅せてくれる。主役がほとんど喋らないのは、通常であれば大きなマイナス点なのだが、彼女がほとんど喋らなくても、周りが盛り上げてくれるので、全く飽きることなく観ることが出来た。やはりこの手の作品は、溜めに溜めて最後に爆発するのがとても小気味よし。カタルシスを感じられる。これが梶芽依子という女優の持ち味だろう。 梶芽衣子の服装にも注目したい。冒頭、杉見に裏切られるまでの服装は純白。無垢さを強調していたのに、青い時代(囚人服の色)を経て、ラスト部分では真っ黒な服装をして登場する。そのどれもちゃんと彼女を引き立てているのが面白い。 ところで、劇中盤のシャワーシーンでの出来事の映像表現はまさしく新東宝のお家芸!たとえ潰れても、脈々とその血は流れていると言うことに、とても安心感を覚えた…私だけ? |
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