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| 2022 | オッドタクシー イン・ザ・ウッズ 監督・キャラクターデザイン | ||||||||
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| オッドタクシー イン・ザ・ウッズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 東京。しかしここは人間が全員動物の姿をしている街だった。そこで偏屈な個人タクシー運転手・小戸川(花江夏樹)は、毎晩街をタクシーで流していたが、黒猫の女の子を芸能事務所に送ったことから本人も気づかぬ内に事件に巻き込まれてしまう。暴力団幹部剛力(木村良平)とその舎弟である警官のミーアキャットの大門(昴生)、芸能プロダクションのマネージャーのキツネ山本(古川慎)らからドライブレコーダーを奪われそうになったり、拳銃を拾った田中(斉藤壮馬)というピューマに関わっていく。 現在日本では本当に数多くのテレビアニメーションが作られており、その中でヒット作もいくつかあるものの、主に原作ありの作品に注目が集まり、アニメオリジナル作品でヒットを飛ばすのはなかなか困難になってしまった。 そんな中、ほぼ誰も注目していなかったのに、公開から静かな話題となっていき、着実なファンを確保できた作品があった。 「オッドタクシー」というこの作品、はっきり言ってビジュアル的には全くヒットの要素はない。主人公は不細工でぶっきらぼうなオットセイだし、出てくるキャラもみんな動物で、これと言って目を引くところがない。しかも女の子が可愛いとかそういうのもない。ビジュアルだけで言うならヒットする要素なんてどこにもない。 しかしそれがヒットしたのは、明らかに物語と設定の良さである。 この作品には複数の事件が起こっており、それが同時並行で展開していく。そのため複雑な物語になってしまうのだが、その複雑さを感じさせないのんびりした物語が展開する。時に緊張感が高まったり、命のやりとりがあったりするが、主人公の小戸川はひたすらタクシーを転がして客を拾ってるだけだし、出来れば事件に関わりたくないので、できる限り人と距離を置こうとする。ただ周囲でそれぞれの事件が展開し、その度ごとに小戸川に関わってしまう。 この複雑な話の展開が徐々に終息していきすっきりと物語がまとまっていく過程がとても心地良い。20分13話という長さがあってのことだし、一週間毎にそれが徐々に詰められてくのを観ているのも楽しかった。 そんな訳で大変優れたテレビシリーズだったと言えるが、そのテレビのラストシーンだけはいただけなかった。 事件は一見すっきり終わったように思えたが、たった一つだけ謎のまま終わってしまったものがあった。それは物語の始まりとなるアイドル殺害事件のこと。 その真実を知っているのは犯人だけなのだが、その犯人が最後に登場して全部モノローグで告白してしまう。本来これも物語の中に組み込んで、同時に真相を暴いていくような形にすべきなのに、何故こんな泥縄な方法を使った?しかもその犯人は、最後の最後に小戸川のタクシーに乗り込んだ瞬間で物語が終わる。 これは最後にストレス溜まってしまう。引きとしてはあまりに不穏だし、そもそも最終回なのだから、そこで引いてどうする?続編でも作るのか …と思ってたら、そのオチは劇場版でとのこと。結論を劇場版に持ち込むのは好ましくは無いが、どんな形でもオチが付けられるのは歓迎。 一応劇場版の本作は二部に分けられる。一部は登場するキャラに対するインタビューという形で、これらの事件に関わった一人一人がそれぞれの目線で事件を語るというもの。小戸川以外は全ての事件に関わる訳ではないし、小戸川自身も知らないことを知っている側面もあって、それらのことを語らせることでちゃんとテレビ版の補完になっている。 映画としてはこちらの方が良いのだが、ただ、ここは一見さんお断りで、テレビ版を観てないと全く意味が分からないという問題もある。 そして第二部で、テレビ版のラストからの流れが出てくる。盛り上がるだろうかと思っていた分、あまりにあっさり終わってしまって拍子抜けだったが、テレビ版のモヤモヤが解消されただけですっきりした気にさせてくれた。 改めて言うが、この映画はテレビシリーズを全部観た上で観ないと意味がない。そこだけ注意が必要だが、そうすると充分満足できる作品だった。 |
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