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小島正幸

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鑑賞本数 合計点 平均点
allcinema Walker ぴあ IMDb CinemaScape
wiki キネ旬 eiga.com wiki(E) みんシネ
書籍
2021
2020 メイドインアビス 深き魂の黎明 監督
Re:ゼロから始める異世界生活(2nd)
<A> <楽> コンテ
SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!
SHOW BY ROCK!!(3rd)
<A> <楽> 演出・コンテ
2019 劇場版総集編 メイドインアビス 【後編】 放浪する黄昏 監督・演出・コンテ
劇場版総集編 メイドインアビス 【前編】 旅立ちの夜明け 監督・演出・コンテ
臨死!! 江古田ちゃん
<A> <楽> 監督・コンテ
女子高生の無駄づかい
<A> <楽> コンテ
2018 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜 コンテ
citrus
<A> <楽> コンテ
少女☆歌劇 レヴュースタァライト
<A> <楽> 演出・コンテ
メルヘン・メドヘン
<A> <楽> コンテ
天狼(シリウス) Sirius the Jaeger
<A> <楽> コンテ
2017
GRANBLUE FANTASY The Animation
<A> <楽> コンテ
ひなこのーと
<A> <楽> コンテ
メイドインアビス
<A> <楽> 監督・演出・コンテ
Fate/Apocrypha
<A> <楽> コンテ
2016 くまみこ 壱「初雪の日」 コンテ
デュラララ!!×2 結
デュラララ!!(4th)
<A> <楽> 演出・コンテ
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
<A> <楽> コンテ
くまみこ
<A> <楽> コンテ
NORN9 ノルン+ノネット
<A> <楽> 演出・コンテ
91Days
<A> <楽> コンテ
夏目友人帳 伍
夏目友人帳(5th)
<A> <楽> コンテ
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター
うたの☆プリンスさまっ♪ (4th)
<A> <楽> コンテ
2015
ルパン三世 PART IV
<A> <楽> コンテ
それが声優!
<A> <楽> コンテ
六花の勇者
<A> <楽> コンテ
Charlotte(シャーロット)
<A> <楽> コンテ
ご注文はうさぎですか??
ご注文はうさぎですか?(2nd)
<A> <楽> コンテ
2014
ばらかもん
<A> <楽> コンテ
ブラック・ブレット
<A> <楽> 監督・演出・コンテ
ソードアート・オンラインII
ソード・アート・オンライン(2nd)
<A> <楽> コンテ
2013
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
<A> <楽> コンテ
ゆゆ式
<A> <楽> 演出・コンテ
ファンタジスタドール
<A> <楽> コンテ
鬼灯の冷徹(1st)
<A> <楽> コンテ
BLAZBLUE ALTER MEMORY
<A> <楽> コンテ
2012
夏目友人帳 肆
夏目友人帳(4th)
<A> <楽> 演出・絵コンテ
謎の彼女X
<A> <楽> コンテ
となりの怪物くん
<A> <楽> コンテ
コード:ブレイカー CODE:BREAKER
<A> <楽> コンテ
おしりかじり虫(1~3Y)
<A> <楽> 監督
マギ(1st,2nd)
<A> <楽> コンテ
2011 チベット犬物語〜金色のドージェ〜 監督
武装神姫 BUSOU SHINKI Moon Angel 監督・演出・コンテ
Aチャンネル
<A> <楽> コンテ
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
<A> <楽> コンテ
夏目友人帳 参
夏目友人帳(3rd)
<A> <楽> コンテ
イナズマイレブンGO
イナズマイレブン(4Y)
<A> <楽> コンテ
BLADE ブレイド
<A> <楽> コンテ
2010
WOLVERINE ウルヴァリン
<A> <楽> 絵コンテ
2009
RIDEBACK ライドバック
<A> <楽> 絵コンテ
こばと。
<A> <楽> 絵コンテ
2008
チーズスイートホーム
<A> <楽> 絵コンテ・脚本
秘密(トップ・シークレット)~The Revelation~
<A> <楽> 絵コンテ
魍魎の匣
<A> <楽> 絵コンテ
2007 ピアノの森 監督
もやしもん
<A> <楽> 絵コンテ
2006 太陽の黙示録<TV> 監督・絵コンテ
2005
2004
MONSTER
<A> <楽> 監督・演出・絵コンテ
wiki
ごくせん
<A> <楽> 絵コンテ
2003
2002 花田少年史<TV> 監督・絵コンテ
アベノ橋魔法☆商店街
<A> <楽> 演出
ちょびっツ<TV> 絵コンテ
2001
2000 ケロちゃんにおまかせ! 監督
Di Gi Charat サマースペシャル2000 監督・脚本・絵コンテ
1999
1998 火聖旅団ダナサイト999.9 監督
MASTER KEATON マスターキートン
<A> <楽> 監督
1997
1996
1995 あずきちゃん ホワイト・バレンタイン 恋のチャンスがやってきた!! 監督
あずきちゃん(1~4Y)
<A> <楽> 監督・演出・絵コンテ
1994
モンタナ・ジョーンズ
<A> <楽> 演出・絵コンテ
1993 アル・カラルの遺産 絵コンテ
1992 コロンブスの大冒険 絵コンテ
カリメロ(2nd)
<A> <楽> 監督
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
超時空騎団サザンクロス
<A> <楽> 演出・絵コンテ
1983
1982
1981
黄金戦士ゴールドライタン
<A> <楽> 演出
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1963
1962
1961 3'11 山梨で誕生

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メイドインアビス 深き魂の黎明
<A> <楽>
高橋賢
垪和等
森賢(演)
倉田英之(脚)
富田美憂
伊瀬茉莉也
井澤詩織
森川智之
水瀬いのり
★★★☆
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 秘境の大穴“アビス”の探索を進める人類。その中でアビスの深層で行方不明となった探窟家の母と合うべくリコとアビス生まれのロボット生命体レグは階層を重ねて低層へと向かっていた。第四層で大怪我を負ってしまったリコは、そこで出会ったナナチという不思議な姿をした人間より治療を受けて復帰した。だが第五層には、探窟家の最高峰にして、ナナチをこんな姿に改造した凶人“黎明卿”ボンドルドが待っていた。そこで、ボンドルドを父と呼ぶプルシュカと名乗る女の子に出会う。

 つくしあきひとによる漫画「メイドインアビス」。これはアビスと呼ばれる深い縦穴に潜っていく一人の少女リコと意思を持つ人工生命体の少年レグの物語である。この作品の特徴は、ことさら強調することなく、残酷さを描くと言うことになろうか。絵柄はとても可愛いもので、一見萌えを強調した漫画のように見えながら、内容はとてもハード。ただしそれはホラー的なものではなく、生物が生きるために必要なものとして捕食や排泄といったものを人間の側だけでなく、アビスの中に棲息する動植物にも適用している。つまり人間の方も捕食される側として描かれていく。食う食われる関係が対等の中、サバイバル術と知恵(とレグの不思議な機構)によって最奥へと入っていく話になっていく。
 そこがまずテレビシリーズとしてあって、リコとレグは、アビスの中で訓練を受けたり、死にかけたり第四層から第五層へと向かう中、ナナチという半獣人のようなキャラと仲間となる。そしてそのナナチをこんな姿にした存在こそボンドルドという人物で、彼を超えなければ第六層へと行くことは出来ない。
 ここでちょっとややこしいのが、ボンドルドも探窟家であり、人間側に付く仲間のはずなので、話をすればあっさりと通す可能性もあるのだが、前提条件としてボンドルドを強烈な変態キャラに設定したことで、彼を倒さねば先には行けないとしてしまった。
 この辺説得力が薄い気もするのだが、人間同士のコミュニケーションはどんな場所でも難しいと言うことにしておこう。
 その前提条件を飲めさえすれば、この作品はものすごい作品になる。
 ほぼこの作品はボンドルドの変態性を示すだけにあると言っても良い。
 ボンドルドはある意味では人間にとっては最も大きな希望である。危険なアビスから得られた知恵は地上でフィードバックされ、様々な科学的エネルギー的問題を解決する糸口となっている。彼の存在は地上の人間にとっては英雄そのものである。
 ボンドルドはアビスを探索することに全てを賭けている。アビスの探索を続けられるならば、命まで安いものと投げ出すほど。というか、既に投げ出してしまってる。今ボンドルドの本体は白い笛になっていて、その笛を手にした改造生命体がボンドルドの名前を継いで探索を続けることになる。実質笛が壊れなければボンドルドの意思と知識はいつまでも継承される。
 だからボンドルドがここですべきことは二つある。一つはアビスの探索を続けること、もう一つは下層に耐えられる強い生命体の開発となる。強い自分の肉体を作ることが大きな目的になっている。そのためには人間を含めた他の生物を体のベースにしてしまう。アビス探索に賭ける彼にとって、既に献げた自分の命も含め、他者の命を使うことに全く躊躇はない。
 ボンドルドは定期的にアビスで得られた膨大な知識を地上に送る一方で、多くの人間の生け贄を求める。それは肉体改造のベースとして、自らの肉体として、そして生体電池として。既に多数の人間が犠牲になっているし、ナナチもその過程で改造されてしまった存在である。
 主人公三人はそんなボンドルドを父と呼ぶ少女プルシュカとの交流があるのだが、観てるこちら側としては、プルシュカはもう助からないものとして観ているため、緊張感というか「先を観たくない」という思いを抱きながら観ていく。プルシュカが純粋であればあるほど、愛情深くあればあるほど悲しみは増す。しかしそれでもプルシュカに求めるものは純粋さである。この矛盾を抱えて観なければならないので、ストレスが大変増す。しかし作品自体が面白いので目が離せない。
 オチとしては、まさにこれしかないというところに着陸して物語としては納得するのだが、ストレスが溜まるのと、現在未完の物語の本当の決着に思いを馳せてしまうため、気持ちがすっきりはしない。
 それにリコは第六層に行けさえすれば良いため、通過用の白笛をもらって(これが難しいんだが)、ボンドルドが認めてくれればそのまま降りていける。オチを知ると、やっぱり交渉でなんとかなったんじゃないか?と思ってしまうところが問題なんだが。
製作年 2020
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
メイドインアビス <A> <楽>
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上戸彩
神木隆之介
池脇千鶴
福田麻由子
宮迫博之
田中敦子
松本梨香
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ウド鈴木
黒沢かずこ
高田純次
★★★★
物語 人物 演出 設定 思い入れ

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