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桑田佳祐言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん(書籍) _(書籍) |
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1990 | 稲村ジェーン 監督・音楽・出演 | |
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1981 | モーニング・ムーンは粗雑に 企画・音楽 | |
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1978 | マジカル7(セブン)大冒険!<TV> 出演 | |
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1958 | ||
1957 | ||
1956 | 2'26 神奈川県で誕生 |
稲村ジェーン 1990 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1990日本アカデミー新人俳優賞(加勢大周)、話題賞、音楽賞 1990ブルーリボンスタッフ賞(桑田佳祐と音楽スタッフ) |
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1970年代。湘南稲村ヶ崎は徐々にサーフィンのメッカとして知名度が上がっていた。そんな稲村ではぐれサーファーと呼ばれるヒロシ(加勢大周)は骨董屋のバイトを続けながら、伝説の大波“稲村ジェーン”が来る時を待っていた。マサシ(的場浩司)という昔の不良仲間がヤクザと関係を持ってしまい、そのとばっちりで逃げ回ったり、その途中で奔放的な女性波子(清水美砂)と出会って稲村に連れてきたり…そんな中でも時代の波は着実に彼らにやってきていた… 1970年代に結成され、未だに大人気を誇るサザンオールスターズの桑田佳祐の第一回監督作品。 当時は“あの桑田佳祐が!”的な宣伝がなされ、初日には凄い数の人が集まったらしい。 確かにここで画面に合わせて歌い踊る人の群れを観るだけでも一見の価値はある。サザンの歌の持つパワーに酔いしれることはできる。 …しかし、他に何があるだろう? 正直、今思い出してもストーリーはあんまり思い出せない。思い浮かぶのはサザンの歌と、それに合わせたショットだけ。後は熟年キャラがほとんど動かないながら、良い役やってたと言う程度か。 なんにせよ主人公達が異様なくらいに影が薄い。それなりの役者を使っているにもかかわらず、この存在感の薄さは一体なんだろうか? 思うに、これは“人間をどう撮れば格好良いか”という事をすっぱり諦めてしまった結果なのだろう。監督は映像畑の人じゃないから、歌はともかく、そう言う事は全然興味なさそうだし、演技指導のためにスタッフの人員を割くこともしなかったのだろう。だから、結果的に動いてない画面の方がまだまし。と言う程度になってしまい、キャラが動き出すと、途端に見てられなくなる。絵じゃないんだから、それくらいは考えろよ。 既に1990年に入っているが、1980年代の映画はこんなのが多かったなあ。と、ふと思う。 …少なくとも桑田佳祐第二回監督作品は出さないか、出すとしてもストーリー性があるミュージッククリップに止めておくのが良いんじゃなかろうか? |