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きのう何食べた? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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同性愛者のカップルである弁護士の筧史朗(西島秀俊)と美容師の矢吹賢二(内野聖陽)。二人はお互いの家族にも認められ、だいぶ安心して生活していたが、そんなある日、史朗は賢二に、賢二の誕生日プレゼントとして延び延びになっていた京都旅行に行こうと誘う。喜びつつも、いつもとは違う史朗の態度になぜか不安な気持ちに襲われる賢二だったが… 2019年にテレビ公開されたよしながふみ原作漫画の同名ドラマの映画化作品。弁護士で節約家の筧史朗と美容師で開けっぴろげな性格の矢吹賢二のゲイカップル二人のちょっとしたすれ違いなども含めて、食事を中心とした日常生活を描く作品で、まさにその食事中心というのが大きな特徴になっている作品だった。 その劇場版がどうかというと、本当にそのままテレビの延長といった感じなんだが、まさに視聴者が求めているのはその延長の話なので、これで良し。ちょっと豪華なテレビ作品。これで問題ない。 この作品の物語では男女関係で、夫婦の関係の話としても成り立つのだが、ゲイの場合は制度的にも実際の生活にあっても男女の夫婦とはだいぶ違う。法律上でも縛られないし、お互いの恋愛事情には不干渉のはずである。お互いにそれを割り切っているようで、割り切れない二人という微妙な関係が面白い。だから一見夫婦関係のようでもあるが、違うところが恋愛作品として面白いところだろう。凝っているが節約して料理するのが男性というのも良い。自分が食べるものでなくて、人が食べてくれるものを作る事のプレッシャーや楽しみなんかも、女性ではなく男性だから共感が深い。 物語としても時にお互いに振り回され、時に嫉妬の感情も覚え、そして基本的にはお互いをいたわり合う。その感情の流れが本作の醍醐味だろう。 また現在法的に結婚が許されないカップルであり、子どもを持つこともできないことから、様々な制約を受けてしまう二人が、常に社会と向き合っていくことが重さというか硬さにもなっている。そこらへんの複合的な部分がとても好きだ。 個人的に言っても恋愛とか夫婦の危機とか言う話は少々苦手なタイプなのだが(一方では耽美系も合わないのだが)、本作ではそれも含めて楽しめるので、不思議と馬が合った作品でもある。 テレビシリーズ含めて結構お気に入り。 |
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