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根岸弘
ねぎしひろし

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1999 天地無用!In LOVE2〜遥かなる想い
1998
1997
1996 天地無用 in LOVE 監督
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
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天地無用! in LOVE2 遙かなる想い
<A> <楽>
森尻和明
真木太郎
三浦亨
長谷川康雄
井上博明(製)
あまみやまさはる(脚)
菊池正美
折原愛
高田由美
井上喜久子
水谷優子
天野由梨
横山智佐
小桜エツ子
青野武
子安武人
緒方賢一
高木渉
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 柾木家でいつものごとくケンカをはじめた魎呼と阿重霞から逃げ出した天地は、誰かからの呼び声が聞こえ、そのまま失踪してしまう。半狂乱となり、天地を探して日本中を旅する魎呼と阿重霞がようやく天地を見つけた時、天地は記憶を失い、見知らぬ女性と同棲していた…
 劇場用としてはこれが3本目に当たる作品(TVシリーズをベースとしたものとしては2本目に当たる)。一応私はこの作品のファンなんだが、ただ私が好きなのはひたすらマニアックに、膨大な設定を持つオリジナルの流れを汲むものだけで、TV版は実は嫌い。
 そのTV版をベースにしていることは事前情報で分かっており、更に前作『天地無用 in LOVE』はほとんどクズ。だからこの作品はほとんど観る気になれなかったが、一応抑えておこうという程度の気持ちでビデオで拝見。
 とりあえず、「『天地無用!』を使ってこんな作品も作れますよ」という主張だけは分かった。とりあえず画面は綺麗で、アニメ技術の進歩なども感じることは出来たものの、思った通りの展開をとにかく引き延ばしてなされる物語に、観ている間はひたすら退屈なだけだったし、観終わってからも、「だから何なの?」という感想でしかない。
 そこそこネームバリューのある『天地無用!』のキャラを使って70年代の雰囲気を作りたかったんだろうが、それは上手く機能しているとは到底言えず。失笑する以外なにも出来ない。せめて演出さえ良ければそこそこ観られたものになっただろうけど。
 評価すべき点として画面の綺麗さは上げられよう。特にくすんだ木造住宅の質感や狂い咲きの花の圧倒的な美しさなど、確かに綺麗だ。しかし、演出上、“綺麗さ”というのは副次的なものに過ぎない。演出というのは時間のコントロールであり、物語性を画面に引っ張り出すかと言う点こそ重要。画面の美しさは物語を映えさせるためにこそある。物語とは全く違ったところで綺麗なだけでは魅力は無い。
製作年
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
歴史地域
関連
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天地無用 in LOVE
<A> <楽>
ますなりこうじ(演)
ネギシヒロシ
月村了衛(脚)
菊池正美
折笠愛
林原めぐみ
高田由美
横山智佐
小桜エツ子
森川智之
水谷優子
青野武
大友龍三郎
天野由梨
小林優子
物語 人物 演出 設定 思い入れ
 団欒中の柾木家。その中で父の録った8mmフィルムを上映していた天地の身体を突然の痛みが襲う。危ないところを助けられた天地は鷲羽から、時空を歪める事を画策する犯罪者が、なんと天地の母を殺しに行っていると聞かされる。それを防ぐには過去に戻り、その犯罪者を倒すこと!柾木家の面々は過去へ向かい、そこで若き頃の天地の父と母とに出会う。運命の時は刻々と迫る中、皆は天地を守れるのか?

 この作品、初めてOVA版を観たときは衝撃を受けたものだった。約7年間離れていたアニメを再び見だすようになるくらいの衝撃だった(笑)そう言う意味では、私をオタクの世界に引き戻した罪深い作品であった訳だが…
 問題はその後のTV版。これが又、全然面白くないのだ。OVA版にあったストーリーの緻密な計算も、膨大な量の設定も活かされず、やっつけ仕事で終わらせてしまった感じとなった。
 TV版は結局キャラの魅力だけの作品になったが、キャラ萌えと言うものがない私にとっては、そんなもん犬にでもくれてやれ!としか思えない。
 そして劇場版第1作目の本作品はTV版をベースにしている。
 それだけで観る気が失せたのだが、それで映画観に行く私も馬鹿

 そしてその結果、やはり私は馬鹿であることをつくづく感じさせられた。
 最早何というか、物語にさえなっていないのである。唐突に過去に行ってしまう設定(年齢を思いっ切り偽り、天地の母の同級生になる奴だっている)や、意味もなく霊気の集まる東京タワーや寺の結界、理由もない天地の母の力の解放。全て間に合わせで作ったとしか思えない。

 OVA版が好きなだけに、それを完全に無視して作られた本作品。これを認めたくはない。
製作年 1996
製作会社
ジャンル
売り上げ
原作
書籍名 <A> <楽>
著者名 (検索) <A> <楽>
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